自然日誌 たかつき

自然についての問わず語りです。

8月の乙女高原の調査で分かったこと

2021年09月01日 | 標本
乙女高原に訪花昆虫が戻ってきた – 2013年との比較 –

高槻成紀(文責)・植原 彰・井上敬子・鈴木辰三

2021年8月8日に訪花昆虫の調査をしました。台風が近づいているというので行こうかどうか迷いましたが、後で後悔するくらいなら行くだけ行ってダメなら諦めればいいと思い、行くことにしました。塩山駅で植原さんに拾ってもらって移動するあいだも半分は「ダメかな」と思わせる曇天で、時おり小雨も降りました。
 現地に着いてようすを見ると、薄曇りで「できなくはない」くらいにはなりました。「ひょっとしたらできるかもしれない」と思えるくらいになって集合の10時になり、鈴木さんと井上さんも来てくれたので、「巻尺張りだけはやろう」ということになりました。調査法の打ち合わせをしている間に、少し空が明るくなってきて、薄日もさすくらいになりました。

乙女高原には歩道があり、管理されているので歩きやすく、歩道の両側には杭があってロープが張ってあります。曲がり角に番号をつけ、その間に「コースB」というようにアルファベットの記号をつけました。これを4人で分担して記録を取ることにしました。ゴールに向かって100mの巻尺を張り、昆虫がいた花の位置を記録できるようにしました。右側幅2mの範囲内の花に昆虫が来ていたら、それを時刻と距離とともに記録するようにしました。つまり往復で歩道の両側4mをカバーすることになります。昆虫は以下の10群に分けました。

ハエ、アブ、アリ、カメムシ、甲虫、ガ、チョウ、
ハチ(マルハナバチ以外)、マルハナバチ、不明

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 乙女高原 21 ワレモコウ | トップ | 結果 1 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

標本」カテゴリの最新記事