のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

今日も小さな傘開く明日小暑

2006年07月06日 | 今年の梨づくり
西日本では連日豪雨になっているようで、台風も近づいているのも気がかりです。

春以降、梅雨のような天候が続いています。普通の年ならそろそろ気温が高く、あまりキノコを見ることもないのですが、今年はナシ畑でいろいろなキノコがずーっと出ています。


         

今頃のナシの管理は差の出てきた小さな実を摘みながら、新梢をピンチしています。ピンチとは摘み取ること。必要のない部分に次から次へと出てくる新しい梢を摘み取ります。

普通なら枝の成長が止まるこの時期になってもまだ新しい枝が出てくるのって不思議かもしれません。確かに春に出てきたままの枝先は止まり葉となって、これ以上伸びる様子は見られません。ところが、新しい梢が出てきては摘み取り、出ては摘むという作業をしてきた部分では、まだ新しい梢を出そうとしています。ですから新梢に取り付くアブラムシも普通ならいなくなる頃なんですが、まだいます。