そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



LOGAN/ローガン 2枚組ブルーレイ&DVD [Blu-ray]
クリエーター情報なし
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


ヒュー・ジャックマン=ウルヴァリンの最後の作品。
パトリック・スチュワートのプロフェッサーもこの映画でラスト。
X-MENシリーズはこれで一区切り。
20世紀フォックスもディズニーに買収されたことだし、今後のX-MENはアベンジャーズに組み込まれる可能性もあるだろうが、その前に一応の完結作という位置づけになっている。
その感想。

星2つ半。★★1/2
惜しいです。
評判が良かったのもうなずけるが、ウルヴァリンとその娘(一応ね)の父娘ストーリーが成功しているかというとそうでもない。
誰に感情移入すればいいのか脚本的に焦点がぼけているのがその原因か。
僕はプロフェッサーにいちばん感情移入して観てしまったので、その時点で製作者の思惑とはおそらくズレている。
だって主人公ローガンに感情移入出来るかというとそうでもないし、謎の少女は前半ひとことも喋らないので感情移入出来ないし、むしろ途中出てきてすごく良い人たちなのにいきなり一家皆殺しにされる可哀想な黒人一家にいちばん感情移入出来る観客も結構いるのではないかとも思っちゃって……うん、そういうわけで脚本的に焦点がぼやけているのだ。
まぁ、普通に2時間チョイ楽しめるので、見て損はない。
しかし題材は良いのになんだか惜しいなぁという映画でした。

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