久しぶりにセッコクの手入れをする。
最近は、盆栽のほうに手をかけ、風蘭、セッコク、春蘭などは手を抜いてただ水やりをしていただけ。
でも、さすがに、鉢からはみ出すほどの威勢のいいセッコクがあれば、一方、世代交代により枯れてきたものもある。
これらを整理し、これから迎える春の温かい気候を待つ。
さすがにこの日は、風が強く冷たい。
ただし、風にあたなければ結構暖かく感じられるので、植え替え作業は作業場で。
だいぶさみしくなったセッコクだが、小さい芽がこれから成長しにぎやかになるだろう。
次は、鉢に植えていたセッコク。
どうも威勢がよくない。こういう時は、鉢の中の状態が湿り気気味で、根の成長が悪いのが一般的。
案の定、普通なら根が鉢の内回りを行き場所がなくグルグル回っているのだが、このセッコクの根は、ほんのわずか。
根に絡んでいた水コケをほぐして根を出すと、黒く威勢の悪い根が細々と出てきた。
セッコクは、どうもミズゴケでの育成は向かない。
今回は、日向土で育てることに。
まずは、底に中粒の軽石を敷く。
次は、日向土で育てていたセッコク。こちらは威勢がよく、余分なシノブも威勢がいい。
教本によっては、根はそのままにして植え替えるという言うが、私は根を適当に切る。
それで今まで成長が悪くなったということはない。
次は厄介な、それこそ成長著しい元気いいセッコク。
この場合、根が鉢の中に充満し、なおかつ鉢にこびりついて、なかなか鉢から取り出せない。
場合によっては鉢を砕く場合もある。
私の場合は鉢を再利用するので、アルミ棒で何度も差し、根と鉢の間に隙間を入れる。
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