写真エッセイ&工房「木馬」

日々の身近な出来事や想いを短いエッセイにのせて、 瀬戸内の岩国から…… 
  茅野 友

片想い

2004年12月16日 | 生活・ニュース
 あれは、今年6月のことだった。あることをきっかけにある出会いがあった。

 以来、その日のことを片時も忘れることが出来なくなった。またの出会いのために、毎日同じ努力を繰り返した。

 1ヶ月が経ち、違う場面で再び会うことが出来た。随分長い月日が経っていたように感じた。それからまた会う機会はなく、虚しい時が過ぎて行った。

こんなに思っているのに、相手は何ひとつ言ってはくれない。
 
 11月、久しぶりの三度目の出会いに、年甲斐もなく心がときめいた。「よし、また会えるよう押しの一手だ」と自分を鼓舞する。

 この半年、完全な片想いであるが、随筆の新聞投稿は止められない。
  (写真は、書き溜めた随筆原稿)