信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

青苔の白駒池周辺巡り

2022年09月10日 | 自然

雨の多い初秋、白駒池周辺のコケは青々として元気いっぱいです。


白駒の奥庭は白駒池周辺には珍しく高い樹のない陽当たりの良いエリアです。
黒曜の森の登山道は黒曜石のかけらが敷砂利のようにゴロゴロしています。


タカネカモジゴケらしきコケを写したのですが、画像を見ると勇者の顔?
もう一方は、人気のカギカモジゴケです。


丸山の森はオサバグサ、コバノイチヤクソウ、セリバオウレンなども見られます。
出発してから1時間40分ほどで丸山に到着です。
丸山から約30分で高見小屋、そばの高見石に登り白駒池を眺めた後に昼食です。


実をつけた2種のラン科植物とツツジ科のギンリョウソウモドキです。


高見小屋を12時30分に出て高見の森を楽しみ、40分ほどで白駒の池です。
池周辺のバイケイソウの葉は、今年もニホンジカの食糧になっていました。


白駒池の岸辺にはオニヤンマが群れ、産卵中と思われます。


白駒池の淵からニュウ方面に入り10分も歩くと白駒湿原です。
にゅうの森を過ぎ稲子湯との分岐点を右に曲がり、約1時間でニュウ到着です。
ニュウは「にゅう」とも書かれており、名の由来は諸説あるとか。


秋の気配をただよわせる、チチタケとベニテングダケです。


ニュウからの帰りはかなり急ぎ足で下り、もののけの森まで約40分でした。
青苔荘で、今年も北八ケ岳苔の会会長さんにコケの名を教えていただきました。
朝は賑やかだった白駒の森の広い遊歩道ですが、夕方になり人影が見えません。
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