栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

日曜のボツ予想~世界のどこでもキンカメ

2023-02-26 10:46:32 | 血統予想

パンサラッサの快挙により、ロードカナロア産駒が日本馬の歴代獲得賞金1位2位を占めることとなり、芝ダート両方のチャンピオンを輩出したということになりますが、ジオグリフとクラウンプライドの母父はキングカメハメハ、ピンクカメハメハの父はリオンディーズ、ドゥラメンテもすでに芝ダート両方でG1馬を出しており、こういうオールラウンドさこそがキンカメ系の真骨頂

<スタリオンでキンカメを見ながら「日本の高速馬場ではディープに、欧12FではGalileoに、豪短距離ではRedoute's Choiceに、北米ダートではTapitに後塵を拝するだろうけれど、世界のどこで種馬になってもリーディング2位はキンカメじゃないか」と三輪さんと話してたのが真っ先に思い出されます>(望田bot)
中東リーディングでもキンカメは2位やっただろうと思いますね(1位はDubawiかな?)



そしていつも書くようにロードカナロア産駒の配合においては、有力な全きょうだいクロスや3/4同血クロスを5代内に狙うのならば、Nureyev≒Sadler's Wellsのラインかトライマイベスト=El Gran Senorのラインのほぼ二択しかなく、パンサラッサとサートゥルナーリアとステルヴィオとダノンスコーピオンはNureyev≒Sadler's Wellsのラインのクロスですね



中山芝は少しタフでデイジーはゴルシ産駒でいいかと思いますが、◎マンマリアーレは芝1800でも新馬2着があり、ようは前走のように気分よく走れればというタイプやと思うんで、少頭数のここは狙いが立つのでは
母カラヴィンカはTapitの3/4同血の妹という超良血で、脚元が危うい仔が多くて放出されてしまいましたが、それだけにゴールドシップみたいな種でアウトブリードに振ったほうがうまくいきそうな気はします

NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」では中山記念と阪急杯とマーガレットSを予想していますので、日曜もよろしくお願いします(競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」は栗山さんの担当)


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土曜のボツ予想~Robertoに◎○▲

2023-02-25 10:00:30 | 血統予想

阪神最終は◎ベルウッドブラボー
母母テンシノキセキはセントウルに勝った快速馬で、シルバーステートに短距離のスピードを入れた1400寄りの機動力あるマイラー
前走1200はさすがに少し忙しそうでしたが、前々走は同じ阪神内1400で人気の○アルトシュタットとハナ差、しかもインを狙ったらスペースがなくてあそこ空いてたら差せたのではないかと



行く馬がいないので、▲ウインスピリタスが頑張って主張すればハナを切れそうでこれが穴かと…Roberto3×5で内1400は現級2着の実績

NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」では幕張SとすみれSと水仙賞を予想していますので、今週もよろしくお願いします(競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」は栗山さんの担当)


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2/18,19の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2023-02-22 12:29:16 | 共有クラブ

■『一口馬主好配合馬ピックアップ2017』で栗山求が推奨したヒンドゥタイムズ(セン7歳)が日曜小倉11Rの小倉大賞典(G3・芝1800m)を勝ちました。

★シルクホースクラブ
父ハービンジャー
母マハーバーラタ(ディープインパクト)
牡 募集価格:1800万円
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2016104851/
母マハーバーラタは5戦1勝。ディープインパクト産駒でありながらダート1700mを勝ちました。Private Accountなどが入った母方の血が強く主張したためでしょう。本馬と同じ「ハービンジャー×ディープインパクト」はこれまで6頭が出走し、5頭が未勝利ですが、残る1頭のサトノリュウガ(現3歳)は2勝を挙げ、京都新聞杯(G2)で0秒1差の4着となっています。本馬は現時点で馬体重が396kgとやや小柄ですが、それだけにダート向きのいかつさや父ハービンジャーの大味なところは見られません。シャープで柔らかな母の父ディープインパクトがうまく出ていると感じます。「ハービンジャー+サンデーサイレンス+Nureyev」の配合パターンは成功しており、ペルシアンナイト(アーリントンC、皐月賞-2着)、プロフェット(京成杯)、ディアドラ(オークス-4着、ファンタジーS-3着)などコンスタントに活躍馬が出ています。芝向きの中距離タイプ。上げ潮のハービンジャー産駒でこの価格ならお買い得ではないでしょうか。(栗山)

■『POG種牡馬別好配合馬リスト(2022)』で栗山求が推奨したダズリングブレイヴ(牡3歳)が日曜小倉6Rの未勝利戦(芝1800m)を勝ち上がりました。

ダズリングブレイヴ(牡・父Saxon Warrior・母リリーズキャンドル)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2020103688/
母リリーズキャンドルは年度代表馬リスグラシューの従姉妹にあたる良血で、2歳時にマルセルブサック賞(仏G1・芝8ハロン)を勝った名牝。父Saxon Warriorはディープインパクトの海外における代表産駒の一頭。現役時代に英2000ギニー(英G1・芝8ハロン)とレーシングポストトロフィー(英G1・芝8ハロン)を制覇した。今年の2歳が初年度産駒で、すでにフランスでSer Sedが初勝利を挙げている。2代母の父Dolphin Streetは、フォレ賞(仏G1・芝1400m)の勝ち馬で、来日して出走した安田記念(G1)で3着と健闘したように、日本向きの軽さがある。その父Bluebirdは近い世代にNorthern DancerとSir Ivorを併せ持つので、ディープインパクトの母の父Alzaoと配合構成が似ている。本馬はAlzao≒Bluebird4×4。軽さと重さのバランスが取れた好配合馬だ。芝向きの中距離タイプ。(栗山)

■土曜小倉8R1勝クラス ロムネヤ(ディープ・望田)
■土曜東京12R2勝クラス モーソンピーク(ディープ・望田&栗山)
■日曜東京6R1勝クラス ノッキングポイント(POG・望田&栗山)
■日曜東京11RフェブラリーS2着 レッドルゼル(一口・望田&栗山)

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ハービンジャー×ディープインパクトでJRA重賞を勝ったのは以下の3頭で、「中距離×中距離」「柔×柔」の配合ですから、母母は剛性なマイラーやスプリンターのほうが成功しやすい

ヒンドゥタイムズ(小倉大賞典)…母母マハーブは仏1勝で、産駒はデイトユアドリーム、マハーバリプラム、クレヨンルージュなど短距離~マイルのダートで活躍

プレサージュリフト(クイーンC)…母母スーヴェニアギフトはランダルーシS(米G3・ダ6F)勝ち馬で、産駒のデアレガーロ、ロワアブソリュー、ベステゲシェンク、シュプリームギフトはいずれも芝短距離で活躍

ハッピーアワー(ファルコンS)…母母フェアレストケープはヨハネスブルグと3/4同血でStorm Cat×オジジアン×Mr.Prospector



ハービンジャー×ハーツクライだと更に緩×緩なのでアベレージは低迷していますが、最も走っているカレンルシェルブル(現役4勝)は母母センスオブアートがダ1200で2勝、次に走っているカーディナル(現役3勝)は母母スカーレットローズがスカーレットブーケの全妹でやはりダ1200で2勝

ディアドラ(母父スペシャルウィーク、母母ソニンク)、ブラストワンピース(母父キングカメハメハ、母母ツルマルグラマー)、ノームコア(母父クロフネ、母母インディスユニゾン)といった代表産駒たちも、母父は中距離ですが母母が1/4マイラーという配合ですよね

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第40回フェブラリーS回顧~二代目アイアンホース、万全の取り口で

2023-02-20 00:47:54 | 血統予想

フェブラリーS
◎4.ドライスタウト
○7.レモンポップ
▲12.セキフウ
△6.メイショウハリオ
×2.シャールズスパイト
×11.ソリストサンダー
×14.ヘリオス
×15.レッドルゼル
今年はカフェファラオ級は不在で混戦だ。レモンポップは母父ジャイアンツコーズウェイに瓜二つのレースぶりで、安定感抜群の取り口で大勝ちはしないが連は外さない。乗りやすい馬だしテン乗りでも◎でいいと思っていたが、中間の映像を見ると前走と比較して馬体の張りは少し落ちる。調教もビッシリとはやってないし、上積みという点でどうなのか。
レッドルゼルは1400ベストで、フェブラリーだと最後前と同じ脚色になってしまう。一昨年◎で狙ったヘリオスはユタカが珍しく逃げ宣言も、短距離で速い馬がいるからそんなにペースは落とせないのではないか。
外枠を引いたセキフウの一発も考えたいが、ミルコの雑な騎乗にガッカリするぐらいなら、また川田にブロックされて前が壁になりそうでも、そこを割って差したすばるSが収穫だったドライスタウトが馬群を割るほうに賭けたい。短距離で活躍したマストバイアイテムに中距離のシニスターミニスターをかけて、マイルで好位差しがベストだろう。大跳びで実績どおり東京向き。混戦だけに前哨戦でいい負け方をした点を買った。シャールズスパイトは大箱は合いそうだが、速い馬場のほうが怖さはある。

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例によってNETKEIBAの全頭血統解説より導入文と1~3着を

東京マイルはナスキロとナスペリオン
近4年はStorm Catもちが勝利
スピードも要求される東京マイルで行われるダート王決定戦。22年と21年はカフェファラオ(父American Pharoah)、20年はモズアスット(母父ヘネシー)、19年はインティ(母母父Forestry)と、Storm Catの血を引く馬が4連勝中。この3頭はMiswakiやGone Westやアフリートといった「Mr.ProspectorとTom Foolとナスキロ」の組み合わせの血をもつという共通点もある。Nureyevの血も相変わらず有力で、イメージとしては、馬場が渋って軽くなるとStorm CatやA.P.Indyなどのナスキロ優勢で、良馬場ならキングカメハメハやゴールドアリュールのなどNureyev優勢。いつの時代も東京マイルはナスキロとナスペリオンなのだ。

レモンポップ
母母ハーピアはデインヒルの全妹でシャーリージョーンズH(米G3・ダ7F)勝ち馬。母父Giant's CausewayはStorm Catの代表産駒でマイル~10Fの大レースを勝ちまくった。父Lemon Drop KidはベルモントSに勝ったKingmambo産駒でビーチパトロールなどの父。安定の好位差しで大きくは勝たないが、決して連は外さないレースぶりは母父に瓜二つ(見た目も似ている)。ここも同じ取り口で、また熱い叩き合いを見せてくれるだろう。(距離◎スピード◎底力◎コース○)



レッドルゼル
フィルムフランセの半弟でレッドヴァンクールの甥でテーオーマルクスのイトコ。母フレンチノワールはフレンチデピュティ×フジキセキのダート黄金配合でJRA4勝(全てダート)。カナロア産駒はこのように母系にWar Relic≒Eight Thirty的な血が入ると、体質が締まり短距離とダートに振れやすい。差しが完全に板についてドバイでも凄い脚で追い込んでくるが、マイルのフェブラリーでは昨年も一昨年も前と同じ脚色になってしまった。(距離○スピード◎底力◎コース○)



メイショウハリオ
テーオーロイヤルの半弟で、メイショウカドマツやメイショウキョウジの甥で、4代母はCourtly Deeという名門牝系。父パイロはミューチャリーやデルマルーヴルなどを出すダートのトップサイアー。母母父がRoberto系でBold Rulerの継続クロスをもつので、機動力のある差しで軽い馬場が鬼の中距離馬。帝王賞を制しダート一線級にのし上がってきたが、東京マイルで後ろからズバっと差せるタイプだろうか。(距離○スピード○底力◎コース○)



終わってみれば5年連続Storm Catもちが勝ち、良馬場に乾いたからかNureyevもちのワンツーとなった今年のフェブラリーS

ドライスタウトとレッドルゼルは一口ピック馬なので、枠順が出てからは出資者たちと、どんな展開になればチャンスあるかな~みたいな話をよくしてました

たしかにドライスタウトの内枠は歓迎とはいえなかったけれど、すばるSでは川田に収納されてから最後割って伸びてきたし、レモンポップというこれ以上ない目標がいるんやから、戸崎はレモンの直後を取りにいくやろと言ってたんですよね

坂井瑠星は気鋭の若手ですが騎乗ぶりはなかなか老獪で、戦略やプランで乗る人で、だから枠順が決まったときに、この並びなら戸崎は必ずレモンの後ろを狙ってくるだろう…と読んだと思うんですよね、望田でもそう思ったぐらいやしね

レモンもドライもスタートは決まり、いつものように難なく好位につけるレモン、それを見ながら出していってレモンの後ろに付けようとする戸崎

しかし瑠星が巧かったのは、他の先行勢が内に寄せながら行くところをずっと真っすぐ走らせつづけて、そのためレモンの左にはずっとスペースができていて、さあ戸崎さんここに入れ、入ってこい…と誘導されたところに、噛み気味に出て行ったドライスタウトはまんまと収納されてしまった

こうなると46.6-49.0の前傾ラップですから、先行3頭は直線早々と止まりはじめるので、結果その後ろにいたドライスタウトはいったんレモンの外まで切り返さざるをえず、大跳びで長い直線でも加速に時間がかかるタイプだけに踏み遅れてしまったのは痛恨

ライバル封じの完ぺきな絵図を描き、それをテン乗りでみごとにやってのけたのは、操縦性抜群で乗りやすい馬ではありますがアッパレで、ここで坂井瑠星を起用したのは陣営のヒットでしょう

過去2年のフェブラリーでは直線半ばで前と同じ脚色になってしまったレッドルゼルは、今年は直線までタメにタメて、1F長いところを辛抱させて、前が止まるペースでそれが見事にハマったかに見えましたがさすが川田でした

力の足りない馬は追走で脚をなくしてしまうようなペースで流れ、大出遅れのメイショウハリオも地力で間に合ったという3着で、けっきょく1~4人気が1~4着を占める結果になりました

レモンポップについては、うちのブログの読者ならみんな同じように思うでしょうが、上の血統解説にも書いたように2~3代目に並ぶ祖先が名血ばかりで、それをNorthern Dancer5×4・5とBuckpasser4×5でオーソドックスにまとめていて、しかも非サンデーサイレンスですから種牡馬としての上積みというか余白が大な血統

加えてCharming Lassie≒A.P.Indyの3/4同血クロスやHarpia=デインヒルの全きょうだいクロスも容易に狙えるわけで、今からレモンポップ付けたいなあ~と言う生産者やオーナーは私の周りにも散見されますが、アポロキングダムの代表産駒アポロビビがCharming Lassie≒A.P.Indy3×3ですよね



あとGiant's Causewayという血もね、母父がGlorious Songの息子Rahyですから肌に回って優秀な血で、Giant's Causewayが母父というのも種牡馬レモンポップのセールスポイントのひとつだろうと

Giant's Causewayは通算[9-4-0-0]、“アイアンホース”の異名を取り、マイル~2000の大レースを勝ちまくり、常に番手や好位から絶妙のタイミングで抜け出して、競り合いに強く決して連は外さない安定感抜群の名馬でした

レモンポップは今日の勝利で通算[8-3-0-0]、見た目もLemon Drop KidではなくGiant's Causewayなんですが、サッと先行して好位につけ、万全の取り口で抜け出して叩き合いを制するレースぶりが本当に瓜二つで、あだ名をつけるなら「二代目アイアンホース」「デイン尻ジャイアン」ですかね

Giant's Causewayとレモンポップのレースの巧さは、Rahy~Blushing Groomのラインの美点やと思いますが、Blushing GroomってのはCandy Ride(母父Candy Stripes)なんかもそうですが、直父系はそんなに拡がっているわけではないんですが、肌に回ったほうが美点をよく伝えるといえるかもです(生産者にデクラレーションオブウォーをよく推してるのも、母父Rahyで肌に回っていいと思ってるからです)

ディープインパクト系とキングカメハメハ系の次はなんぞや?最良後継はどれなんや?みたいな質問をよくされるんですが、意外にちょいとお隣のブラックタイドやLemon Drop Kidの枝が拡がったりね、サラブレッドの父系ってそういうことあるんですよね

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日曜のボツ予想~大外枠で気分よく

2023-02-19 10:15:01 | 血統予想

93年日本ダービーは岡部ビワハヤヒデが教科書どおりに好位追走から直線先頭に立ち、いやいやダービーポジションなんてないんだよと武豊ナリタタイシンが最後方から追い込み、そこでポッカリ開いたインを切り裂くように抜け出してきたのが柴田政人とウイニングチケット



トニービンにテスコボーイで絵に描いたようなナスペリオンのクロス、いっぽうで米血相似配合のマルゼンスキーを1/4異系的に使って、トニービン産駒としてはたしかに発現や完成は早かったほうで、古馬になって更に凄みを増したハヤヒデやタイシンと比較すると、あのダービーこそがウイニングチケットのピークだったような気はします

そんなちけぞうが、3強のなかで一番長く生きるとは…しかし3頭とも30歳超とは長生きしました

トニービンの初年度産駒で、同い年のベガはその年の桜花賞とオークスをぶっこ抜き、トニービンのナスペリオンが府中を制圧する時代が幕を開けるのです



東京6は◎スズハローム
未勝利勝ちが最後方から豪快に捲り上げて強い内容で、しかし若竹で◎にしたら後方のまま脚を使えず
どうも揉まれ弱いところがあるようで、ワンターンマイルの大外枠なら気分よく走れるのではないかと…マイラーとしての性能はここでも一枚抜けていると思うので、ヤル気を出せばアッサリだろうという馬券で

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土曜のボツ予想~坂を上がってから

2023-02-18 10:04:32 | 血統予想

フリージアは◎ジェイパームス
前走のパドックを見てもいかにも未完成なハーツというトモや体のラインで、後ろが緩いので坂の部分でフワッとして急加速できない感じなんですが、坂を上がってからはいいフォームで詰めてきているので、1F延長とモレイラ様に期待



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2/11,12の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2023-02-14 11:25:29 | 共有クラブ

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2021)』で望田潤と栗山求がダブル推奨し、『POG種牡馬別好配合馬リスト(2022)』で望田潤が推奨したオールマイデイズ(牡3歳)が日曜東京5Rの未勝利戦(芝1800m)を勝ち上がりました。

★シルクホースクラブ
父リアルスティール
母ロザリンド(シンボリクリスエス)
牡 募集価格:6000万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2020103718/
オーソリティ(青葉賞、アルゼンチン共和国杯)、アーデンフォレスト(3勝クラス)の半弟。母ロザリンドは中央未勝利で地方競馬へ転出となったものの、エピファネイア、リオンディーズ、サートゥルナーリアを兄弟に持つ超良血。なかでもエピファネイアとは全兄妹の関係にあります。2代母シーザリオは稀代の名牝で、G1を勝った3頭の息子だけでなく、未勝利に終わったロザリンドが繁殖牝馬として成功したことで、ファミリーの発展は約束されたといっていいでしょう。父リアルスティールはこの世代が初年度産駒。「ディープインパクト×Storm Cat」の組み合わせは、国内外で9頭のG1ホースが誕生しているニックス。その1頭キズナは、本馬と同じシンボリクリスエスの肌から、ソングライン(NHKマイルC-2着)、アカイイト(OP)、ロジーナ(3勝クラス)などを出しています。本馬はそれとよく似た配合構成。シーザリオの構成要素を強化(サンデーサイレンス3×4、Nureyev≒Sadler's Wells5×4、Storm Bird≒Nijinsky4×6)しているのも好印象です。芝中距離で期待できるでしょう。(栗山)
(8/3追記)
オーソリティ(父オルフェーヴル)やアーデンフォレスト(父ルーラーシップ)の下。母ロザリンドはエピファネイアの全妹で、繁殖として有能なところを見せています。リオンディーズの初年度産駒もよく走っており、シーザリオの血の偉大さは今さら語るまでもありません。リアルスティールとの配合も「3/4Northern Dancerクロス」をNureyev≒Sadler's Wellsの3/4同血クロス5×4でまとめていてまさに教科書どおり。実馬もちょうどエピファとリアルスティールを足して割ったイメージで、ダービー向きのタイプにうまく出たと思います。(望田)

オールマイデイズ(牡・父リアルスティール・母ロザリンド)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2020103718/
オーソリティの弟で、エピファネイア、リオンディーズ、サートゥルナーリアの甥。母母シーザリオはオークス馬でスーパー名繁殖。シンボリクリスエスは非Northern Dancerだから、母父としてはキンカメやオルフェなどNorthern Dancerが強い種牡馬との配合で成功している。リアルスティールでも好形で、Nureyev≒Sadler's Wellsの3/4同血クロスもセオリー。(望田)

■『POG種牡馬別好配合馬リスト(2022)』で栗山求が推奨したミッキーキャンパス(牡3歳)が日曜小倉5Rの未勝利戦(芝2000m)を勝ち上がりました。

ミッキーキャンパス(牡・父サトノダイヤモンド・母コンヴィクションII)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2020103370/
母コンヴィクションIIは南米アルゼンチンのヒルベルトレレナ大賞(G1・芝2200m)の覇者。父の母マルペンサもアルゼンチン産馬なので、血量の4分の3がアルゼンチン血統で占められている。サザンヘイロー3×4は、アルゼンチン産馬以外は作りづらいインブリードだが、それが実現している。サザンヘイローはアルゼンチンで7年連続チャンピオンサイアーとなった大種牡馬。日本ではダート短距離のイメージが強いものの、アルゼンチンでは芝・ダートを問わず数々の大物産駒を送り出し、父系もMore Than Readyを通じて広がっている。母はSir Ivor≒Halo4×3なので、ディープインパクト(Halo≒Sir Ivor 2×4)の系統と合う可能性が高く、サトノダイヤモンドは配合相手として申し分ない。(栗山)

■『POG種牡馬別好配合馬リスト(2022)』で望田潤が推奨したマンデヴィラ(牝3歳)が日曜阪神5Rの未勝利戦(芝1800m)を勝ち上がりました。

マンデヴィラ(牝・父リアルスティール・母マンデラ)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2020103629/
リアルスティールはキズナと同じディープ×Storm Catで、スピードのアベレージは高そうだしダートもOK。クラシックロードで走れる産駒を狙うなら、母方に重厚な欧州血脈があったほうがいいだろう。本馬はワールドプレミアやワールドエースの3/4妹で母は独オークス3着。娘は当たりが出てないマンデラだが品のある中距離馬だ。オークスには間に合う。間に合ってほしい。(望田)

■『POG種牡馬別好配合馬リスト(2022)』で栗山求が推奨したレシプロシティ(牝3歳)が日曜阪神6Rの未勝利戦(芝2000m)を勝ち上がりました。

レシプロシティ(牝・父キズナ・母サプレザ)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2020102862/
毎日杯(G3)を勝ち、日本ダービー(G1)でも4着と健闘したサトノインプレッサの4分の3弟。母サプレザはサンチャリオットS(英G1・芝8ハロン)を3連覇した名牝。「キズナ+Mr.Prospector+Sadler's Wells」なのでバスラットレオン、ステラリアと同じ。底力あふれる血で構成され大物感がある。(栗山)

■土曜東京11RクイーンC2着 ドゥアイズ(一口・栗山)
■日曜東京11R共同通信杯3着 ダノンザタイガー(POG・栗山)

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これから種牡馬辞典の初校が続々と上がってくるので今日は自宅待機マンです

リアルスティールのピック馬が2頭勝ち上がりましたが、リアルスティールはNorthern Dancer5×4・5のディープ産駒なので、産駒はシンボリクリスエスとかAcatenangoとか、あとトーホウガレオンの母父Songandaprayerとかね、そういう非Northern Dancerのアウトサイダーな血をいかに取り込むかも一つポイントやと思いますね



グレーターロンドンの初年度産駒が好調で、JRAではすでに7頭が勝ち上がり、ロンドンプラン(小倉2歳S)、ユリーシャ(エルフィンS)、トラベログ(菜の花賞)と2勝馬が3頭出ています

今期は種付料が150万に倍増されたにもかかわらずブックフルの人気ですが、ここまでJRAで勝ち上がった産駒の血統表をチェックしてみると、上記の2勝馬3頭のうち2頭が母父アフリートなんですよね

グレーターロンドンもリアルスティールと同じくNorthern Dancer5×4・5なので、Northern Dancer血脈が薄い繁殖に配したほうがおそらく成功しやすく、そしてアフリートは非Northern Dancerです

またアフリートの母父Venetian JesterはTom Fool×Princequillo×Nasrullahなので以下のようにSir Ivorとニアリーで、つまりディープインパクト系×アフリート牝馬はSir Ivor≒Venetian Jesterのニアリークロスになる



グレーターロンドンはディープ産駒としてはSir Ivor~Sir Gaylordのラインをあまりいじくってない配合なので、産駒の代ではSir Ivorをいじくる配合が成功しやすいのだろうということは、たとえば種牡馬キタサンブラックがSir Ivorのニアリークロスで成功していることを踏まえれば容易に想像がつきます

ロンドンプランとトラベログは母父アフリートでSir Ivor≒Venetian Jester6×4、ユリーシャは母父ハービンジャーでSir Ivor6×7ですから、現時点での代表産駒3頭はSir Ivorクロスを狙った配合としている、といえるかと

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日曜のボツ予想~トニービン×Strawberry Road

2023-02-12 10:23:59 | 血統予想

パドックのハーパーはいかにも未完成なハーツの中距離馬というお尻で、あれでマイルのHペースを抜け出して凌いだのはモノが違った感じ
母系にStrawberry Roadをもつハーツクライ産駒とドゥラメンテ産駒は以下のとおりで、ドウデュースやリバティアイランドが勝ったときにも書いてますが、Strawberry Roadの母父Rich Giftはトニービンとニックスなんですよね~







今日もボツ予想はお休みですm(_ _)m ずっと競馬観ながら仕事するので、買いたい馬とかいたらコメント欄に書くかも

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土曜のボツ予想~またまたお休みですm(_ _)m

2023-02-11 10:40:07 | 血統予想

種牡馬辞典の校了が目前で全く時間がとれませんm(_ _)m 今日も中継見ながら最後の追い込みです

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2/4,5の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2023-02-06 23:24:23 | POG

■『POG種牡馬別好配合馬リスト(2022)』で望田潤と栗山求がダブル推奨したナヴォーナ(牡3歳)が日曜東京6Rの新馬戦(芝1600m)を勝ち上がりました。

セリエンホルデ20(牡・父ロードカナロア・母セリエンホルデ)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2020103456/
シュネルマイスターの半弟で、母セリエンホルデは独オークス(独G1・芝2200m)勝ち馬。母がサドラー系の中距離馬というのはサートゥルナーリア、パンサラッサ、ダノンスコーピオン、キングオブコージなどと同じで、カナロア産駒でも中距離の大物が出やすい配合パターンだ。シュネルは東京1800が最も斬れる印象だが、弟も共同通信杯をナデ斬ってくれるだろう。(望田)

セリエンホルデ20(牡・父ロードカナロア・母セリエンホルデ)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2020103456/
シュネルマイスター(NHKマイルC、毎日王冠)の半弟。父はキングマンからロードカナロアに替わった。母セリエンホルデは独オークス(G1・芝2200m)を勝った名牝で、近親にサリオス(朝日杯フューチュリティS)、サラキア(有馬記念2着、エリザベス女王杯2着)がいる。母方にSadler's Wellsを持つロードカナロア産駒は、サートゥルナーリア、パンサラッサ、キングオブコージなど距離がもつ。2000mは守備範囲。(栗山)

■『POG種牡馬別好配合馬リスト(2022)』で栗山求が推奨したドナウパール(牝3歳)が土曜小倉2Rの未勝利戦(芝1800m)を勝ち上がりました。

ドナウパール(牝・父エピファネイア・母ドナウブルー)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2020103509/
母ドナウブルーは女傑ジェンティルドンナ(牝馬三冠、ジャパンC2回、有馬記念、ドバイシーマクラシック)の全姉。現役時代に関屋記念(G3)と京都牝馬S(G3)を勝った。産駒成績も優秀で、ドナウデルタ(チューリップ賞-4着)、イシュトヴァーン(OP)などを産んでいる。母方にDanzigを持つパターン、「エピファ×ディープ」の組み合わせは、いずれもエピファネイア産駒の全体成績を上回る。重賞クラスの成績を残すには十分な配合だ。(栗山)

■日曜東京9Rゆりかもめ賞 スキルヴィング(一口&POG・望田)
■日曜中京10R令月S ケイアイターコイズ(POG・望田)
■日曜東京10R銀蹄S ジレトール(一口・望田)



いつも書くようにロードカナロアは世界の短距離王ですから、フサイチパンドラやシーザリオのような中距離の肌との配合で大物を出していて、こういうことはクロスがどうたらとか、そういうこと以前の基本的なことなのです

いっぽうで配合的なテクニカルなことをいうと、5代内に有力な全きょうだいクロスや3/4同血クロスを狙うならば、Nureyev≒Sadler's Wellsのラインかトライマイベスト=El Gran Senorのラインのほぼ二択になります

だからSadler's Wells系の中距離型の肌ならば、Montjeu(パンサラッサ)でもSligo Bay(ダノンスコーピオン)でもGalileo(キングオブコージ)でも成功するわけで、そらSoldier Hollowでも成功するんですよね、結果的にマイルに出るか中距離に出るかはともかくね



スキルヴィングはキタサンブラック×シンボリクリスエスで重々しいですが母母ヴァイスハイトが「1/4マイラー」、またシンボリクリスエスのところだけNorthern Dancerが入らない「3/4Northern Dancerクロス」と実に無理がない配合だし、サンデーサイレンス~Haloのクロスはキタサンブラック産駒の走るパターン

下記エントリで詳しく説明したように、キタサンの凄い底力はBustedとTehranとWordenの脈絡にあると考えられ、だからイクイノックスがもつWorden≒Le Fabuleux7×6や、スキルヴィングがもつBusted5×7の意味ですよね、ソールオリエンスも母父Motivatorの母がMixed Marriage4×4ですからね(Mixed Marriageの母父はTehran)
https://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/369ba708674e5d2a9924a042f049b705

コメント (4)
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