早めの昼食を食べ終え、13時からの全国高校野球山口県大会の優勝決定戦をテレビ観戦する準備を整えた。
サイレンが鳴り、いよいよ試合開始となった。岩高のスタメンは今まで通りだ。予選を通してまだヒットの出ていない3番バッターの岩田は、依然として今日も3番に座っている。私は、昨日と同じように手作りしたスコアーブックをつけながら観戦した。
初回、先攻の岩国は当たっていなかった3番・岩田がヒットを放つなど、ヒット3本を集めて2点を先取した。しかし、その裏、ピッチャー高木は立ち上がりを攻められ、同じようにヒット3本を打たれて2点を入れられる。
2対2の状態で4回の表、岩高の攻撃となった。1本のヒットとエラーをからめて1点を追加して終わった。ピッチャー高木の調子は尻上がりで、球威もあり制球も良い。7回を終わって許したヒットは僅かに3本。8回の裏、先頭のピンチヒッターにヒットを許し、1打同点のピンチを迎えたが、2人の打者を抑えて無得点とした。
9回の裏、大きな歓声の中、難なく3者凡退に打ち取り、14年ぶりにノーシード校の優勝となった。岩高としては、3年ぶり4回目の夏の甲子園である。
この5月のことだった。会長旗杯争奪戦を柳井球場に見に行った。熊毛南高校に完敗した。ピッチャー高木は制球が悪く、夏の大会はまったく期待できない試合ぶりであった。そんなこともあって、今年はベスト8さえ難しいと私は独断していた。
ところが、結果は優勝で終わった。テレビの解説を聞いていると、あの後、高木は走りに走ったという。足腰を見違えるように鍛えたという。それもあって、制球力が付いたのだろう。よくやった。
試合が終わったあと、岩高に電話で訊いてみた。夕方6時から、市民会館前で優勝報告会が開催されるという。早くから行って待った。6時過ぎ、バスに乗った選手が戻ってきた。市民会館の入り口階段に椅子がセットされている。
祝辞・監督挨拶・選手紹介・主将挨拶・応援団とブラスバンドによる校歌斉唱などの行事が開催された。こんな会に初めて出席したが、気分が青春に戻ったように感じた。今度は甲子園で、また力一杯のプレイを見せて欲しい。岩高、おめでとう !
(写真は、市民会館前での「優勝報告会」)
サイレンが鳴り、いよいよ試合開始となった。岩高のスタメンは今まで通りだ。予選を通してまだヒットの出ていない3番バッターの岩田は、依然として今日も3番に座っている。私は、昨日と同じように手作りしたスコアーブックをつけながら観戦した。
初回、先攻の岩国は当たっていなかった3番・岩田がヒットを放つなど、ヒット3本を集めて2点を先取した。しかし、その裏、ピッチャー高木は立ち上がりを攻められ、同じようにヒット3本を打たれて2点を入れられる。
2対2の状態で4回の表、岩高の攻撃となった。1本のヒットとエラーをからめて1点を追加して終わった。ピッチャー高木の調子は尻上がりで、球威もあり制球も良い。7回を終わって許したヒットは僅かに3本。8回の裏、先頭のピンチヒッターにヒットを許し、1打同点のピンチを迎えたが、2人の打者を抑えて無得点とした。
9回の裏、大きな歓声の中、難なく3者凡退に打ち取り、14年ぶりにノーシード校の優勝となった。岩高としては、3年ぶり4回目の夏の甲子園である。
この5月のことだった。会長旗杯争奪戦を柳井球場に見に行った。熊毛南高校に完敗した。ピッチャー高木は制球が悪く、夏の大会はまったく期待できない試合ぶりであった。そんなこともあって、今年はベスト8さえ難しいと私は独断していた。
ところが、結果は優勝で終わった。テレビの解説を聞いていると、あの後、高木は走りに走ったという。足腰を見違えるように鍛えたという。それもあって、制球力が付いたのだろう。よくやった。
試合が終わったあと、岩高に電話で訊いてみた。夕方6時から、市民会館前で優勝報告会が開催されるという。早くから行って待った。6時過ぎ、バスに乗った選手が戻ってきた。市民会館の入り口階段に椅子がセットされている。
祝辞・監督挨拶・選手紹介・主将挨拶・応援団とブラスバンドによる校歌斉唱などの行事が開催された。こんな会に初めて出席したが、気分が青春に戻ったように感じた。今度は甲子園で、また力一杯のプレイを見せて欲しい。岩高、おめでとう !
(写真は、市民会館前での「優勝報告会」)