栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」

川崎のネカフェより…

2010-05-31 10:47:54 | その他
書きたいことはいろいろあるのですが、明日札幌に戻ってからにします
まあでもダービーが終わって、ペルーサやアプリコットフィズとともに歩んだクラシックロードは楽しかったし、またこの一年でいろいろなことを教わりました
とりあえずひと区切りということで、今日は一日競馬のことを忘れて遊んできます
また明日から一年間、ダービーやオークスまで、戦友探しがはじまるわけですなあ~
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では東京へ~

2010-05-30 08:23:45 | 血統予想

東京競馬場はまだ一滴も降ってないようですね
たぶん降っても微量で、良でやれるのではないかとみました

東京6Rは◎マックスバローズで。ブラックホークやピンクカメオの甥で、ボルキロを継続クロスするフジキセキ産駒で、配合通りの柔らかストライドで走るマイラー
広い東京は合いそうだし、良なら素質を信用したいですね
○アヴェカムール▲ダイワアセット△カシマストロングが相手

ではこれから東京競馬場へ~
火曜までちょっと遊んでくるので、ブログの更新は滞るかもです…

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真っ当でオーソドックスな血統予想とは?

2010-05-29 21:38:45 | 血統予想

どんな種牡馬でも、「代表産駒の平均像」と「産駒全体の平均像」には多少のギャップがあるものです

ジャングルポケットはダービーとJCに勝った東京の鬼でしたが、トニービン×NureyevはFair Trialのクロスにもなるので、産駒にはこちらの粘っこさがONになることも多く、そうすると父のように東京でズドーンと斬れる感じではなく、オフサイドトラップのようにネチャネチャと粘っこい脚質になります

だから産駒全体のデータをとると、芝では阪神内>京都内>京都外>阪神外>東京>中山の順に連対率がいいという、およそジャンポケやトニービンのイメージからはかけ離れた結果が出てくるのですが、これはLyphardやDanzigなんかをもってくると、ジャンポケ自身にはONになっていなかったFair Trial的粘っこさがONになる、という現象がよく起こっているからではないかと

ただし、ジャンポケ産駒の全重賞勝ち17鞍の内訳を調べてみると、京都外6、東京4、阪神外2、中山、阪神内、札幌、函館、中京各1ですから、オウケンブルースリやジャガーメイルやトールポピーといった代表産駒は、父のストレッチランナーとしての資質をちゃんと受け継いでいることがわかります

ジャンポケらしさを受け継いだジャンポケの代表産駒を、東京2400mできちんと◎にする、これが真っ当でオーソドックスな血統予想だと私は思います

もちろんFair TrialがONになったジャンポケを阪神内回りの条件戦で買うというのも、変化球としてはアリなのですが、まずアウトローに真っ直ぐをきちんと投げれないと変化球も活きないですからね~

…と、ダービー前夜になんでこんなことを書いてるかというと、スマートステージの前走が本格化なのか何なのか、本格化だとしたらここでも◎という手はあったかなあ~と、未だにちょっと迷ってるところがあるんですよね~(^ ^;)

この馬は体型や走法はわりとRobertoっぽい感じで、だからこれまでは中山や福島でそれこそ変化球的な◎を打ってきたんですが、前走の追い込みなんかを見ると伸び方はやっぱりHyperionっぽいんですよね~

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土曜は公平馬場

2010-05-29 20:24:58 | 血統予想
東京7R 3歳500万下
◎4.ダークシャドウ
○10.シルクスチュアート
△1.マイネルグート
△15.リーサムキッド
×2.ヴァンダライズ
×14.メジロクリントン
注6.ビレッジブライト
注11.ヒラボクビジン
◎の素質はオープン級でここもいけるだろう。相手だが絞れば○か。母父ノーザンテーストで母系にリヴァーマン。ゼンノロブロイ産駒の成功形の配合をしていて、この馬もまだ底を見せていない。

京都10R 金鯱賞
◎13.アドマイヤオーラ
○5.アーネストリー
▲8.アクシオン
△4.ナムラクレセント
△7.ホワイトピルグリム
×1.リトルアマポーラ
×2.タスカータソルテ
注3.エイシンドーバー
注6.スマートギア
宝塚をにらんだ前哨戦。有力馬が休み明けで軒並みトーンが上がらないだけに難しいが、◎は鉄砲実績はあるし気のいい馬だから、多少重めが残っても動けるのではないか…という半ば希望的観測で。この馬はヘイロー≒リーガルグリームとフェアトライアルのクロスなので、ストライドで差す妹とは違って俊敏な小脚で差すタイプ。弥生賞や中京2歳Sをみても小回りを捲り差す脚は一級品だ。

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東京は強い馬は内外どこを通っても伸びていて、今夜からの雨がどう影響するかですが、少なくとも土曜はあんまりバイアスのかかってない公平馬場って感じがしました
まあいずれにしても、ダービーの人気上位馬は多少渋ってもマイナスに作用することはないでしょう

金鯱賞は内回りのスローでRobertoの行った行ったですか…しかしスマートギアがあそこまできたように、先週の雨の影響か外差しもけっこう決まってましたね~

もうダービーと目黒の予想は入稿しましたが、ちょっと仮眠とってから、日曜の他のレースの予想にかかろうかなと…
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兄は内回り向き?

2010-05-29 09:52:50 | 血統予想

ダノンシャンティの故障の原因が判然としないので、とりあえずコメントは差し控えます…

アドマイヤオーラはブエナビスタの3/4兄ですが、妹がマルゼンスキー≒Caerleonや母のナスキロクロスでスペシャルウィークやCaerleonの東京向きの斬れ味を受け継いだのに対し、兄はHalo≒Regal GleamやTudor MinstrelやFair Trialのクロスなので、ビワハイジ的小脚のほうが強くONになっている感じがしますね~
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2004102987/

何といってもシンザン記念でダイワスカーレットを差し切ったのが光りますが、あれは超スローでゴール前のラップが11.2で、外回りといっても小回り向きの瞬発力が要求されたレースでした

同じくダイワスカーレットに鋭く襲いかかった中京2歳Sや、中位からきれいに捲った弥生賞を思い起こしても、あの俊敏な小脚差しは京都ならむしろ内回り向きではないかという気もしますよ~

休み明けで少し重いと陣営はコメントしていますが、これだけ人気がないなら、パドックでそんなに重く感じなければ買ってみたいですね~

Fair Trial的な前向き気性で、鉄砲実績もある馬です

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メルマガ「ホースレター」

2010-05-28 17:47:53 | 血統予想

さあいよいよダービーですが、笠シショーの予想は「ホースレター」を読んであげてください
先日のヴィクトリアマイルはニシノブルームーンが◎でした
HP(けやきの向こう)のメルマガ「ホースレター」から登録できます
http://www.tescogabby.com/1983diary.htm

私は仕事を何とかかんとか片づけて、日曜の朝一で東京競馬場に向かいます~(・∀・)

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配合的ギャンブルに勝ったペルーサのオリジナルな強さ

2010-05-28 11:42:27 | 配合論

kuwaさんが昨日のブログで、「ヴィクトワールピサは優れた相似配合で、ネオユニヴァースとホワイトウォーターアフェアの再生産に成功している」というようなことを書いてました
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2007102923/

その通りで、高い競走能力を示した両親の相似配合というのは、悪く転ぶ可能性が少ないわけですから、血統や配合では非常に推しやすいんですよね~

だから私も栗山さんも、POGでこの馬を推したわけです

でも相似配合というのはようするに再生産の範ちゅうなわけで、もちろんG1馬を再生産するというのも簡単にできることではないですが、父母のカテゴリから大きく飛躍した馬が生まれる可能性はあまりない…という言い方もできます

ペルーサはPOGの前評判も高い一頭でしたが、ゼンノロブロイが産駒デビュー前の段階では主に何を伝えるのかがまだハッキリしなかったし、アルゼンチンスターが質の高い南米血脈を受けていることもわかっていても、この配合で確実にゼンノロブロイに近い馬が再生産される保証はありません
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2007102705/

そういう意味では、血統表を見ただけでは、「父母を超える名馬が出る可能性も、アルファフォーレスのようなしぶといダートの中距離馬に出る可能性もある配合ですよ」としか言いようがないですね~

でも配合の目的や面白さは、父母の再生産だけではなく、父母を超える「新種」「オリジナル」を生み出せるところにあるのだと私は思います

たとえばディープインパクトはサンデーにないFair Trial的な要素をウインドインハーヘアから取り込み、サンデー的な柔らかさとFair Trial的な俊敏さという、走法や体型的に本来相容れない要素を同時に受け継ぐことができた希有な例です

その証拠に他の全きょうだいは、母から「HyperionとFair Trial」的な粘りを受け継いだ代償として、サンデー的な柔らかさしなやかさには欠けるところがありました

「新種」を生み出すには、そういうギャンブルが必要です

サンデー×ミスプロ×War Admiral×La TroienneのA級配合形ではありますが、ちょっと米スピードに偏りすぎて、スタミナと底力を振り絞るようなレースではアルカセットにねじ伏せられてしまったゼンノロブロイ

亜リーディングサイアーの娘で亜古牝馬チャンピオンの全妹で、質の高い南米血脈を受けているのは間違いないが、高速芝向きのスピードという点では疑問符がつく血統でもあり、現実に自身もきょうだいもダート中距離で活躍したアルゼンチンスター

このように一つ良いものを伝えるのは間違いないけれど、万能のチャンピオンというには何かが足りない、そういう両親の長所を伸ばすと同時に短所を補うような配合ができれば(それは失敗すると長所を消し短所を表出することにもなりかねないのですが…)、そしてギャンブルに勝てば、「新種」を作ることができるのです

勝負事はまた別ですから、ペルーサがダービーを勝つとは断言しません

しかし一ついえることは、ペルーサは賭けには勝ったということです

ゼンノロブロイとアルゼンチンスターという全く異なるキャラから長所だけを受け継ぎ、ペルーサだけの「オリジナルな強さ」を表現することに成功したのです

HaloもNearcticも優れた競走馬であり種牡馬でしたが、決してチャンピオンではありませんでした

サンデーサイレンスもNorthern Dancerも、ギャンブルに勝つことで生み出された「新種」なのです

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笠シショーについて

2010-05-26 15:05:16 | 配合論

たとえば個々の馬についての配合的な評価とか、予想上の印なんかは、私と笠さんと栗山さんでも違うときがままありますし、そもそも強い馬が勝つとは限らないのが競馬で、血統や配合が優れた馬が勝つとは限らないのも競馬です

それよりも、「血統というツールを使って、個々の馬への理解を深め、競馬というスポーツそのものへの認識を深めることは、こんなにも楽しいことなのだ」というような話を、このブログでもっともっと広げていければいいなあ~と思いますね

私が笠雄二郎さんをシショーと崇めているのは、笠さんの人間性がとてつもなく素晴らしいからでも(^ ^;)、予想がおそろしく当たるからでもありません(^ ^;)

笠さんが血統を介して語る競馬論や、そのアプローチの仕方が、少なくとも私が目にした競馬論や血統論のなかでは、最も正しいのではないかと思っているからです

もう20年近く競馬で飯を食ってる私が、競馬に対して少しでも貢献や恩返しができるとしたら、「おそらく笠的な思考がアプローチとしては正しくて、そして正しいアプローチで競馬を考え語ることは楽しいことなのですよ」ということを、一人でも多くのファンに伝えることしかないだろうなあ~と、そういうふうに思っとるわけです

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コスモファントムとエイシンフラッシュについて

2010-05-26 14:50:12 | 血統予想

ここでは不透明さんとmtさんから質問があったコスモファントムとエイシンフラッシュについて書いてみますが、レース予想や共有クラブやPOGに関する、特定の馬についての質問についてはお答えしかねる場合が多々ありますm(_ _)m

それは仕事の関係上まずいケースがあるということと、単に面倒だという二つの理由によります(^ ^;)

まあ今回はダービーなので、けっこう長々と書いてみました

コスモファントム
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2007110012/
ドンH(米G1・ダ9F)に勝ったStephen Got Evenの産駒で、強力メンバーのラジオNIKKEI杯2着が光りますが、母父のParis Houseが「HyperionとFair Trial」的な粘着力で走るスプリンターなので、父系のナスキロ的な斬れで走っているという感じではないですね~
脚質的には母父の粘っこさで走っている感じで、斬れがないのでどちらかといえば外回りより内回り向きの脚質だと私は思っています
同じ2着でも、ラジオNIKKEIと京都新聞とでは内回りのNIKKEIのほうがパフォーマンスは高かったというべきでしょう

エイシンフラッシュ
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2007102951/
ドイツ血脈+Hyperion血脈が基調の、粘りや持久力に長けた重厚な血統ですが、母がRed God≒Stay at Home4×5なので意外に手先が軽くて、中山や阪神のスローを小器用に捲るような俊敏さもあるのがいいですね
2400mへの距離延長はプラスですが、長い直線でズバッと斬れるような脚はないので、東京でも京成杯のように先行粘り込みの形に持ち込んで、並んでしぶといところを引き出して食い下がりたいところでしょう

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あえて“4強”の不安点をあげつらってみる(2)

2010-05-26 13:56:11 | 血統予想

◇ヒルノダムール
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2007100727/
「マンカフェ×Blushing Groom」の黄金配合だが、母がラムタラ×L'EmigrantでNijinsky≒The Minstrel3×4で、このズブさをほんの少し引きずっているというか、一流の中距離馬としてはほんの少し反応が鈍く、ほんの少しスピードの乗りが滑らかでないところがあって、だからいつも肝心なところで不利を受けてしまう(「中山でG1級ということ」参照)
Nijinsky≒The Minstrelの3/4同血クロスを持つ馬にはジョリーダンス、ザレマ、ステラリード、メイショウラムセス、マルブツパワフルなどがいるが、G1で馬券に絡んだ例はジョリーダンスの安田3着のみ
ラムタラを父や母父に持つ馬にG1で馬券に絡んだ馬は一頭もいないし、L'Emigrantを持つ馬もキュンティア(オディールの母)が旧阪神JFで2着しただけ
「成功形の配合をすれば、地味な血統の牝馬からもオープン馬を出せる」のが種牡馬マンカフェの素晴らしいところだが、G1であまり実績のない血が母系に入り、しかもそれをG1であまり実績のないクロスで強調しているというのは、ハイレベルなG1においてはやはり割り引き材料というべきだろう
東京2400mは中山2000mよりは条件としてはいいと思うが、それでもやっぱり、東京でも、肝心なところでズブい面は覗かせるはずだ

中山でG1級ということ
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/e213dc273cc6862a14c6e2f363b51108

◇ペルーサ
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2007102705/
母父Candy Stripesはバブルガムフェローの半兄で亜リーディングサイアー
母母ディフェレンテはサンデーとの間にシーディザーブス、アルファフォーレスと先行しぶといダートの中距離馬を出しており、母系にはProminer、Tudor Minstrel、Dorileo(Forliと3/4同血)と「HyperionとFair Trial」的な粘着力の血が強い
つまり全体としては「サンデー×Lyphard×ハイインロー」の配合形だから、バブルがそうだったように根は前受け脚質で、「抜かせない強さ」に最大の持ち味がある血統というべきだろう
若葉のようにちょっとでも前に出てしまえば強い馬だが、青葉のように中団から差す形は、相手が弱ければあれでもいいのだが、強敵相手にはベストな戦法ではないと思う
他の有力馬がそれほど前のポジションになるとは思えないだけに、それを意識しすぎたレース運びになると差し届かず…というケースは考えられる

並んでも遊んでいる
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/76dcdb6a53176e188972d27fbba3dc4b

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