今、蘭系のオサランが花を咲かし始めた・・・。
個体が集まった姿で、それぞれ小さな花を細々と(!?)咲かせる・・・。
いつものように水だけを与え、それでも元気よく育ち花を咲かせるオサランだが、今年のオサランの花は、なんとなく例年に比べ小さい・・・。
決して元気がない、あるいはもう寿命と言うことはない。
これからも元気よく育ってくれると思うが、考えるに、今年の植物の育ちは例年に比べ、少し異常・・・。
盆栽の、例えば黒松を見ても、いつもは冬を越した新芽は、次第に丸く先のとがったドングリを小さくしたような形になり、その内徐々に松葉が成長していく。
しかし今年は、春先に冬場の冷気が残り、黒松の新芽の出方が遅いと感じていた・・・。
ところが、冬から春にかけ、一気に暖かい風を受けた黒松は、堰を切ったように新芽を成長させ、これも例年にない成長ぶりで、単に葉が成長していくのではなく、いわゆる「ミドリ(松の新芽)」が長く成長し、盆栽では忌み嫌う「徒長枝」(とちょうし:間延びする枝)化していった。
今年の盆栽管理は結構難しいが、こと自然に育つオサランでさえも、花が普段と比べ小さく、申し訳なさそうな様子・・・。
まあいい、育ての親が、満足に管理せず、なおかつ栄養となる肥料などを与えない育てかたをしているからだ・・・。
こんな管理では、大きい花をつけるわけがない・・・。
今年のオサランを玄関に置くことができたこと自体、ありがたく思わなければ・・・。
【写真↓:ちょうどこれから暑い玄関を涼しげにさせる緑葉のハゼと一緒に、オサラン。】
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