ジャック・ブラック主演の『ガリバー旅行記』を観た。
うーむ。
正直、面白くない。
いや、面白くないと書くと語弊があるかも知れない。
面白くないのではなく、すべっているのだ。
ジャック・ブラックにハズレなし、のはずだったのだが、初めてハズレた。
そのぐらいすべっている。
これは漫画『ワンピース』にも言えることなのだが、荒唐無稽はやり過ぎるとすべるのだ。
ある程度の物理法則的なルールや、生物学的なルールを堅守しないで、何でもありにしてしまうと、作品全体がどうでも良くなってしまう。
僕は『ワンピース』を全巻持っているのだが、1巻から読み進めても、毎回空島のあたりで挫折する。
あの空島のどうでも良さと、ガリバーが迷い込むこびとの国や巨人の国のどうでも良さには、近いものがある。
つまり、やり過ぎなのだ。
星1つ。★
ジャック・ブラックはやはり『スクール・オブ・ロック』だな。
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