信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

信州望月宿みそかつ丼

2011年11月19日 | 
信州望月宿の『駒月みそかつ丼』を食べに行ってきました。




『雁喰豆(がんくいまめ)』を原料とした、雁喰味噌だれのかつ丼です。
“駒の里”望月にちなみ『駒月みそかつ丼』と名付けられたそうです。
望月地区の10店舗で食べることが出来、
味や盛り付けは各店オリジナルのため、食べ歩きする楽しみもあります。





今回はドライブイン駒の里にいってきました。
自家製のお米や野菜を使った料理が売りの店です。




信州産豚の背ロースを良質なラードで揚げたボリュームたっぷりのトンカツに、
雁喰味噌で作った風味豊かに香ばしいソースがたっぷりとかかっています。
かつは非常にやわらかく旨みいっぱいで、丁寧な筋切り等の仕事ぶりが伺えます。
大満足・・・これで750円、10軒の中ではもっとも安い値段です。




これが雁喰豆です(資料から転写した画像です)。
雁喰豆は黒豆の一種で、形状は平らで豆の表面にシワがあるのが特徴です。
名前の由来は、シワが雁の爪あととも、ついばんだ跡とも見えるからと言われています。
江戸時代の文献によると、中山道望月宿の主産品であるとの記録が残っているそうです。

雁喰豆をインターネットで検索すると、
啄木の故郷・岩手県玉山村の在来種で、品種名を「南部黒平」というそうです。
また、雁は吉兆を呼ぶ鳥とされ、関東・東北地方では縁起物として、
正月料理やおめでたい席、お酒を伴う宴会で食膳をにぎわしてきたそうです。


コメント
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