そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))
ロバート・A・ハインライン
早川書房


その昔、一度読んだきりだった名作「夏への扉」をまた読む。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」的なタイムトラベルものの草分けだが、さすがに今読むと途中でオチが透ける。
その分、小説後半の推進力は、弱まっている。
1957年の発表当時は目からウロコの展開だったんだろうけど、50年以上経った今では通用しない。
でも、猫が好きな主人公の境遇に僕は自分を重ね合わせ、以前読んだときとはまた違う楽しみ方ができた。

僕の夏への扉はどこにあるのだろう。

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