のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

梅雨開けて真日照りひろき柔葉はみなぐつたりとわがごとくあり(前川佐美雄)

2008年07月21日 | 夏の梨畑
例年通り梅雨が開け、
暑い夏になるとあちこちから伝わってきます。
梨農家としてはこれほど望ましいことはありません。
今年も美味しい梨をお届けできると期待しています。

久しぶりの果実定点観測です。

春から見てきた豊水の実は55mmぐらいになっています。
まだこんなもの?と思われるかもしれませんが、
豊水の収穫までにはまだひと月以上もあり、
これから急激に生長していくものです。
まあ、こんなものでしょう。

豊水は今、大きくなりつつあるところで、
その重さに耐えられない実の軸が折れる「軸折れ」という
現象が見られます。
それが一段落したところで最終的な摘果を行います。
幸水の収穫開始の直前まで行います。

それでは幸水はどうかとみたところです。



これは特に大きな実を選んで横径を測って見ました。
78mmぐらいあります。
今年は実の太りが悪いといわれてきましたが、
ここに来て伸びてきたようです。
大丈夫です。
今年も大きな実になりそうです。



その隣にあった「かおり」です。
やはり78mmぐらい。
収穫まで2ヶ月近く。
この実は1kg以上の重量にまで大きくなりそうです。

こちらは幸水よりも早く収穫できる「愛甘水」。
昨年はほとんどをハクビシンに食べられてしまいました。
さて、今年は人の口に入るでしょうか。



こちらは10月下旬に収穫する「王秋」。
マンゴーではありません。



梨の収穫シーズンまであと2週間ぐらい。
作業場では段ボール箱が納品されました。
今年も梨園はにぎやかになりそうです。

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1 コメント

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今年も期待しています。 (田原彰治)
2008-07-21 21:40:14
 夏になり、梨も順調に生育しているみたいですね。
実家の母も楽しみにしているみたいです。
よろしくお願い致します。
 ところで、パネル印刷の秘技 プロパティの所で
見つけられました。何とかなりそうです。
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