自然日誌 たかつき

自然についての問わず語りです。

母子

2014年09月06日 | モンゴル動物
馬の親子がいました。大きくて、勇壮な印象がある馬ですが、草食獣ですから神経質で臆病な面もあります。のんびり草を食んでいるようでも、周囲のようすを警戒しています。おとなの馬は何が危険で、何が大丈夫かを知っているので、落ち着いていますが、子馬はそれがわかりません。ちょっとしたことにも驚いて走り出します。そうして母親のようすを見ながら、「あれ、だいじょうぶなの?」といったようすで覚えていくようです。この子馬は生まれてあまり日がたっていないようで、人間の赤ちゃんであれば目もみえない、まったくの無力のフワフワである日齢ですが、草食獣の赤ちゃんは生まれた日から歩くのですから、ずいぶん違うものです。大きいとはいえ、見るものすべてが初めてのものなわけです。体が小さく、脚がスラリとしてかわいいです。

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