のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

冬のシンクイムシ?

2007年02月04日 | 梨の虫
立春を迎えて、裸ムシも外に出てきた…ってわけではありません。

ときどき一年枝の中ほどに1mmぐらいの穴が開いていて、何が入っているのかとどんどん刻んでいくと、時には5cm以上も空洞があって、その突き当たりにこんな裸ムシが越冬しています。

夏に果実に穴を開けるシンクイムシでしょうか。体がちょっ大きいし、色も赤みが強い感じです。シンクイムシの仲間ではあるのでしょうが、こんな枝の奥に潜んでいたなら農薬では防除できませんねえ。

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3 コメント

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蛾系ではないと思います (Sekizuka)
2007-02-05 15:44:17
カミキリムシ系では?
http://www.sumika-takeda-engei.co.jp/navi/gaichu08.html
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追加 (Sekizuka)
2007-02-05 15:46:20
防除方法としては針金を使って刺し殺すのが一般的かな。
バイオリサなんていう生物農薬もありますね。
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確かに蛾ではないかも (suginofarm)
2007-02-05 20:32:52
Sekizuka様

いつもながら適切な情報をありがとうございます。

開いた穴のまわりに糞のようなものも見られますので、ゴマダラカミキリの幼虫かもしれません。

しかし、幼虫の体長はせいぜい1cm+α。ゴマダラカミキリの成虫はもっと大きかったと思いますが、幼虫と成虫の大きさにはずいぶんな差があるんですね。あるいは別の種なのかもしれません。今度見つけたらもう少しよく観察してみます。

被害の枝はだいたい一年生の柔らかい枝ですので、針金を使って刺し殺しても枝をそのまま使い続けられるかはちょっと疑問です。結局、被害のところまで切り戻して、幼虫は鋏でチョッキリすることになりそうです。
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