のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

餅白くみどり児の唾泡細か(中村草田男)

2007年12月22日 | わが家の時時
我孫子市の一角で農地、林地をまちの方たちといっしょに作ろうという「手賀沼トラスト」の年末恒例の餅つき。小雨降る中、大勢のみなさんが集まりました。

その場で食べるだけでなく伸し餅にしたり、今年収穫した古代米や黒豆をいれた餅も搗いてみました。これで年内の行事は終わり。さて、来年は…

会が正式に発足して10年目を迎えます。活動の充実はしつつも大きな展開は見出せないまま、取り巻く環境は厳しくなっています。周辺農地の担い手の高齢化はいよいよ待ったなしの状態になり、それとともに開発圧力もふたたび盛り返してきた感じです。

単純にむかしのままがいいというのではなく、秩序ある土地の有効利用をしたい。そのためにはわれわれも汗を流そうという志しの集まりです。うまくコーディネートすれば、この微力を活かすことができると思うのですが。