写真エッセイ&工房「木馬」

日々の身近な出来事や想いを短いエッセイにのせて、 瀬戸内の岩国から…… 
  茅野 友

にっぽん清流ワンダフル紀行「錦川」

2006年06月22日 | 季節・自然・植物
 今から1ヶ月前のことだった。ハートリーを連れて錦帯橋へ散歩に行ったとき、ある出来事に出くわした。

 上流から大きな犬と男を乗せたカヌーが下ってきた。その後を、5人乗ったゴムボートが追いかけている。

 近寄ってみると、カメラを抱えているテレビクルーのようであった。川原で待機しているスタッフに聞いてみた。

 NHK BS hiビジョン放送でやっている「にっぽん清流ワンダフル紀行」という番組で、錦川のカヌー下りを撮影しているところであった。

 ネットで調べてみると、毎週土曜日の19時半から、日本有数の清流の川下り紀行を放映していることを知った。

 今まですでに、木曽川・四万十川・旭川・仁淀川など、水と景色のきれいな川を放映している。

 次週6月24日には、いよいよ我が岩国の錦川が放映されると番組表に書いてある。忘れることなく必ず見なければいけない。

 理由はただひとつ。ひょっとするとハートリーが手を、いや尻尾を振っているのが写っているかもしれないからだ。

 川下りのカヌーには、背の高いイケ面のある俳優と、大きなゴールデンレトリバーが救命胴着を着けて乗っていた。

 それが錦帯橋の下をくぐり抜けた所の土手にハートリーは立っていた。近づいてくるカヌーに向って尻尾を振ったとき、ゴールデンも尻尾を振って応えてくれた。

 そのシーンを確かにNHKのカメラは川面から捉えてくれたように私は思った。果たして私の思っているような画面が1瞬でも放映されるかどうか、この1週間、私の最大の関心ごととなった。

 皆さん、名橋・錦帯橋と、いつもお世話になっているハートリーの姿をご覧になりたい方は今週の土曜日、19時半にNHK BSを見てください。
(写真は、日本のワンダフルな清流「錦川」)