そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない





お掃除ロボ「ルンバ」を使い始めてしばらく経つ。
僕の家では月水金の昼に自動で掃除するように設定しているのだが、そのスケジュールで勝手に掃除をしてくれるので、猫の抜け毛が散乱する我が家ではとても重宝している。
そんな大事なルンバくんが故障した。
1ヶ月ほど前のことだ。

ルンバくんは掃除が終わると自動でホームベースと呼ばれる充電器に戻り、自己充電する。
だが、この機能が突然壊れた。
いつも掃除が終わると、部屋のどこかで死んだように動かなくなっている。
家まで帰らずに、どこかでのたれ死んでいるのだ。
この症状をルンバのホームページなどで調べて、リセット対処法などを試してみたが直らない。
どうやら機械の内部的に完全に壊れたらしい。
だが、並行輸入のよく分からない通販で買ったため、修理に出すにもどこに出せばいいのかわからない。
なので、修理はあきらめた。
きっちり掃除はしてくれるのだ。
ただ、部屋のどこかでのたれ死んでいるだけのことである。

実はこののたれ死に。
便利なような気がしてきた。
自動的にホームベースに戻っていると、ルンバくんが掃除をした感が希薄だ。
そのため、内部にたまったゴミの掃除などのメンテナンスを怠る恐れがあるのだ。
しかし、掃除のたびに毎回部屋のどこかでのたれ死んでくれていれば、必ず僕が発見救助し、内部のゴミを捨て、再び充電器に戻す必要がある。
つまり、忘れずにルンバくんの世話が焼けるのだ。
僕にとってもルンバくんにとってもいいことずくめではないか。

というわけで、今週も月水金と3回、朝11時になるとうちのルンバくんは部屋の掃除に出かけ、必ずどこかでのたれ死ぬのだろう。
そして僕は、そんなのたれ死にルンバくんを救助するのだ。

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