普段は、野党を、国民を煙に巻きながら、のらりくらりと受け流していく処世術・・・。
しかし、窮鼠の状態になれば、なりふり構わず、また身内の自民党のコミュニケーションもままならないまま、強引に決着を付けようとする・・・。
岸田総理の信条、信念というものは、結局最後、急ブレーキ、急ハンドルによる衝突回避・・・。
こんなやり方を国民は冷静に見ている・・・。
今まで少し強引な権力で、野党の追及や国民の支持率の低迷をもはねのけていた岸田総理の信条・・・。
しかし、政治資金規正法改正における180度方向転換は、いったい今までの信念はどこに消え失せたのか・・・。
決着の期日を設定して、それから逆算しての弱音根回しの風見鶏・・・。
こんな総理、自民党が、はたして国民に支持を得られるのか・・・!?
公職選挙法とともに、金のかからない選挙、政治を目的として制定された政治資金規正法・・・、ただし、一方でザル法と、抜け道ばかりの金まみれ政治を逆に作り上げる結果となっている。
悲しいかな、今回政治資金規正法の改正が、その悪性法律で無駄な税金を納める国民議論のレベルまで下げることなく、小手先の改正で採決されようとしている・・・。