そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



こんなところで僕が何をほざこうと、誰も相手にしないと思うのでぶっちゃけるが。
試合後の浅田真央選手の涙のインタビューがあまりにも可哀想だったので、日本人として、日本人選手びいきと非難されることはもちろん覚悟の上で、書く。

採点がおかしいだろ。

負けは認める。
ジャンプでミスしたから。
だが、競技の直前にあんな越えようのない高得点を「どんな意図を持って審査しているか分からない審査員たち」に付けられたら、そりゃ動揺してミスもするだろう。

本当はどうだったのか検証しろ!
どうやったら勝てたのか検証しろ!
この数年何が起こっていたのか検証しろ!

僕には、最後にノーミスで滑ったアメリカの長洲未来選手とキム・ヨナ選手の間の25点の差がまったく実感できない。
長洲選手の演技を見ていて僕は「キム・ヨナがあれで150点、浅田真央があれで130点なら、これも150点近く出るだろうから彼女が銀で浅田が銅だ」と思ってテレビ中継を見ていた。
そしたら長洲選手の点がなかなか出ない。
なにを審査員たちは計算しているんだろう、というぐらい不自然に点が出ない。
で、待たされた挙げ句出た数字が125点だった。
低すぎだろ?
なんだったんだ、あの待ち時間は?
そのとき僕は直感的に「さては一度計算したら高い点が出すぎたので話し合って点を下げたな」と感じた。
そういうよく分からない審査員たちの「この選手はどんなに頑張っても今のところこんなもんだろ」的な論理が働いていたのは間違いない。

プルシェンコみたいに日本スケート連盟も抗議しろ。

だから僕は採点スポーツが嫌いだ。




あと、この際だから書くが。

モーグル上村愛子選手の4位。
僕は可哀想すぎて、泣いた。
オリンピック直前の理不尽かつ不可解なルール改定がなければ、彼女は勝っていた。
だが、4年間必至に磨いてきたターンのテクニックを唐突なタイム重視のルール改定によって封じられた上村愛子は、結果として、テクニックより体重が重いゆえ落下スピードに勝る欧米選手に敗れることになった。
試合後の涙のインタビューはあまりにも可哀想だった。

だから僕は採点スポーツが嫌いだ。

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