のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

雨蛙飛び込む側に田主住む

2006年07月31日 | 今年の米づくり
田んぼの水の様子を見に畦を歩いていくと、カエルが驚いて田んぼの中に飛び込みます。それもほぼ決まった方向、つまりコナギに覆われたわが家の田んぼの方に。

「田主」とはタニシの語源にあたるそうです。「田螺長者」という民話もあります。タニシは水の精霊の化身で、さまざまな難題を解決して、最後は長者の娘と結婚するという話です。それだけこの貝がなにか大きな力を持っていると考えられていたのかもしれません。

無除草剤・有機肥料4年目の田んぼで、タニシ以上に多く見られるのが写真のモロアラ貝(モノアラ貝?)。ゴロゴロいます。姫モロアラ貝はホタルのエサになるそうです。NPO農と自然の研究所の試算によると、姫モロアラ貝一匹生息する場所で、ご飯一杯分の米がとれるそうです。この試算なら今年も豊作?

生き物を養う土の一千日も大事だなあと、…