栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2021-2022」

新種牡馬コマンズについて+先週の雑感少し

2013-07-30 16:00:59 | 配合論

先ほど「望田潤の2歳勝ち馬評価」先週分を3頭更新しました~

朝からエエ天気なので布団干すかとベランダに出たら、大家から獲れたての曲がりキュウリが2本



これからはミニトマ、ナス、大葉、使えるやつらですよ(・∀・)

--------

TACOさんご指摘のとおり、ここまでコマンズ産駒は6頭が出走して3頭が勝ち馬となっており(全て勝ち鞍は芝1200m)、ハッシュはTudor MinstrelとForli、ブルーストーンはTudor Minstrel(2本)とForli、そして極めつけはホープタウンで母はYoung Generation2×3にTudor Minstrel5・6×6・6と、3頭ともTudor MinstrelやForli、つまり「HyperionとLady Juror」的ハイインロー血脈を母系に複数持っています
http://db.netkeiba.com/horse/ped/000a011625/

どうやらコマンズはPetition5×3の一本気なスピードをよく伝え、PetitionはFair Trial×Gainsboroughの組み合わせですから、そこに「HyperionとLady Juror」を合わせるのが有効なようで、まあ先行して粘るしか芸のない血統ですから、ハイインローましましでいったほうが正解なのかもしれないですね~

でも血脈構成的には欧血主体なので、ハッシュのようにForliやTudor Minstrelを合わせつつ、母父には米血サンデーサイレンスを1/4異系的に入れておく…という形のほうが私は好きですけどね~

そして米血を取り込む場合、コマンズが持つBuckpasserやRelicと脈絡する米血、「War AdmiralとLa Troienne」やEight Thirty≒Good Exampleなんかと絡めると、更にガテン系になって突進力も増すかもです(・∀・)

ハッシュもホープタウンもわかりやすすぎて「2歳勝ち馬評価」では取り上げませんでしたが(^ ^;)、どちらも芝1200mなら昇級してもやれそうな勝ちっぷりでした

コマンズの全兄デーンウインDanewinは豪州の芝中距離のチャンピオンでJCにも来日しましたが、弟は典型的なDanzig系スプリンターという体型で、ここまで勝ち上がった3頭も親父にソックリな体型

デインヒル後継種牡馬【コマンズ(Commands)】がダーレー・ジャパン・スタリオンCに到着~馬市.com
http://blog.goo.ne.jp/umaichi_news/e/64d7fec869ee31e9a7421c9938d58582

オセアニアで種牡馬入りして手堅い成功をおさめたのも、自己主張が強くて自身に似たスプリンターをよく出すからでしょう

Danzig系のスプリンターですから急坂洋芝の1200mがスタンダードな産駒の狙いどころじゃないかと思いますが、いずれにしてもダーレーの良血牝馬と数多く配合されているだけに要注目です

リプレイ見たついでに先週の雑感を少し

トルストイの現状のあだ名は“機動力のないリンカーン”ってとこですが(^ ^;)、でもまだまだ強くなっていつの日かリンカーンに追いつくんじゃないか…というぐらいの期待も持ってるんですよ

ソロルはHail to ReasonとNashua≒Nantallahのクロスですからサクセスブロッケン型というよりはランフォルセ型で、体型はシンボリクリスエス似なんですが小回りのきく中距離馬でしょう

浜中はもともと強気な乗り役ですが小倉にくるとそれが更に顕著で、バーバラ、クロンブリオント、アーベントロート、トルストイ、この人が先行力ある馬や捲れる馬に乗ると、強気に動かしてくるので思った以上に淀みのないペースになることが多いような

今夏はスノーストーム以外は沈黙気味の“洋芝のリンカーン”でしたが、先週はマスイデアキーンソードが勝って帳尻合わせてきました

キーンソードは母がBusanda≒Searching4×5、母母がEight Thirty≒War Relic6×5・5、これも間違いなく洋芝の鬼で、来年の函館ではマスイデアとのワンツーが見れるかも(・∀・)

オールステイはプリンセスオリビアの孫で母母も母もクロスがうるさいのですが、それだけにNorthern DancerともNasrullahともTurn-toとも無縁で、傍系の名血で固められたPark Appeal(Cape Crossの母)がここでもエエ仕事しとります
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2011110029/

Cape CrossやNew Approachが抜群の長打力を誇るのは、“配合的な緊張と緩和が生む爆発力”という魔法のバットを持っているからで、Ahonooraという血はドクターデヴィアスのつかみどころのないイメージと脱力気味の発音で日本では過小評価されているイメージがありますが、こんなに邪魔にならない血もなかなかないですよ

先週は3場とも芝はイン伸び優勢でしたが、一番露骨だったのは馬場が重かった函館かも
スピードリッパーも大外に持ち出したのは4角からで、それまでは最後方インベタでジッとしてましたからね~

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大王トランセンドは別格として、レパードSは毎年Deputy Ministerの支配下にある

2013-07-29 10:56:37 | 血統予想

「白鵬の柔らかさは本当に独特で言葉で表現しづらい。単に柔らかいだけではなく、その中に芯がある」(二子山親方=元大関雅山)
http://www.ninomiyasports.com/sc/modules/bulletin/article.php?storyid=5015
これ白鵬をサンデーサイレンスに、二子山親方を岡田総帥に置き換えても違和感ゼロですが(^ ^;)、どんな分野でも頂点の頂点を極めるようなアスリートというのは、だいたい似たような褒め言葉で語られるものなのですな~

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過去4年のレパードS連対馬8頭のうち、11年のボレアス(母父フレンチデピュティ)とタカオノボル(母父Touch Gold)、10年のミラクルレジェンド(母父Awesome Again)とグリッターウイング(父クロフネ)、そして09年のスーニ(父Soto)と、5頭がDeputy Ministerの血を引いています

そもそも12年はDeputy Minister持ちが一頭も出走しておらず、つまりDeputy Minister持ちが出てくれば必ず連対するのがレパードSで、もっと言えばDeputy Minister持ちがいるレパードSでDeputy Ministerを持たないにもかかわらず連対したのは(ややこし)、大王トランセンドだけなのです

そしてこの5頭、さすがにダートでオープンを張るだけあってDeputy Ministerのツボ、Bunty Lawless5×3とLadder≒Parade Girl6×4・5を押さえた配合をしていて

 ┌Fair Play
┌○
Ladder
Panoply

Good Example
│ ┌Fair Play
│┌○
└Parade Girl
 └Panoply

ボレアス…母がフレンチデピュティとDamascusを経由するEight Thirty≒Good Example≒Speed Boat5・6×8
タカオノボル…KrisとDeputy MinisterとBetter Selfを通じるWar Relic≒Good Example≒Eight Thirtyの薄いクロス
ミラクルレジェンド…Marston's MillとAwesome Againを通じるEight Thirty≒War Relic≒Good Example7・7・7×7・8(フジキセキ×Deputy Ministerの黄金配合)
スーニ…Deputy MinisterとDamascusとIn RealityとPatelinとDixieland Bandを通じるGood Example≒Eight Thirty≒War Relic=Speed Boatのクロス計8本

スーニなんて血統表を掘れば掘るほどあちこちからEight ThirtyやWar Relicが出土してきてビックリしますが、ようするにDeputy Ministerの血を引いてダートでオープン張ってレパードSで連対するぐらいの馬になると、Deputy MinisterのGood ExampleにEight ThirtyやWar Relicをちゃんと合わせている、ということですな~

今年の登録馬でDeputy Minister持ちは、アドマイヤイバマ(父クロフネ)、インカンテーション(父シニスターミニスターの母父The Prime Minister)、ドコフクカゼ(母父フレンチデピュティ)、ハイパーチャージ(母父フレンチデピュティ)、モリトリュウコ(父シニスターミニスターの母父The Prime Minister)の5頭

トランセンド級不在ならばこのなかから勝ち馬が出そうな気はしますが、あとはGood Exampleをうまいこといじくってて、ダートでオープン級と言える配合をしているのはどれなのか、ま~まだ月曜ですから、みなさんヒマを見て血統表を一生懸命掘ってみてください

私も木曜の「血統クリニック」まで、ねじり鉢巻きにスコップで、手作業であちこち掘り返しますよ~(・∀・)

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日曜の重賞回顧~夏はファルブラヴ娘にお金を使いましょう

2013-07-28 17:12:20 | 血統予想

函館11R クイーンS
◎5.アイムユアーズ
○1.オールザットジャズ
▲2.クィーンズバーン
△8.キャトルフィーユ
昨年はアイムユアーズとラブフール、母父エルコンのワンツーだったように母父エルコンドルパサーは牡には主に持続力を、牝には主に機動力を伝える。◎はフェアリーキング=サドラーズウェルズ≒ヌレイエフ2×4・5で、牝馬が走るファルブラヴ産駒としてもちょっと別格の凄い配合をしているが、パワーと粘りと機動力で走るのでやっぱり外マイルよりは内1800mがベターだし、今のタフな馬場も合っているから連覇に期待した。函館芝はタフで時計や上がりはかかるがイン伸びはイン伸びで、この頭数でも外を回るしかないだろうマルセリーナよりは、前走は執拗に絡まれたがここは単騎マイペースのクイーンズバーンと、レディアルバローザの妹でディープ産駒にしては力馬っぽいキャラのキャトルフィーユ、この前残りをヒモ穴に拾う。

--------

しかし昨年が母父エルコンのワンツーで、今年はファルブラヴ娘のワンツーとは…
また来年もアイムユアーズが出てきたら、もうダイナカール牝系のワンツーぐらいしかネタがないではないですか(^ ^;)

スピードリッパーは兄ポップロックと7/8同血ぐらいの間柄(どちらも父がFairy King×Slewpy)で、Northern Dancer≒Icecapade≒T.V.Lark3×4・5もSeattle SlewとSecretariatを通じるボルキロクロスも同じ
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008103322/

だからこれはファルブラヴ娘でも中距離向きなのだと書いてきて、オークスでも4番手に評価したぐらいで、あのときは直線寄られる不利があって蛯名が悔しがってたぐらいで、でもそこから秋華賞路線は結果が出ず、やっぱり古馬になったらマイラー化してしまいました…というオチが着いたかと思わせておいてのこの激走(^ ^;)

ファルブラヴ娘ですから夏場に体調が上がるタイプではあるんでしょうが、雨のオークスが上がり11.5-12.0、稍重のフィリーズレビュー2着が上がり11.8-12.6、今日の上がりが12.3-12.5、そうかタフな馬場で上がりがかかったときに台頭する夏娘だったのだ…ということで、ハイこれにて後付け完了

アイビスは○◎で決まったので「血統クリニック」から抜粋しておきます

◆夏の短距離戦はファルブラヴ牝駒
フォーエバーマークはスティンガーやアーバニティの姪。6~9月は[2.1.1.0]と凡走なしで、ワンカラットやエーシンヴァーゴウと同じファルブラヴ牝駒だけに夏場の短距離戦は稼ぎ場所だ。直千競馬は初めてだが、単調な先行脚質の大型牝馬だからいかにも合いそうなイメージは持てる

◆ここも母譲りの快速で
ハクサンムーンの快速は短距離で5勝をあげた母チリエージェ譲り。前走が+16キロでの好走で、今の充実ぶりならば昨年(僅差4着)以上のパフォーマンスが期待できそうだ。ただアドマイヤムーン×サクラバクシンオーというのは少ししなやかすぎる配合で、パワーでガリガリ押す直千向きとは言い切れない部分もある。

まあ私のやり方ではフォーエバーマークしか着地点がなかったという渋々の◎であんまり自信もなかったんですが、スギノエンデバーみたいな一瞬の脚でビュンと差すタイプはやっぱり直千ではこないんだな~と、これを消したのはおそらく正解だったんだろうと、そこがひとつ収穫やったかなと

ハクサンムーンは昨年4着時が460キロ、今年は20キロ増えて480キロ、一年経って、20キロぶん成長して頑強になりましたという押し切りでした

あと予想コメントにも書きましたが、今年はちょっとメンバーが小粒で、3着以下が離されてしまったのも直千でオープン級という馬が1,2着とパドトロワしかいなかった…という結果でもあったと思いますよ

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日曜のボツ予想~大きなファルブラヴ牝馬にそっと着地

2013-07-28 11:18:22 | 血統予想

アイビスはあんまりピンとくる馬がいないのでNETKEIBAの確定予想ではやりませんでしたが(^ ^;)、まあどこかに着地するならば大きなファルブラヴ牝馬の淡泊な先行だろうということで、「血統クリニック」のとおり◎フォーエバーマークでいきます
直千競馬ってこのレースだけやけに走る馬もいるので、他場のパフォーマンスの比較とかあんまりアテにならないんですよね~
スギノエンデバーはスローの差しというか一瞬の脚で差すタイプなので、直線向きかというとそうでもないような

日本海はカルドブレッサエーシングングンがスローの内回りの4角で俊敏に反応する絵が浮かばないので、リンカーン産駒らしい内回りの捲り屋で開幕週北宏最内◎オマワリサン、昨年の2着馬でメイショウドトウ×マイラーの配合で明らかに内回り向き○メイショウジンム、重厚なアルカセット産駒ですが母のHalo≒Red God譲りの機動力で走るので小回りでは凡走のない▲ヒラボクビクトリー(前走は直線前カベの不利)、このボックスで買ってみようかなと

小倉は1Rでレコード更新の超高速馬場、少し降る予報もありますが大勢に影響ないかな
佐世保はサカジロロイヤルテイエムタイホーはお手馬でいつも◎○▲級の印を打ってますが、どちらも急坂>平坦で時計がかかるに越したことないパワー型だけに、芝1200mで勝ち時計が1分7秒台のときは⑤①②②の☆ミヤジエムジェイも面白いですが、ロードカナロアとよく似た配合ですが母にIn Realityが入らない(Eight Thirty≒War Relicのニアリークロスがない)ぶんちょっと非力で、全勝ち鞍が平坦で1分7秒台に突入すると①②④③の◎メイショウツガルの3着食い込みでも狙ってみますか~

北洋はラトロパワーを要する洋芝道悪なら▲エディンで再度…といきたいところですがそんなに速くないので△マイネヒメルにハナを叩かれる可能性があり、△アドマイヤオウジャは母系に上質とはいえないTurn-to血脈が多くて早熟疑惑が拭い去れず、となるとバラゲーの妹で小回り1800mも道悪も鬼の○インダクティが無難な軸
ひとひねりするなら◎ナンデヤネンで、シンボリクリスエスらしい体型ながら曲飛で動かすとRoberto的なのは、Roberto父系とスカーレットインク牝系の米血パワーがONになっているからで、もともと中山をダラッと捲る脚質だしもともと1800~2000mを主戦場としていたし、道悪は実績どおりの巧者、そしてこういうダラダラ捲りはウチパクにピッタリ

「No.1予想」はクイーンS、「馬券総合倶楽部」ではクイーンSと筑後川特別を予想していますので、そちらもよろしくお願いします~

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オバチャン!朝からコマンズ丼で!

2013-07-28 09:42:18 | 血統予想

福永祐一×渡辺明の対談はまだ見てないですが、騎手の場合は勝負事であるだけでなく実戦における教育や馴致という側面もあるわけで、たとえばキンシャサノキセキなんてガツンと引っかかるので1200mでもみんなおっかなびっくり乗ってて、それだけが出世を妨げていたといっても過言ではなくて、ところがスミヨンが乗ったら1400mなのにきれいに折り合って絵に描いたような好位差しで勝って、しかもそれから実に操縦しやすくなってスミヨンが乗らなくても短距離王に君臨しつづけたという、そういう部分の評価というのも少なからずあると思うんですよね~

特に日本の賞金体系においては、「操縦しやすい馬にするための騎乗」や「脚質に幅を持たせるための騎乗」などが「勝つための騎乗」と同じぐらい評価されるというのは、まあわからないではないです

もちろん真の一流は育成と戦略両方において一流でなければならないのですが、二軍の投手コーチとして育成手腕に優れる人もいれば、一軍の監督として戦略や政治力に優れる人もいる…というこの喩えは適当なのかどうかですが

--------

小倉1Rは昨日書いた「コマンズ芝1200m神話」に乗っかって◎ファーウエストホープタウンで買ってみます(・∀・)

稍重の中京芝1200mは1400m寄りの資質が要求される舞台で、ホープタウンはそこで好マイラーのラブリープラネットの2着ならまずまずでしょう

ファーウエストも前走のダッシュや体つきなんかはいかにもコマンズのパワースプリンターという感じで、この距離短縮は小細工なしでいけそう

母がGone West×サザンヘイローで、コマンズの配合としては私はこっちが好みですね~

人気のジョーヌダンブルは「A.P.Indy的しなやかさで外回り向き」と私のTARGETにはメモしてあるので、3連はフェブノヘアタガノウォーリアをくっつけますか(・∀・)

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“ドイツの三銃士”高速キングジョージを制す

2013-07-28 08:45:10 | 配合論

キングジョージをコースレコードで制したNovellistは、父MonsunがKaiserkrone=Kaiseradler4×4、母Night LagoonがNijinsky≒Night Shift3×2、そして自身はLiterat4×4ですか
http://www.pedigreequery.com/novellist2

キングジョージ6世&クイーンエリザベスSは Novellist~栗山求の血統BLOG
http://kuriyama.miesque.com/?eid=838

LiteratはAlchimist≒Arjaman≒Aditi2×4・5で(尾林さん流に言うと“ドイツのDark Ronald三銃士”)、この3/4同血三つを押さえておくだけでも、有力なドイツ血統はだいたい理解できるんじゃないかというぐらいのもんで

 ┌Dark Ronald
Herold
Alchimist
Aversion

 ┌Dark Ronald
Herold
Arjaman
└Aditja
 └Aversion

Dark Ronald
Aditi
Aversion

Novellistの血統表でいうと、3代母NarolaはNaxos3×5で、Naxosは名種牡馬Necarの全妹でAditi≒Arjaman3×2です

ドイツ馬産の良き風習で、Novellistの牝系は代々頭文字Nで馬名を綴っており(Nearco~Nogaraと同じくCatnipに辿り着く)、あ~これNecarやNebosの牝系やな、ということはNecar=Naxosの全兄妹クロスもあんなところやこんなところに…みたいな感じで、血統表を掘っててもピンときやすいんですよね~

デインドリームもエイシンフラッシュもですが、ドイツ血統が強い一流馬って意外に高速馬場で高パフォーマンスを発揮するというか、意外に高速馬場で鋭敏に斬れるというか、もちろんスタミナに長けてはいるんですがSwainのような見るからに重々しいスタミナって感じじゃなくて、独特の斬れを兼備しているのが面白い

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土曜のレース回顧~オバチャン、馬場重いからラトロ多めにしといて!

2013-07-27 16:42:14 | 血統予想

函館11R 漁火S
◎2.トラストワン
○12.ルナ
▲1.ドリームヒーロー
△4.リリエンタール
△9.アナバティック
×5.フラアンジェリコ
×7.ポケッタブルゲーム
注8.サフランディライト
◎は新潟2歳Sのモンストールの半兄で、自身も6~9月は[3.1.0.1]、着外はG3函館2歳Sだけで、母イソノスワローはデヒア×ラシアンルーブルでラトロワンヌのパワーの血を4本引くだけに、やや体質が硬く夏場に調子を上げるタイプなのだろう。昨夏の2連勝と近走の手堅い内容からここでも通用の算段は立つし、マイネルラヴ産駒だから1800mが忙しいということもないはず。

新潟12R 3歳上500万下
◎18.ロジプリンセス
○14.ラスヴェンチュラス
夏の新潟開催開幕週の芝1800mの牝馬限定戦、昨年は◎レイカーラ○ラスヴェンチュラスで的中、しかもこのレースは500万下にしては非常にハイレベルとにらんで、この◎○はもちろん、3着パストフォリアや4着ハワイアンウインドもその後追跡をつづけて概ね上手くいった。それから一年、○ラスヴェンチュラスは勝ち星こそあげられなかったもののローズS3着をはじめ強敵相手に中身の濃い競馬をつづけ、ここは降級して昨年より相手も軽いから◎でもいいかと思ったが、今年も1頭、素質ではヒケをとらない牝馬がいる。◎ロジプリンセスはダノンジェラートの全妹で、この兄妹は母がサーゲイロードのクロスでナスキロ柔い体質のディープ産駒だから、内回りより外回り向きだとずっと書いてきた。フローラSは直線で前がカベになってしまったが、開いていれば鋭く反応して上位争いしていただろうと思わせる手応えではきていたし、これもローズSで3着ぐらいにきて不思議ない素質馬だと思うから、今年もハイレベルの叩き合いになるとみてこの1点。

--------

函館芝は中間の降雨の影響も残っていたのかよりタフな馬場になっていて、ゼロスラストタキオンのようなしなやかタイプはちょっと苦戦していましたね~

ルナはクロフネにマルゼンスキー、トラストワンはデヒアにラシアンルーブル、マスイデアはリンカーンにMill Reef、ヴァリアシオンはハーツクライにMill Reef、アサクサベルーガは母がNumbered Account≒Foreign Courier2×2

平常以上にラトロパワーがモノを言う馬場になっとりますが、しかし外をブン回したブランダムールがマスイデアに差し返されたように、イン伸びなのはイン伸びなんですよね~

ロジプリンセスは馬体が増えて成長はみられましたが、結果としてはまだまだラスヴェンチュラスの域には達してないという感じで、今年はハイレベルな叩き合いにはならず、もうちょっと柔さに強さが追いついてくるまで長い目でみたいです

馬体重はロジプリのほうが30キロ以上重いんですが、直線でラスヴェンが一気に加速して2頭が並んだ瞬間、ああ横幅はラスヴェンのほうが全然あるんやなあ…と思って見てました

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土曜のボツ予想~コマンズの芝1200m神話

2013-07-27 10:30:27 | 血統予想

さっき小倉1Rでハッシュが勝ち上がり、これでコマンズ産駒はここまで6頭が出走して[2.1.0.4]となりましたが、芝1200mに限れば[2.1.0.0]
ハッシュもダ1400m→芝1200mでの一変、こないだ福島で逃げ切ったブルーストーンと体型体質走法もソックリで、これは急坂洋芝道悪向きパワースプリンターを量産しそうで、「芝1200mのコマンズ」で今のうちにオイシイ思いしときましょう(笑)
※追記:日曜小倉1Rにいきなり油っこいのが…(^ ^;)

BSNは◎タイムズアロー
当ブログではおなじみの「ブライアンズタイム父系×サンデーエイコーン牝系」のニックスで、Graustark≒ライバリュウのニアリークロスをはじめ、Hail to Reason、Roman≒Chop Chop、Bull Lea、Eight Thirty≒War Relicなどのクロスになるので、ブライアンズタイムのパワーとスタミナと成長力がONになりやすいのです
父のタイムパラドックスは配合パターン的にも“砂のタニノギムレット”というイメージで、コテコテのパワー型ではなく東京の長いところで母譲りのナスキロ斬れを発揮する中距離馬で、だから帝王賞や川崎記念勝ちが重だったように馬場が軽いほうが斬れるタイプでもありました
息子も重の夏至Sの斬れをみるとそのあたりは似ているし、ここ2走は距離不足と芝スタートで後方からになりましたが、中距離の砂スタートならだいたい2~3番手につけているだけに、1800mの重で2.5キロ貰いなら○トウショウフリークを差せるでしょう
新潟ダ1800mも東京や新中京で好走するしなやか系がよくくるレースなので、△ギャザーロージズと△ボレアスはヒモに加えたいです

五頭連峰は◎ベステゲシェンク
前走は馬体が増えて急激にパワーアップ、近親のスズカフェニックスが舞い降りてきたのかと思わせるほどの勝ちっぷりで、これはオープンまでいけそうなマイラー
ミエノゴーゴーは平坦の高速馬場ではちょっとジリっぽいところがあるので、馬体が絞れて良化を辿る○テンペルが相手かな

不知火は△ハーバーコマンドの前走はさすがの一語ですが、妹のイチオクノホシは典型的なマイラーも、こちらは一昨年も札幌では取りこぼしつづけ、箱根の差し切りで菊4着がフロックでなかったことを証明したように外回り2400mベスト、開幕週の小倉1800mでハンデしょってまとめて差し切る絵はちょっと浮かばないです
母レディインはKenmareにRivermanにGreen DancerにSir Gaylordですから名繁殖レーヴドスカーと血脈構成が似ていて、フレンチなナスキロ柔さを伝える点もよく似ています
レーヴドスカーの娘たちは阪神JFを鋭敏に差し、息子たちは柔緩慢すぎて青葉賞をダラッと差すのですが、おそらくレディインも娘は外マイル向き、息子は外2400m向きというような傾向はありそうで、だからレーヴデトワールラヴィーネもイチオクノホシ型の鋭敏マイラーでしょう
ドリームトレインは母がDiesis×Robertoで京都内マイルでアルキメデスやプレミアムブルーと好勝負したぐらいで小回りもOK、ただし揉まれ弱い性格は相変わらずでハナか外番手という注文はつきます
となると、母系にAlydarが入るのでソコソコ小回りもきく○アルバタックスのイン差しが連軸としては信用できそうですが、ひねるなら◎サンライズマルスが行ききってAureole魂を発揮したケースではないかと、ハナさえ切れば[2.2.0.2]ですから、これの開幕週逃げ切り狙いで遊んでみる手はあるかなと

小倉最終はナリタセンチュリー×ナリタルナパークという涙ちょちょぎれる▲ナリタウィッシュが実はなかなか味のある配合で、ブライアンズタイムが強いので小回り2000mならそのうちやってくれると思ってるんですが、開幕週のここではないかなあ…でも人気ないしちょっと手を出してしまいそう(^ ^;)

美利河はアストンマーチャンと同じアドマイヤコジーン×Woodmanですが、こちらはノーザンテーストを増幅した配合でノーザンテースト丸出しのパワー粘着スプリンター◎ブランダムールと、リンカーン×ノーザンテースト×Never Bendで夏の洋芝1200mが稼ぎ場所で前走は外を回らされた○マスイデア、あとは△ラーストチカの先行と△ショウナンマハも距離短縮は案外よさそうでここまで
夏の洋芝1200mは困ったらNever Bendとマイネルラヴとノーザンテースト、あとは内有利&外不利の出し入れ、このルーチンワークで2開催乗りきれます(^ ^;)
開幕週のHTB杯でいうと、外回しメイショウヒデタダと前詰まりジャーエスペランサを次回は上げるという、単純ですが毎年その繰り返しなのですよ

仁山は後で昼飯でも食いながら考えますが、なんか閃いたら追記しときます

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ニックス(1)~リアルシャダイ×ロイヤルレジナと「母父1/4欧」

2013-07-26 13:55:23 | 配合論

通算7戦3勝、フラワーCとクイーンSに勝ち、桜花賞はアラホウトクの3着、オークスはコスモドリームの4着

フリートーク
がリアルシャダイ初年度産駒の稼ぎ頭となったのは配合的にも至極順当で、「リアルシャダイ×ロイヤルレジナ牝系」の組み合わせからはその後ムッシュシェクル=シクレノンシェリフ全兄弟が出たし、「リアルシャダイ×エルセンタウロ」の組み合わせからはダービー2着のリアルバースデーや阪急杯のジョーロアリングが出ました
http://db.netkeiba.com/horse/ped/1985103549/

リアルシャダイは父RobertoがRoyal Charger≒Nasrullah3×3、Sir Gallahad=Bull Dog4×4・6、Blue Larkspur4×4で、母父In RealityがWar Relic3×3ですから、ステイヤー種牡馬ではあったけれど血脈構成的には米血に偏っているので、血脈構成の1/2以上が欧血の牝馬との配合で大物を出しました

フリートークの場合は、RobertoとFleet NasrullahのところでNasrullahとBull DogとPeter PanとNorth Starのクロスになり、In RealityとSailorのところでWar Relic≒Eight Thirtyのニアリークロスになり、つまりリアルシャダイとロイヤルレジナの米血を増幅しているわけですが、一方で母父エルセンタウロはノー米血でFairway≒Sickle4×4とSon-in-Law5×4で、こういう血を母父に置いて「3/4米,1/4欧」としたこともポイントでした

ちなみにムッシュシェクル=シクレノンシェリフは母父ノーザンテーストを1/4異系とする「3/4米,1/4欧」、やってることはフリートークと同じで、リアルシャダイ×ノーザンテーストの教科書的配合ともいえます
http://db.netkeiba.com/horse/ped/1988107349/

フリートークは娘を2頭しか残さなかったので、ダイナシュガーの分枝のような繁栄こそしていませんが、娘のシングライクトークは阪神牝馬S2着などオープンで活躍し、シングライクトークの娘シングライクバードも5勝してオープン入りしました

シングライクバードは父がシンボリクリスエスでRoberto3×4、Eight Thirty≒War Relic6×7・8・8となり、母父ノーザンテーストのLady Angela3×2を1/4異系となる「3/4米,1/4欧」
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2005102278/

「リアルシャダイ×ロイヤルレジナ」のニックスを知るオールドファンならば、なるほどもう一周同じことをやったのね、と言いたくなる配合をしていたのでした

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「一口馬主好配合馬ピックアップ」グリーンファーム愛馬会からピックしました

2013-07-25 14:01:03 | 共有クラブ

好評をいただいております「一口馬主好配合馬ピックアップ(2013)」ですが、先ほど望田がグリーンファーム愛馬会から1頭ピックアップしました~
これで現在、ラフィアン、ユニオン、ローレル、ウイン、ターファイト、友駿、グリーンの7クラブから20頭をピックアップしております(栗山14頭、望田10頭、重複4頭)

血統屋の「一口馬主好配合馬ピックアップ」が今年もスタート!
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/fffa0ae9482e9eee8dcb00182b5e6a1f

コメント (2)
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