温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2024 年金支給額のアップ・・・

2024-06-13 07:00:15 | 日記・エッセイ・コラム
昨日年金支給額改定通知が来た、なんと、月数千円、年に換算すると数万円と言う増額・・・ありがたいものだ・・・。

とはいえ、それ以上に物価が上昇しているので、実質目減り・・・!?
でも、増額があるために、厳しい生活費の足しになり少しは助かるので、まずはありがたいことと喜ばなければならない。

ただ・・・、今私たちが受ける年金は、我々より年下の若者が、今一生懸命働いて納めている年金保険料を原資としている・・・。

私たちは、ただもらうばかりで、若者に何も恩返しをすることができない・・・。

とは言っても、私たちも過去の境遇は同じ・・・、若い頃一生懸命働いて納付した年金保険料が、私たちの先輩の年金給付になっていた・・・。

なんとなく、年金制度が切ないものに見えてしまう・・・。
いつかは、この負の連鎖を解消し、自分が支払った年金保険料が自分の将来に給付金として戻ってくる仕組みにしなければ、働く意欲がわかなくなる・・・。

ましてや、今後の若者への年金給付金の支給額は、先細りする一方との予測がある・・・。

自分の年金は自分が支払った保険料で、先細りする保険給付に対して、何とか足しにするため、iDeCo(イデコ)のような商品が出てきたようだが、所詮、公的年金と個人年金の掛け持ちは、よほどの生活費に余裕がなければ、両立は難しいだろう・・・。 

今、年金制度改革を検討しているようだが、いずれにしても、割に合わないのは今の若者・・・、現行老齢基礎年金に当たる年金保険料の納付は60歳までだが、それを65歳まで延長しようとするようだ。

要は、今後増え続ける年金受給者対策に、若者の働いて納付する保険料が充てられることには変わりない・・・。

将来の年金があてにならない今の若い世代は、なおかつ今の生活費を切り詰めて年金を支払い続けなければならない・・・。

国は、せめて若者が働くことに意欲を持てるよう、そして、生活費の大半が子育てに回らないよう、制度の金銭的助成、制度的支援を手厚くしていかないければならない・・・。

若者だけ苦しみ老人がのほほんと生活する世の中では、そのうち老人は若者から見捨てられる・・・。
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