のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

たまむしとやんまが出会い秋たちぬ

2006年08月10日 | ネイチャースケッチ
お盆前に珍客来訪。生涯で初めて、生きた「たまむし」を見ました。これまで見たことのあるのは死骸だけでしたので、感激です。

甲虫目の昆虫で、全体に金属光沢があり、金緑色の地に銅紫色の二つの縦条が走っています。幼虫はエノキ・サクラ・ケヤキなどの材部を食害するそうです。美しい上ばねは各種の装飾・装身具に用いられ、色の名前までになっている昆虫って他にいましたっけ。

あっ、写真で金網の上に乗せているのは、たまたま水槽があったからです。これから焼いて食おうというのではありません。

         

さらに「おにやんま」も庭先のユリの蕾の先にとまっていました。これからが「やんま」の季節というのに、具合が悪そうです。だから、ここまで近づいて撮影することができました。そうでもなければ、あの気位の高い「おにやんま」様を撮影できるわけがありません。

         

多くは体長6センチメートル以上の大形のトンボで、複眼が頭頂で接するのが特徴のようです。一定の場所を往復して飛ぶ習性があるそうです。

         

もう一匹、今日は珍しいムシに出会いました。「ななふし」です。昨年夏にも姿を現しましたが、今年は梨の実にしがみついていました。

ご先祖さまたちが珍しいムシの形になって、お盆前に黄泉の国から一足先にお出でいただいたのでしょうか。