そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



たぶん、知り合いも何人か密接に関係しているのだと思うけれど、ちょっと見ていられないのであえて苦言を呈する。

某携帯電話会社が春から始めた企画。
お笑い芸人が毎月1組賞金1000万円をもらい、最終的にチャンピオン大会で優勝すると賞金1億円がもらえるという大会。
優勝賞金1000万円の「M-1グランプリ」をあからさまにパクって、その22倍もの高額賞金を用意した大会。

こんなこと、やっちゃダメだろ?

マイナスイメージもいいところだ。
「金に物言わせて」感が強すぎる。
このままだと、とんでもない反感を買うぞ。
いや、もう買っているだろうな。
まず、芸人たちが世間の反感を買う。
可哀想に。
ある意味、彼ら芸人が最大の被害者だ。
なぜなら、矢面に立ってしまうからだ。
もちろん、携帯電話会社も世間の反感を買う。
そもそも責められるべきは金を出している携帯電話会社だ。
だが、顔が見えないクライアントはさほどダメージは負うまい。
これをオンエアしているテレビ局も反感を買うが、それほどでもあるまい。
可哀想なのは、芸人だ。
こんな大会に出て、いいコトなんて何もないと思うが。
いくら賞金をたくさんもらっても、イメージは悪い。
むしろこんなの芸人つぶしの企画だと思う。
なぜそんな簡単なことが分からないのだろう?

空気を読め。

マジで。

今からでも間に合う。
そっと中止してはどうだろう。
みんなのために。

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