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自然日誌 たかつき

自然についての問わず語りです。

ナツグミ

2018年05月27日 | 博物館
津田塾大学のタヌキの糞を見ていますが、4月は果実が全くなく、哺乳類の毛が多く、食糧事情が悪いようでしたが、今月になるとだいぶ様子が変わったようでした。ヤマザクラの種子とナツグミ、クサボケの種子が出てきました。ナツグミの種子はとても特徴的です。


タヌキの糞から出てきたナツグミの種子

実は我が家の猫の額にナツグミがあり、今ちょうど赤い実がなっています。中の種子を見たらぴったりでした。


ナツグミの果実と種子
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芽吹き

2018年04月04日 | 博物館


今年は「サクラが早い」とテレビなどで報じていますが、サクラだけではありません。いろいろな花が例年より1週間ほど早く咲き始めました。落葉樹の芽生もそのようで、このところ暖かい日が続いたので、1日で緑がぐっと濃くなるようです。コナラの白みがかった緑が一気に芽生えました。玉川上水の4月1日の様子です。
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ハイキング 4 野草

2018年03月29日 | 博物館
花はまだのようでしたが、春の頼りはいくつかありました。ありふれたところではオオイヌノフグリ



それとノミノフスマ



どちらも道端に咲いていますが、普段足を止めることもなく通り過ぎてしまう花です。ゆっくりしたときによく見ると実にきれいなことに驚くばかりです。

狭山丘陵らしいものとしてはシュンランを見つけました。

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モンゴルの景色 6 落日

2018年03月23日 | 博物館


ある日の夕刻、いつもと違う夕焼けになりました。同じ地形の場所でも、雲の大きさや位置や形により、太陽の角度により、夕焼けは無数の変異を見せます。この日は薄曇りでした。空はすでに暗くなりかけていましたが、山の向こうに沈もうとしている太陽はまだ地平線に沈んでいないようで、山際で光を発していました。丘には弱い光が残っていましたが、足元はもう暗くなっていました。モンゴルの夕焼けはいつもはオレンジ色系の、つまり黄色が入った赤ですが、この日のものは紫に近いような紅色でした。



 その光の角度や強さも刻々と変化します。落日が残照を雲に投影し、空は紫色になりました。いつも見ている山は漆黒となり、空の色にアクセントを与えていました。
 壮大な芸術作品を見るようでした。
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博物館の展示 7 パネルイラスト

2018年03月16日 | 博物館
林業と養蚕を説明するためのパネルを作りましたが、元にした写真が白黒で、しかもあまり状態が良くなかったので、それを元にイラストにし、想像で色をつけました。青根にはウマがたくさん飼われていたそうで、炭俵を積んだりしたそうです。カイコからとった絹糸を機織りにした記録もありました。現金収入になったから織ったのでしょうが、家族のためのにも作ったのだと思います。素晴らしいことだと思います。

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博物館の展示 6 掛け軸図

2018年03月15日 | 博物館
青根では養蚕業が重要でしたが、それに関連した展示物が見つかりました。大きな農家の蔵のようなところにあった行李の中にありました。これは養蚕のお守りのようなもので菩薩様の絵です。手が6本あって、その全てに養蚕に関連するものを持っています。そして蓮の葉にのり、それが馬の背に乗っていることになっています。ただ、この絵では蓮が馬の横側に描かれています。馬は観音様のような女性と、力強い感じの男にひかれ、菩薩の周囲には桑の葉が描かれています。
 これを見た農民はありがたいと手を合わせたことでしょう。
 その掛け軸はとても古いもので、下手をすると破れそうなので、スキャンをしてレプリカを展示しました。その説明がいるので、もとの絵をなぞって複製を描きました。筆ペンを使えば、そうむずかしいものではありません。


養蚕の菩薩図の複製


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博物館の展示 5 背負子

2018年03月14日 | 博物館
青根のもう一つの重要だった産業が林業です。本物のノコやトビという木を引っ掛ける道具などが提供してもらえたのですが、その展示とは別に林業を象徴するものとして背負子の模型を作りました。木工用の材を使い、麻ひもで小枝で作った薪を縛るなどしました。材の部分はえのぐを塗って少し古い感じにしました。


背負子
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博物館の展示 4 カイコ

2018年03月13日 | 博物館
青根の重要な産業は養蚕業でした。それでカイコの模型も作りました。これは割合うまくいったとこ思います。

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博物館の展示 3 カヤネズミ

2018年03月12日 | 博物館
青根に「戻って」きた動物の中にカヤネズミがあります。茅場はカヤ、つまりススキがいらなくなった現在の農山村ではなくなってしまいました。青根でも同様ですが、ススキ原をよく探すとカヤネズミの巣が見つかるようです。体重が500円玉ほどしかない小さなネズミなので、2倍ほどの大きさの模型にしました。ただ、石粉粘土では硬い感じになってしまうので、試みに羊毛で作って見ました。羊毛を針でツンツンとつくことで固めるのですが、要するにフェルトを立体的にするという感じです。
 難しかったのは手足です。これをフェルトではできないので、石粉粘土で作ろうと思っていましたが、やってみるとうまくいきません。それで「では木で作ろう」と思い、彫刻刀で削って作りました。実際に見えるのは手足の先の部分ですが、先端だけを作るのではなく、足で言えば、大腿骨から指先までを作り、大腿骨の部分は胴体に接するようにした上で、その上からあたかも大腿筋のようにフェルトで覆い、「筋肉」をつけていきました。大げさに言えば解剖学的な根拠のある模型と言えます。
 耳はフェルトでできました。目(プラスチック)は手芸屋さんで見つけました。鼻の部分は少しピンクがかっているので、ピンクの羊毛を乗せてツンツンしました。


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博物館の展示 2 イモリ

2018年03月10日 | 博物館
もう一つはイモリで、両生類です。同じ両生類ですが、カエルは尻尾がないので「無尾類」、イモリやサンショウウオは「有尾類」と呼ばれます。
 野外で生きているものを何度か見たことがありますが、黒い背中の裏側の腹が真っ赤なので、ドキッとします。思わず手を放すというほどではないですが、直感的にドキッとします。



まずまずのものになりましたが、やはり指がむずかしかったです。
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