信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

ミヤマシロチョウ来山

2018年07月21日 | 動物

7月26日、三方ヶ峰登山口の広場はミヤマシロチョウの話題で持ちきりでした。
早速その場所に行ってみると、翅の痛みのない立派な姿のミヤマシロチョウです。
三方ヶ峰一帯に生息はなく、いったいどこからお出でになったのでしょう。


池の平湿原への山道脇に咲くノアザミがお気に入りのようで、離れません。
ミヤマシロチョウは希少種で、長野県では天然記念物として保護されています。


カメラがこの距離まで近づいても、平気で吸蜜を続けています。
遠くから飛んできてよほどお腹が空いたのか、それともカメラ慣れか?


たまには翅を広げてサービス、蝶ファンの喜びどころを心得ています。
いつまでもこの花に居座るチョウの近距離撮影、この日の皆さんは大満足です。


15時56分、来山者は下山の時間ですが、ミヤマシロチョウは相変わらずです。
せっかくお出でいただいたのですが、この一帯には幼虫の食樹がありません。
お腹をいっぱいにしていただき、無事のお帰りを願うばかりです。
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