のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

マーキングしても届かぬ蚊帳の中

2006年07月23日 | 今年の梨づくり
もう少しで収穫というのに一部の梨畑でカメムシを見るようになってしまいました。カメムシ下方の水滴はカメムシから出てきたもの。もしかしたらマーキング用の液体でしょうか。ヘコキムシなのに小便もするとはこれいかに。

これまでの被害なら摘果すればよかったのですが、これからの被害は実害に。殺虫剤をたびたび撒くわけにもいきませんし…。でもこの畑ってカメムシ対策用の防災網だったはずと見上げてみると、まだまだあちこちにいました、いました。

        

ということは、目の細かい防災網はそれなりに「蚊帳」の役割はしているようです。ではなぜ実や葉の周りを飛び回るカメムシがいるのかと、網を見回ってみると破れて穴になっているところがあります。どうやらここが天国への入り口だったようです。殺虫剤を撒く代わりに、網の穴をふさいでもう少し様子をみることにしました。