温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

作詞家藤田まさと先生の「流転」の意味No6

2014-06-08 21:00:00 | 作詞家藤田まさと先生

久しぶりに「流転」の歌詞の意味について、コメントが寄せられた。
「「三七」はいったい何なのか・・・!!!???
博打にはサイコロ,花札があり,この歌詞には両方が含まれているのでしょう。
花札(おいちょかぶ)では、手札とめくり札を合計した数の末尾が九または九に最も近い者が勝ちとなります。
三六(9)なら勝ち、三七(10)なら外れとなり、人生流転となるのでしょう。
あくまでも私見です。」

コメントありがとうございます。
私の「藤田まさと先生の流転の意味」に毎月必ず2、3人の方が訪れる。
おそらく、カラオケで歌っているうちに、あるいは巷で耳に流れてきた時に、そのフレーズ「賭けて 三七 賽の目(二十一目)崩れ」の意味が分からず、インターネットで調べようとして、ここまでたどり着いたのだろう。
しかして、この意味のズバリといえる結論は、でていない。
サイコロ説(!?)、オイチョカブ説(!?)、歌詞のゴロ合わせ説(!?)など、いろいろコメントが寄せられた。
きっと、どの説も正しいのだろう。
藤田先生があの世とやらへ参られてしまって、今となっては正解を教えていただける方はいない。
それにしても、いつまでも話題が絶えないこの「流転」は、いつの時代でも日本人の心をとらえ愛され続けている、いい曲なのだろう。
牧之原市の誇りである。
http://www.city.makinohara.shizuoka.jp/bg/profile/ent/1101.html

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賽の目くずれ (通りすがりの人)
2016-12-12 17:31:02
はじめまして。
私、趣味で言葉遊びの「雑俳」と言う「笑点」の様な事を大の大人が案外本気で取り組んでいる会に所属している者でございます。
今回、何故こちらのブログにたどり着いたかを申しますと、近々臨時の勉強会を催すにあたり出された兼題が「物者附(ものはづけ)」と言う種目になりました。
「○○であるするものは」と言う形式で出題されるのですが「○○」の部分を裏に隠して、表現上は別の言葉で裏のお題を想像させる句を作らねばなりません。
今回の兼題に「鳥であるするものは」と言うお題が出まして十名ほどの同人が各々八句出句、計八十句の中から秀句を八句選ぶにあたり中に「賽の目」という投吟が見られました。この句の裏にあるべき「鳥」のもの事は何であろうかと考えておりました。
おそらく「渡り鳥」、もしくは「旅烏」の「賽の目次第の旅から旅へ」的な演歌の歌詞から
前記ののどちらかを込めた句でであろうと読んだので、そのような歌詞の歌が有るかとPC上で探しておりましたところ貴方様のブログを拝見するに至りました。

さて、前置きが長くなりましたが貴ブログの中に「流転」の歌詞中「男命を みすじの糸に 賭けて 三七 二十一目(賽の目) くずれ」の意味が…を拝見致しまして「裏は何だろう?」と考えてみました。
後の映画の内容なども参考に私なりに想像致しました。
二十一は単に三と七を掛けた数字と言うよりも、サイコロの面がそれぞれ方位を表す…「一天地六」「南三北四」「東五西二」の反対両面の和が七であり、且つ全ての面に方位の意が含まれておる様ですので、この「一・六」「三・四」「五・二」の七目掛ける三組の「三七」
なのだと思います。つまり流れ流れて「天地四方」のどこにも身を置く場所が無いほどその身を持ち崩しててしまった。「賽の目崩れ」のはみ出し者だと言っているのではないでしょうか。

三は「三筋の糸の三」と「三組の七目」の「三」の掛け調でもありましょう。
あとに続く「浮世かるたの 浮き沈み」博打の札の裏表、浮き沈みに人生をなぞらえたものてしょう。

昔の演歌の作詞家は都々逸における造詣がかなり深く七五調あるいは七七調での作詞がその殆どで七音の内訳も都々逸の「三・四 四・三 三・四 五」のリズムを踏まえて作詞されているように思えます。
おそらく演歌のリズムが単調にならずに尚且つスムーズに聞こえる様な語彙運びにする事
が身に付いていたのではないでしょうか。
演歌には粋で素敵で泣かせるフレーズが沢山あり私の様に「雑俳」を志す者にとっては大変勉強になる
「学校じゃ教せえない」教科書なのです。
末永くご健勝でブロクをお続けになられる事を心よりお祈り申し上げております。

生意気な事を長々と書きなぐり失礼いたしました。

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