信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

スパー林道スキーで歩く

2013年02月10日 | 風景
今日はおだやかな天気模様、久しぶりに歩くスキーを楽しみました。
ちょっと楽をして、湯ノ丸スキー場の第4ゲレンデリフトを利用しました。
リフトの1回券は一般が500円、私どもはシニア料金で300円です。
リフトは標高差200mほどあり降りた地点は標高1920mです。
リフトを降りると夏場は車道となる林道に出られます。
今日は歩くスキーで、整備されたコースを走ったり歩いたりを楽しむスキーです。
ですから、地蔵峠から車坂峠に通じる林道は絶好のコースです。






歩くスキーを楽しむにはワックスが重要です。
まずは雪温を測ります。
今日は、マイナス7℃です。
ワックスは-1~-8℃用のブルーで新雪・乾燥雪対応にしました。
少し歩いた後どうもしっくりこないので、-3℃までのブルーレッドに塗り変えました。

このワックスは、雪をつかむ(滑り止め)ためのワックスです。
後ろに滑らないので足首のキックが効いて楽に登れます。
帰りは下りになるので、その頃には滑り止めワックスが落ちているように塗る量を調整します。
ワックスの選択や塗る量の難しさが、歩くスキーの奥深さ、おもしろさです。

滑り止めのワックスは、板の中央部分のグリップ・ゾーンに塗ります。
板のトップやテール側には板がよく滑るようにパラフィン系ワックスを塗ります。
長い距離を走り歩くには滑るためのパラフィン系ワックスの種類の選択も重要です。
なお、グリップ・ゾーンにウロコ状のギザギザがあるノーワックスタイプの板もあります。




この林道を歩く楽しみの一つは、道脇にたくさん自生するオオカメノキです。
なんともユーモラスでかわいい冬芽です。
一つ一つに表情があり、おとぎの国の物語にひったってしまいます。




標高2000mを超しまして天然カラマツの母樹園に着きました。
休日はほどんどカーブミラーごしに見える妻と行動を共にします。
この辺りの積雪は、カーブミラーの埋まり具合ですと1mほどでしょうか。
その横には、頑丈なシシウドの枯木が頭を出しています。




リフトから降りた地点から下に向かう林道は、冬はスキーコースになっています。
歩くスキーは急斜面での回転が苦手です。
ですから、緩斜面で人の少ないこのコースは滑走には最適で、ごきげんなコースです。

帰ってきてから、板の汚れを落としパラフィンを塗っての整備も楽しみの一つです。




コメント
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