道沿いや草むらに、アカバナ科の外来種3種が目立つ花を咲かせる季節です。
ヒルザキツキミソウは北米原産、民家の庭花から道端に種がこぼれたようです。
夜明け前に花を開き、昼間にも咲くことからついた名前だとか。
ヒルザキツキミソウの花は白色~ピンク色です。
ピンク色の花の場合、モモイロヒルザキツキミソウとする説もあるようです。
濃赤のストライプが入った萼片がアクセントになっています。
舗装道路の隙間に根を下ろしているのは、南米原産のユウゲショウです。
夕方に艶っぽい花を開くことからついた名前だそうです。
昼間でもきれいな花をパッチリと開いています。
グランドの土手の草むらにマツヨイグサを見つけました。
花は夜に咲く1日花なので、昼間はしぼんで赤味を帯びます。
宵を待って咲くマツヨイグサ、南米原産で1850年前後に観賞用で入ったとか。
ちなみに、竹久夢二作詞の歌曲「宵待草」は、♪待てど暮らせど来ぬ人を・・♪
運よく陽の照る下で開いている花に巡り合えました。
花弁は4個、雄しべは8個、柱頭は4個の線形に分裂し十字形です。