そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない





ついつい観に行ってしまった。
40年ぶりのマジンガーZの続編だ。
その感想。

はい、これはもう、アラフィフの男性限定の映画です。
子供の頃、テレビで「マジンガーZ」と「グレートマジンガー」に燃えていた世代だけが楽しめる映画。
超合金のオモチャを親にねだり、クリスマスにやっと買ってもらったような昭和40年前後生まれのオヤジだけが楽しめる映画。
それ以外の人には、ぜーーーーーーーーーーーーったいにオススメしません。
それ以外の人が観ても、「なんじゃこの稚拙なアニメはっ?」とただただ呆気に取られるだけです。
まさに金のムダ。
とてもまともに観ていられる中身の映画じゃねーですし、はっきり言えばツッコミどころしかない映画です。
ところが、かつてテレビの前にかじりついて鼻水垂らしてたガキだったアラフィフ男たちが観ると、そりゃもう興奮と感動の嵐なわけです。
僕は泣きました。
ああ、僕たちは東映マンガ祭りでこれを観ていたのだ、と。
まだ子作りの仕組みも知らず、世の中の汚さにもスレていない無垢なガキのころ、こんなくだらないものにあんなに熱中していたのだ、と。
その頃の遠い記憶が呼び覚まされて、もう泣くしかないわけです。

星4つ。★★★★
ただしアラフィフの男性限定。
それ以外の人にとっては星1つ。★

マジンガーZの圧倒的火力(どこにそんなに兵器を内蔵できているんだ物理的に!?)。
兜甲児がひたすら叫び倒す「ブレストファイヤーーーーぁっ!」とか「ロケットパンチーーーっっ!」(なぜいちいち必殺ワザの名前を叫ばなければならないのかまったく分からないがとにかく叫び続ける兜甲児が格好良すぎる)。
もう最高すぎて、Blu-ray買います。
戦闘シーンだけ見たいです。
それ以外のドラマ部分はもうメチャクチャなので、早送りです。
そういう映画でした。
アラフィフの男性は映画館で観ておいて損はないぞ!笑

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