初夏を通り過ぎて真夏日もあった今年の連休であるが、どんなに天気がよかろうとも家から1歩も出ることなく、素直に健気に毎日外出の自粛にこれ努めている。
新聞に掲載されている読者投稿の川柳に、同感できる面白いものが載っていた。コロナ禍の今、日々の暮らしの感染対策として、人との距離はできるだけ2m空けると示されている中、「オレなんざ もともと距離を 置かれてる」と詠んでいる。
職場で何かと煙たがれ、周りのものからいつも距離を置かれている男が詠んだ句であろうが、そんな扱われ方が、いま活きているというところが面白い。今の私は、周囲の人から距離を置かれているわけではなかろうが、この時期、人との交流は全くない状況が続いている。
そんな中、一人遊びをするとなるとDIYである。先日サンデッキを作った後、奥さんが「デッキの上に散らかっている上履の入れ物を作って欲しいわ」という。見ると、大小さまざまな上履きが乱雑にデッキの上に散らかっている。
他人との距離はあけられているが、奥さんとの距離まで空けられてはいけない。二つ返事で要請に応じることにした。材料は、解体したデッキのものがたくさんある。それを取り出して3段のラックを簡単に作った。
作った後に気がついたが、2*6材なので、奥行きが15cmしかない。これでは上履きの半分がはみ出てしまう。全く同じ寸法のものをもう1基作って一体化しなければいけない。
全く同じ寸法のものを別なタイミングで1から作るという作業は、結構時間がかかる。1基目の2倍近い時間をかけてようやく作り終えた。
完成品は結構重い。奥さんと2人がかりで持ち上げてデッキの上に据え付けた。「きちんと整理できるようになったわ」と、ご機嫌だ。これで奥さんとの距離が少し縮まったような気がするが、相変わらず3mくらいはありそうである。
外でおもいっきり遊びたいですね。普通の生活の
ありがたさを痛感しています。
外食もままならず、毎日内食ですが、作る人も大変ですね。頑張ってください。