自然日誌 たかつき

自然についての問わず語りです。

絹雲

2010年08月19日 | モンゴル自然
ナーダムというのはモンゴルの夏の祭りで国中が楽しみにしている行事です。いくつかの競技がおこなわれますが、中でも競馬が一番のイベントです。少年少女が馬に乗って草原を駆け抜けます。私はどうも歳をとって涙腺がゆるんでしまって、馬にのって草原を走る子供をみるとだめです。その姿と景色が潤んでしまいます。
 ナーダムは7月上旬ですが、「ナーダムをすぎれば秋」といわれます。それは空にはっきり現れて、絹雲が見られるようになります。絹雲は積雲や層雲と違い、はるかに高い空にできる雲です。ぽっかりと浮かぶ積雲もモンゴルらしいですが、絹雲もまたモンゴルの空を語るには欠かせないものです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする