購読している毎日新聞の「はがき随筆」という欄を、毎日欠かさずに切り抜き、優秀な作品を「岩国エッセイサロン」の月例会にコピーして持っていっている。
購読していない新聞の読者投稿のエッセイを読むため、週に1度は図書館に行く。
今日の午後、運動不足の解消を兼ねて、自転車に空気を足しゆるい登り坂をこいで、錦帯橋に近い小さな図書館に出かけた。
各社の新聞が過去1か月分棚に重ねておいてある。半分くらい取り出して長椅子に置き、1部づつ広げて、目当てのエッセイを読んでいた。
ある日のその欄を開いたときに、あってはならない姿になっていた。読みたい欄が、手で切り抜かれてなくなっている。
「こんなことをする馬鹿なやつがいるんだな」と少し腹が立つ。その数日後の新聞を開いた時、私の顔が紅潮した。
こんどは、同じ欄の1部分が、きれいにはさみで切り抜かれている。「う~ん」思わず声を出してうなってしまった。
手でちぎることも、はさみで切り抜くことも、どちらもいけない。図書館でそこを読もうと思ってきた人がどう思うのか考えて欲しい。
新聞くらいで、そんなに怒らなくても……とはいかない。手でちぎったほうは、その時の出来心かもしれないが、はさみで切り抜いた方は計画的だ。
罪は1ランク重い。大げさに言えば、税金の一部をかすめ取った窃盗犯でもある。
これは子供の仕業ではない。公徳心のない、大の大人のやったことに違いない。見つけたときには絶対に許さん! おじさんは、これを書きながらもまだ怒っている。
(写真は、無残な形の「切り抜かれた新聞」)
購読していない新聞の読者投稿のエッセイを読むため、週に1度は図書館に行く。
今日の午後、運動不足の解消を兼ねて、自転車に空気を足しゆるい登り坂をこいで、錦帯橋に近い小さな図書館に出かけた。
各社の新聞が過去1か月分棚に重ねておいてある。半分くらい取り出して長椅子に置き、1部づつ広げて、目当てのエッセイを読んでいた。
ある日のその欄を開いたときに、あってはならない姿になっていた。読みたい欄が、手で切り抜かれてなくなっている。
「こんなことをする馬鹿なやつがいるんだな」と少し腹が立つ。その数日後の新聞を開いた時、私の顔が紅潮した。
こんどは、同じ欄の1部分が、きれいにはさみで切り抜かれている。「う~ん」思わず声を出してうなってしまった。
手でちぎることも、はさみで切り抜くことも、どちらもいけない。図書館でそこを読もうと思ってきた人がどう思うのか考えて欲しい。
新聞くらいで、そんなに怒らなくても……とはいかない。手でちぎったほうは、その時の出来心かもしれないが、はさみで切り抜いた方は計画的だ。
罪は1ランク重い。大げさに言えば、税金の一部をかすめ取った窃盗犯でもある。
これは子供の仕業ではない。公徳心のない、大の大人のやったことに違いない。見つけたときには絶対に許さん! おじさんは、これを書きながらもまだ怒っている。
(写真は、無残な形の「切り抜かれた新聞」)