この夏休みには、いくつか見ておきたい展示会がある。暑いからお盆が過ぎてから行こうと思っていたが、この展示会は8月20日までだから、8月に入る前に行くことにした。名称は「実はすごい!筑豊の化石展」として、いつもお世話になっている方のコレクションを公開するもの。場所は飯塚市歴史資料館で、JRの新飯塚の近くにある。ついでだからもう一つ直方にある直方市石炭記念館に寄ってから行くことにした。こちらは鉄道関連の見ておきたいものがあるので、前から訪問を考えていた。結果しては暑い中を歩いたので少々体調を崩してしまったが休んでいるから大分回復したところ。
化石展示は二階に 2024.7.30 以下も
飯塚市歴史資料館の常設展示には化石に関する展示はなく、化石展部分だけをじっくり拝見した。さすがに大量の標本のコレクションである。ここではあまり内容に踏み込まないから、化石に興味のある方はぜひご覧いただきたい。
コレクションの主体は筑豊に産する中生代白亜紀と新生代古第三紀の化石である。博物館に寄贈された標本もあるが、レプリカを作ってご自分でも「分身」を残しておられる。そういうことに関連したお仕事の方だから、その質も非常に高い。
白亜紀魚類アミア類の鱗の密集(レプリカ)
始新世哺乳類アミノドン左下顎犬歯 (レプリカ)
1時間ぐらい観覧して帰った。直方で見てきたものについては次回までにいろいろ調べてここに掲載する予定。4日しかないから十分な調査はできそうにない。