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バケツ稲は刈り取ったまま乾燥させていましたが、ようやく収量結果を確かめてみました(写真は右から1本苗、2本苗、3本苗の籾全量)。
今年は4つのバケツを用意し、1本、2本、3本、4本の苗を移植しました。土の量、肥料等は同じ条件にしました。皆順調に成育しましたが、9月上旬、4本苗のバケツを干涸びさせてしまい、うまく登熟できませんでしたので収量は参考値です。穂の数と籾の重さ(不稔の籾を含む)を計測しました。それぞれ1事例ずつの値ですので、苗の固体差も考慮してください。
1本苗の穂の数74本、全籾の重さ146g。2本苗の穂の数97本、全籾の重さ158g。3本苗の穂の数111本、全籾の重さ202g。4本苗の穂の数90本、全籾の重さ148g。
一本には大きな穂で充実した籾が150粒以上、不稔籾の多い穂で5、6粒。平均して100粒とすれば1本苗で7400粒。まさに一粒万倍。
この結果から苗の本数を増やしても必ずしも収量は上がらないという仮説をある程度裏付けられたとは思いますが、逆に予想外だったのは2本苗の結果が比較的悪かったこと。最後まで葉がしっかりしていた稲の姿からはもっとも良い結果を得られるのでは思っていました。
収量の最大化を目指すと、苗の本数や株数を増やすことになり、農薬に頼らざるをえなくなります。病害虫に負けないか、食味はどうかなどを考慮すれば、現在取り組んでいる2、3本の苗を粗植する米づくりで間違いないと思っているのですが。
今年は4つのバケツを用意し、1本、2本、3本、4本の苗を移植しました。土の量、肥料等は同じ条件にしました。皆順調に成育しましたが、9月上旬、4本苗のバケツを干涸びさせてしまい、うまく登熟できませんでしたので収量は参考値です。穂の数と籾の重さ(不稔の籾を含む)を計測しました。それぞれ1事例ずつの値ですので、苗の固体差も考慮してください。
1本苗の穂の数74本、全籾の重さ146g。2本苗の穂の数97本、全籾の重さ158g。3本苗の穂の数111本、全籾の重さ202g。4本苗の穂の数90本、全籾の重さ148g。
一本には大きな穂で充実した籾が150粒以上、不稔籾の多い穂で5、6粒。平均して100粒とすれば1本苗で7400粒。まさに一粒万倍。
この結果から苗の本数を増やしても必ずしも収量は上がらないという仮説をある程度裏付けられたとは思いますが、逆に予想外だったのは2本苗の結果が比較的悪かったこと。最後まで葉がしっかりしていた稲の姿からはもっとも良い結果を得られるのでは思っていました。
収量の最大化を目指すと、苗の本数や株数を増やすことになり、農薬に頼らざるをえなくなります。病害虫に負けないか、食味はどうかなどを考慮すれば、現在取り組んでいる2、3本の苗を粗植する米づくりで間違いないと思っているのですが。
2本植えでは、満足な収量が得られなかったという事でしょうか?
あまり、2本、3本とこだわるのも意味ない感じがしますが、参考までにご意見お聞かせください。