信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

早春の花 2題

2011年04月16日 | 山野草
わが屋の小さい野草園、咲き始めた花たちが朝日を浴びて輝いています。
オキナグサに続いて、スミレの仲間が花盛りです。
そして、待ちに待ったカタクリが大きく元気な花を開いてくれました。
また、ヒトリシズカは白い花穂を出し始め、ミツバツチグリの黄色い花は満開です
アズマシャクナゲは蕾に紅がさしかかり、可愛い時期です。




昨年、種をまいて育てたコモロスミレです。
コモロスミレは小諸市の海応院というお寺で発見されたスミレの八重咲きの一品種です。
先週、海応院に行ってみましたが、今年は生育が遅く開花は4月下旬とのことでした。
このスミレの特徴のひとつは、閉鎖花によっても種ができることです。
閉鎖花とは花が開かなくても自家受粉してしまう現象のことです
コモロスミレは小諸市の懐古園近くのみやげ店などで1鉢300程度で売られています。
1鉢あれば、秋まで次々と閉鎖花をつけて種を実らせ、まけば困るくらい増えます。
画像の株もそのうちの1株です。


感激のカタクリです。
なぜ、感激かというと、親株の周りに8株の実生が発芽したからです。
この株は、父が15年から20年程前に1株を入手したものです。
それ以来、花は咲くものの、落ちた種からいっこうに発芽しませんでした。
なぜ、今年は芽を出したのか、カタクリに聞きたいものです。
この株は7~8年後には開花するでしょう。
これからも毎年実生が萌えれば、8年後からは開花株が増え続けます。
老後の楽しみに今から種をまいて育てましょう。

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