そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



半分使ったまま放置していたニンニクから、芽が出ていた。
青々とした芽がにょきっと出ていた。
こんなところにも、春の訪れだ。
だが、このままだとニンニクのエキスが全て芽に吸収されちまう。
そいつは勿体ないので、パスタを作ることにした。

日曜日、1人でパスタを茹でる。

オリーブオイルでニンニク片を炒めて。
冷蔵庫の中にあった茄子とキャベツを加えて。



完成したいつものペペロンチーノ。
今日は雰囲気を変えて、皿をHERMESにしてみた。
ただのパスタだが高級感がガッツリ増す。



数分後。
完食。
見れば、えげつないオリーブオイルの量。
こんなに油分を摂っていると、成人病で死にやしないか?
そんなことをふと思う。



女ディレクターから、台本発注のメールが届く。
最後に私信で励ましの言葉が。
「1人の日曜日も慣れればいいもんですよ」
泣かせるぜ。
いいヤツだ。

日曜日、1人でパスタを茹でた。
美味いパスタと、美味いコーヒー。
それはそれで、とても幸せだ。
とても、幸せなのだ。


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2008年3月2日。
自分のために、覚え書きを残しておく。
なぜわざわざブログで発表するのか、と言われればそれまでだが。
まぁ、僕の「そこそこの自己顕示欲」の現れとでも思ってくれればいい。

離婚して1年と2ヶ月。
いろいろなことがあった。
具体的なことを、こんな場所に記すことは出来ない。
関係者がたくさん読んでいるからだ。
ズバリ当事者も読んでいる可能性がある。
女の子とか、女の子とか、女の子とか、だ(笑)
だから、詳しくは書けない。
だけど、ひとつ、今日書けることがある。

堀田延、完全復活!(おそらく)

ここまで長かった。
実に長かった。

3つ前のブログに「離婚は怖い」という文章を書いた。
それは本当のことで、僕の場合、この1年2ヶ月は「寂しさ」との戦いだった。
とにかく根幹を辿れば、「寂しさ」との戦いだったと思う。
6年間の結婚生活に慣れていた39歳が、急に1人ぼっちになった時、その「寂しさ」は、想像を絶していた。
その「寂しさ」で僕は精神をやられた。

強烈な「寂しさ」の中、僕は自分を見失った。
だから、ただ「寂しさ」を埋めてくれる相手が欲しかった。
「寂しさ」を埋めてくれる何かを、ひたすら模索した。
そこには余裕なんてあるはずもなく、早く立ち直りたい、寂しさから脱却したい、そんな思いから、相手に対し卑屈になり、自分に自信なんか持てず、弱気で、消極的で、面白いことなんか言えず、相手の顔色を伺ってばかりで、無理をして、実は憂鬱で、ただもがき苦しむ自分がいた。
ちょっとしたことで泣いたり笑ったり、風呂に1時間おきに入ったり出たり、必要ないモノを買ったり売ったり、もう、ムチャクチャだった。

1年2ヶ月の間、このブログに何度か「目が覚めた」的なことを書いたと思う。
去年の6月、9月、11月あたり。
何度か書いた。
でも、それは、段階的な目覚めだったんだと思う。
一気に目は覚めなかった。
「離婚の寂しさで自分を見失う」というこの現象。
その恐るべきカラクリ。
その全貌が、今、ようやく見えてきた気がする。
今日目が覚めたのは、いろんな人たちのおかげだ。
ありがとう。

まだ完全復活ではないのかも知れない。
まだもしかすると目覚めていない部分があるのかも知れない。
だが、かなり最終段階に近づいている気がする。
とにかく、余裕のなさが末期的だったと思う。
そのせいでいろんな人たちに、いろんな女の子たちに、迷惑をかけた。
申し訳なかった。

2008年3月2日。
ここ1年2ヶ月で僕に出会った皆さん。
今日以降僕に会うと、少しキャラが変わったと感じるかも知れない。
でも、それが本来の僕だ。
自分を取り戻したに過ぎない。

繰り返すが、まだ100%ではないのかも知れない。
もう少し、ヨタヨタする可能性もある。
だけど、なんとか復活は果たした気がする。
なにしろ今、ものすごくサッパリしているから。
スッキリしているから。
心が軽いから。

だから。
このブログに(笑)も解禁した(笑)

2008年3月2日。
明日からの人生が楽しみだ。
まさに、人生そこそこでいいじゃない。
実践していこう。

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