のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

デザイナー、ライター、農場カメラマン

2015年02月15日 | まちづくり
14日、金丸弘美さんの講演会が市、公社,JA、道の駅の共催で行われました
会場は道の駅近くのJA支店会議室
眼下に手賀沼と水田が広がります
金丸さんは開口一番、サイクリングにいいところですね

講演タイトルは
地域資源を活用した「売れる商品づくり」と販路開拓について

全国の事例だけでなく、海外の事例を含めて
地域資源の活用のポイントを示唆してくれました

儲かっているところは女性向けの商品化をしている
そのためにデザイナーやライター、栄養士などの専門家を抱え
センスあるデザインコードで環境づくり、情報発信をしている
地元の女性スタッフを
戦場カメラマンならぬ農場カメラマンとして現場から情報発信するよう
抱えているところもある
これからの時代は環境や健康がポイントになる
手賀沼周辺にはぴったりなテーマ

先日の東大まちづくり大学院での演習でも指摘されたことです
参加者はなにか気づけたでしょうか

講演会後、現在市内で進められようとしている四つのプロジェクトを当事者が紹介し
金丸さんからアドバイスをもらうという貴重な機会となりました
終了後は農業法人が作る米粉パンを食べながら交流会に

この交流会もフリーな団らん、意見交換会ではなく、専門家Sさんのリードで
「手賀沼に10年後に起こる問題とは何か」とか
「手賀沼への社会の追い風とは何か」など、六つのテーマに
ひとり一人の思いを紙に書いて、それを整理してみようという
“ワーク”の試みが行われました
時間がなく各人の思いを出したままにしたために“ワークショップ”ではないとか

それを一時的に分類したのが上の写真
これが整理できたらその内容を道の駅のホールにでも掲げて
道の駅来訪者からも同じテーマについて意見を寄せてもらおうか
なんてアイデアも膨らみました

参加人数がもうすこしあったほうが良かったですが
手賀沼周辺まちづくりへの仕掛けのキックオフパーティとしては
上々でした