のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

火龍あり 流星群あり 冬の天

2007年12月15日 | ネイチャースケッチ
今夜あたりまでふたご座流星群の観測適期だそうです。

小学校高学年から中学校の頃、一時期、天文少年でした。簡単な天体望遠鏡をたしか祖父に買ってもらって、冬の夜、月や土星に向けて覗いていました。祖父も望遠鏡を覗いてみたかったようです。

約76年周期で地球に接近するというハレー彗星が接近した1986年、もう一度、わが家で天文ブームが起こりました。

明治42年(1909年)生まれの祖父の自慢はハレー彗星を2回見たということでした。1986年の前は1910年ですから、祖父は1歳。当然、記憶にはないのですが、当時は大変な騒ぎになったという話を聞かされていたようです。77歳まで長生きをしたいものだということだったと思います。ロマンチシストであった祖父は85歳まで長生きしました。

ハレー彗星の次回接近は2061年とか。とてもそれまで長生きできません。祖父にはかないません。せめて夜空を見上げて、流星を探しましょうか。


いかがして八十のおやの目の前にいきてかひある月をみせまし(藤原為家)