栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

「一口好配合ピック」東サラから望田が4頭ピック

2017-07-31 17:21:00 | 共有クラブ

おかげさまで今年も好評をいただいている「一口馬主好配合ピック」ですが、本日東京サラブレッドクラブから望田が4頭ピックしましたのでよろしくお願いします(栗山求のピックはもうしばらくお待ちください)
http://miesque.com/c0044.html
現在シルク(11)、ジーワン(8)、東サラ(4)、ユニオン(3)、ウイン(2)、ラフィアン(2)からピックしています

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7/29,30の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2017-07-31 09:58:10 | 共有クラブ

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2015)』で望田潤が推奨したインヘリットデール(牝3歳)が日曜新潟2Rの未勝利戦(芝2000m)を勝ち上がりました。

★シルクホースクラブ
父ルーラーシップ
母フサイチエアデール(サンデーサイレンス)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2014106099/
牝 募集価格:2200万円
母は重賞4勝で桜花賞とエリザベス女王杯で2着。母母ラスティックベルはRaise a Native2×3とNasrullah≒Royal Charger4×3、そこにアウトブリードのサンデーサイレンスがかけられ、そこにNorthern DancerとHornbeam≒パロクサイドのクロスを持つルーラーシップがかけられ、自身はMr.Prospector4×3。非常にオーソドックスですが、緊張と緩和のリズム、欧血と米血のバランス、この両方に優れた配合ですね。ルーラーシップは3代父Mr.Prospectorのところ以外はほぼ欧血中心の血脈構成ですから、サンデーサイレンスをはじめとする米血の強い牝馬との配合にも向いています。フレンチデピュティ・クロフネ親子との交配が多かったフサイチエアデールですが、それとは違った方向の配合で新味が出る可能性は十分あるでしょう。しなやかな中距離馬で、追っての味ならばライラプスやフサイチリシャールより上かも。(望田)

■『ディープインパクト好配合リスト(2016)』で栗山求が推奨したヤマニンペダラーダ(牡3歳)が日曜札幌4Rの未勝利戦(芝1500m)を勝ち上がりました。

○ヤマニンペダラーダ(牡・母ヤマニンエマイユ)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2014100555/
母はフィリーズレビュー5着馬。母方にダンシングブレーヴが入るディープ産駒は成功しており、とくに「ディープ×ホワイトマズル」はスマートレイアー(重賞3勝)、ミッキーグローリー(現3歳OP)などが出ている。「父ディープ、2代母の父トニービン」というパターンもハープスターを筆頭に成功しており、15頭中13頭が勝ち上がり芝連対率は42.5%と驚異的な成績。また、母に Danzig を経由した Northern Dancer のクロスを持つパターンもいい。半兄ヤマニンマンドールはシンザン記念7着馬。高い素質を秘めていると思われる。(栗山)

■土曜小倉6R500万下 タガノヴェローナ(POG・望田)
■日曜札幌11RクイーンS2着 トーセンビクトリー(POG・望田)

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これでシルクでピックしたルーラーシップの初年度産駒はインヘリットデール、カラル、ビートマッチと3頭とも勝ち上がり、というよりこの世代のピックはウィッシュノート、クインアマランサス、クロスアミュレット、ゼアブラヴと8頭中7頭が勝ち上がり
残るウォースパイトも未勝利を勝てる力はあるんですが、何かイヤなことがあるとレースを投げてしまうようで前走はドカ負け食らってました…



ルーラーシップ三銃士では、Kingmambo≒ジェイドロバリー3×3のビートマッチが最も機動力に富み、ダイナカール≒アンデスレディー3×2のカラルが最もジリ脚持続型、インヘリットデールはその中間でオールラウンドで何でもできるけど2着が多かったというところで、この3頭にはいろいろ勉強させてもらってます

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日曜のボツ予想~ナスペリオンなスプリンター

2017-07-30 10:16:15 | 血統予想

アイビスはベルカント(テスコボーイ+Dangerous Dame+Bold Lad)、ハクサンムーン(フォーティナイナー+テスコボーイ+Mill Reef+Bold Lad)、パドトロワ(フォーティナイナー+Millicent+Special)と、テスコボーイやフォーティナイナーやMill ReefやBold Ladなどナスペリオンをベースにした配合馬が強いレースで、ある程度ストライドでスピードに乗れるスプリンターが強いレースといえるかと





◎ラインスピリットは父系がフォーティナイナーで、母系にHornbeamとテスコボーイですからナスペリオン的ストライドで走るスプリンター
同じ直千のルミエールは前半のラップが緩めだったとはいえ、シンボリディスコやラインミーティアやレッドラウダを寄せつけなかった勝ちっぷりは人気どころに見劣らない
アイビスは58キロを背負った馬は軒並み凡走しており、○フィドゥーシアの韋駄天の内容と比較してみても、380円と2020円の単勝オッズほど力の差があるとは思えないので、ひとまずここからどう組むか考えてみます

新発田城は◎コスモヨハネ
母がNorthern Dancerなしのヨハネスブルグ産駒だけに5歳を迎えて充実、Tom Fool的な俊敏走法なので東京マイルならスローのほうがハマりやすいですが、この新潟内1400mはベストコースではないかと



不知火は▲タニノアーバンシーは前走ぐらい流れると2000mは少し長いという負け方で、ベストの1800mならというところですがウオッカに似たフォームはやはり外回りベター
☆サトノケンシロウも上はみんなストレッチランナーですから、名手ホワイトをもってしてもまとめて差し切れるかどうか
そこを突くならばHaloやBold Rulerの軽い機動力だろう…ということで、Halo4・5×4のヴィクトワールピサ産駒で、前走+16キロで1800mを1分46秒台で通過して悠々と逃げ切った◎コパノマリーンと、アイドリームドアドリーム牝系特有の小脚使いで今なら小回り1800mがピッタリの○ジルダで



「No.1予想」ではクイーンSを、「厳選予想 ウマい馬券」ではクイーンSと道新スポーツ賞を予想していますので、日曜もよろしくお願いします

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土曜のボツ予想~芝良マイルは高値安定

2017-07-29 09:31:51 | 血統予想

古町は△ハウメアは父母相似配合のキンカメ産駒でPOG向きと推奨しましたが、母父がDansiliでクロスがトライマイベスト=El Gran Senor4×4ですからわりとパワー方面に振れていて、新潟外マイルで凄い上がりを叩き出すタイプでもないだろうと



◎はラベンダーヴァレイ
ジュールポレールに食い下がったうずしおを見てのとおり、良馬場の芝マイル戦では高値安定で[1-1-1-2]、3着はチューリップ、着外は桜花賞6着と大幅馬体減の赤松
「芝良マイルで馬体重が428キロ以上あったとき」は、ジュエラーとシンハライトとアットザシーサイドとメジャーエンブレムとアドマイヤリードとジュールポレールにしか、つまりオープン馬にしか負けていません

国東は▲バリオラージュはDixieland BandやTom Rolfeのパワーや粘りが表現された馬でディープ産駒でも平坦高速より急坂渋馬場がベター、レディギャングは「父中距離×母マイラー」で小回り向きの先行型ですが2000mは少し長そうで、となるとHaloクロスの短足ドリームジャーニー産駒で小倉2000ではいつも上手に捲る◎ワンスインアライフ



羊ヶ丘はひねるなら◎シグルーンですかね
アイルハヴアナザー産駒は全芝8勝のうち6勝が2歳の6~9月で、3歳になってからは芝で80連敗中
2歳夏ならばビッグレッドの仕上げで芝でも好走できるのだというデータですが、ダートでも冬場より夏場のほうが成績が良くて、Danzig4×4にBold Reason≒Never Bend6×6・6ですから、そもそも夏馬っぽいパワー体質もよく伝える種牡馬なのだろうと
本馬もストライドは全く伸びず、超スローの外マイルをピッチで抜け出してカデナの追い込みを凌いだような馬ですから、夏の札幌1500で番手流れ込みならば、アイルハヴアナザー3歳の芝初勝利があるかもしれませんよ



阿寒湖は上位拮抗のオッズ、しかしティータンは今季も当たりが強くて1800m以上ではほとんど引っかかってるようで困ったもんですが(^ ^;)、ここも2600mですからかかり気味にハナに行ってしまう可能性は十分あり、結果的にチチカス産駒◎アグリッパーバイオのAureole魂が全開してしまうのではないか…という怪我の功名的なところを狙ってみました(・∀・)まあ馬券は単だけ買うべきかな

今日の新馬はPOG推奨エイシンテースティ、Halo≒Red Godのニアリークロス、ノーザンテースト3×4などPretty Pollyいじり(キャロルハウスの牝系やWordenの母父もPretty Polly系)、母系にWild Risk系のクロス、そして母父が中距離本格派、メジャーエンブレム、カレンブラックヒル、コパノリチャードに共通するダイワメジャーのプラチナ配合です
まあ新馬の予想は、例によってパドック見てから…





「No.1予想」ではTVh賞を、「厳選予想 ウマい馬券」ではTVh賞と小倉6Rを予想していますので、今週もよろしくお願いします

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「一口好配合ピック」シルクから計11頭ピック

2017-07-28 11:59:57 | 共有クラブ

おかげさまで今年も好評をいただいている「一口馬主好配合ピック」ですが、本日シルクホースクラブから計11頭ピックしました
内訳は、望田7頭、栗山6頭で、うち2頭はダブル推奨なので計11頭です
私はすぐに埋まらなさそうな馬2頭を、もうちょっと温存というか様子見させてもらいます(・∀・)よろしくお願いします
http://miesque.com/c0044.html
現在シルク(11)、ジーワン(8)、ユニオン(3)、ウイン(2)、ラフィアン(2)からピックしています



朝起きてコーヒー入れてPC立ち上げると、アップデートがはじまってなかなか終わらない…
仕方ないのでテレビつけてGCをボーッと観ていたら、マグニテュードの母ちゃんが英1000ギニーを逃げ切ってました
ゴール前でピゴットの本命馬が迫ってきたらもうひと踏ん張り、このAureole魂はミホノブルボンやエルプスやテイエムオーシャンなどに脈々と受け継がれていったのです(・∀・)



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「一口好配合ピック」シルクから7頭ピック

2017-07-27 18:35:51 | 共有クラブ

先ほど「一口馬主好配合ピック」シルクから7頭ピックしました
栗山求も今夜中にはピックするとのことで、もうしばらくお待ちを…また告知します

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胆振青年部のグループ研修に参加してきました

2017-07-26 19:40:31 | お知らせ

昨日7/25、胆振軽種馬農業協同組合青年部が開催するグループ研修(第2回)に参加してきました
詳細は下記にて
http://uma-furusato.com/news/detail/_id_90172

プロフェッショナルな方々を前にして血統の話をするのはなかなかのプレッシャーで、特にこういう講演みたいなのは20~30人ぐらいの規模が、各々の表情が見えるぐらいの距離感が一番緊張しますよね(^ ^;)
まあ一緒に講師をつとめてくださった細田直裕さん(社台コーポレーション事務局)は現役時代からスタセリタに目をつけて買ってくるような本物のプロフェッショナルですから、スタセリタの現役時代の話なんか立て板に水で話されるので私もついつい聞き役に回ってしまうほどで、「あ、これはMonsunがドイツ血統で1/4異系ですね」ぐらいのフォロー入れておけばいいので助かりました(笑)

今日からようやくシルクの募集馬チェックに取りかかっており、明後日がツアーとのことで明日中にはピックアップを済ませるつもりです
その後も東サラのピック、サマーセールのお仕事、キャロット会報の原稿、交流重賞の予想など仕事が山積みで、たぶん今週は2歳勝ち馬評価は更新できないと思いますm(_ _)m
とはいえどんなに多忙でも、週末のまたつ会とか、来週のレイクヴィラのバーベキュー会とか、飲み会だけは決して欠席しない、というより飲みだけを楽しみに生きてます…

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7/22,23の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2017-07-24 10:07:32 | 共有クラブ

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2016)』で栗山求が推奨したトゥザフロンティア(牡2歳)が土曜中京5Rの新馬戦(芝1600m)を勝ち上がりました。

★キャロットクラブ
父ロードカナロア
母トゥザヴィクトリー(サンデーサイレンス)
牡 募集価格:1億円
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015104898/
母トゥザヴィクトリーはエリザベス女王杯(G1)など4つの重賞を制した名牝で、繁殖牝馬としてもトゥザグローリー、トゥザワールド、トーセンビクトリーなど高確率で活躍馬を産んでいます。本馬はこれらの4分の3弟。父はキングカメハメハからロードカナロアに替わりました。国際的なスプリント王だった後者のほうがスピード能力は高く、2代母フェアリードールに含まれる大量のHyperion血脈はスタミナと底力の源泉となっているので、むしろキングカメハメハよりもロードカナロアのほうがこの血を活かせるのではないかと思います。父はGraustark=His Majesty6×4が配合上の大きな柱。本馬は、それらの母Flower Bowlと4分の3同血のYour Hostを母方に抱えているので好感が持てます。母トゥザヴィクトリーが本馬を産んだのは19歳。いかに名牝といえど額面通りの評価はできません。しかし、馬体、歩様は素晴らしく、母の年齢的ハンディはまったく感じられません。大物感漂う芝向きのマイラーで、2000mぐらいまでこなしてもおかしくありません。(栗山)

■『ディープインパクト好配合リスト(2015)』で栗山求が推奨したモクレレ(牡3歳)が日曜福島7Rの未勝利戦(芝2000m)を勝ち上がりました。

◎モクレレ(牡・母アパパネ)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2014105802/
「ディープインパクト×キングカメハメハ」はデニムアンドルビーを筆頭に7頭中5頭が勝ち上がり、連対率36.9%と走っている(ディープインパクト産駒全体は24.4%)。母は牝馬三冠馬で、筋肉質で大柄な馬体をしており、Kingmambo 系の長所であるフィジカル面の強さを持っていた。やや非力で小柄な父にこうした特長は合うだろう。初子なのでサイズの予測はつかないが、450~500kgあたりなら楽しみ。(栗山)

■『ディープインパクト好配合リスト(2015)』で望田潤が推奨したワンフォーオール(セン3歳)が日曜中京6Rの未勝利戦(ダ1800m)を勝ち上がりました。

○ワンフォーオール(セン、母ラヴェリータ)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2014100613/
交流重賞を勝ちまくったラヴェリータの2番仔。ディープインパクト×Unbridled's Song×Seattle Slewだからダノンプラチナと似たパターンだが、本馬は母がMr.Prospector4×3で母母がナスキロの継続クロス。ちょっと体質が柔らかく出すぎる心配はあるものの、母はUnbridledとSeattle Slewのラトロパワーでダートを走った馬だから杞憂に終わるかも。(望田)

■土曜中京10R長久手特別 ワントゥワン(ディープ・栗山)
■土曜中京11R桶狭間S ウインムート(一口&POG・望田)
■日曜福島8R500万下 バンパークロップ(一口・望田)
■日曜中京9R渥美特別 ラウレアブルーム(POG・望田)
■日曜中京11R中京記念2着 グランシルク(一口・栗山)

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下記エントリ「新種牡馬ロードカナロアについて(1)」にて、種牡馬ロードカナロアはその母レディブラッサムが持つSecretariat=Syrian Sea3×4の柔らかさを高確率で伝えており、だから2歳の早期に短距離~マイルでピリッとした脚を使うには、Nureyev~Specialのラインのクロスで体質を締めにかかるのが一つ有効手だろう、という話をしました



その観点からしても、直前の追い切りを見ても、トゥザフロンティアは「適度に締まった」カナロア産駒だろうと書いたんですが、レースはモタれてまともに追えないままで楽勝
そして父キングカメハメハの兄姉たちと比較してもやっぱり柔らかさでは群を抜いていて、兄姉同様Kingmamboとフェアリードール経由でNureyevをクロスしても、こんなに柔らかストライドで走る馬になるんやなあ…と
ここまでJRAで勝ち上がったカナロア産駒5頭のうち、4頭はNureyev~Special系のクロスを持っています

ナスキロ(NasrullahとPrincequillo)は大きなストライドで走るような柔らか体質を伝える組み合わせですが、「柔らかい」というのは「緩い」「動きが遅い」とニアリーでもあるわけで、ワンフォーオールなんかは柔らかいけれど速い動きができないので大箱ダートをストライドで走るタイプに出たと
A.P.Indy~Seattle Slewのラインが、日本では大箱ダートに最も実績があるのもそういうことなんですよね

新種牡馬ロードカナロアについて(1)
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/8fb8698b73a01f3aa987df96cf923785

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カシアスの配合解説を重賞回顧に代えて…

2017-07-23 16:38:09 | 配合論

来週もたぶん回顧的なものを書く時間はないので、簡単に…

フジキセキ~キンシャサノキセキ親子は父も母も自身も4×4ぐらいの強いクロスを持たない代々アウトブリードなので、クロスのうるさすぎるような牝馬との配合がよく成功する、と書いています

モンドキャンノは母がNorthern Dancer4×3、シュウジは母がGold Digger≒Bramalea3×4、そしてカシアスは母がDanzig3×4、いずれも父よりも母似で、母譲りのスピードやパワーで短距離重賞を勝ったといえます



以下のように、フジキセキの短距離~マイルのG1馬たちの配合を現代に累進したような配合にもなっているわけですが、さすがにDanzig的デインヒル的なパワーが強いので、モンドキャンノほどマイルに振れることはないんじゃないかと…デインヒル天国のオセアニアにはこんなスプリンターがゴロゴロしてるんでしょうなあ~







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日曜のボツ予想~今年も難解な中京記念、ナスペリオン頼みで

2017-07-23 09:41:43 | 血統予想

中京記念は今年も難解ですが、ウインガニオンは津村だと緩めず逃げるしトウショウピストやスーサンジョイもいるので、中京マイルで緩みなく流れればフラガラッハとミッキードリームの世界、トニービン的Nureyev的ナスペリオン的な野太い斬れを重視する手かと
◎アスカビレンはBurghclere≒Height of Fashionの3/4同血クロス3×4を持つブラックタイド産駒、粘着力が持ち味なので前で受けるべきだと書いてきましたが、母はフォーティナイナーとBlushing Groomを通じるナスペリオンのクロスでもあり、わりとストライドで走るので大箱のほうがパフォーマンスが上がるのは実績を見てのとおり
松山くんなら中団より前で運びそうだし、ここ3年1~5人気の連対ゼロの荒れるハンデ戦、現在8人気と人気もなかなか手ごろ…というかね、他にナスペリオン的な気の利いた差しが見当たらないというのが本音です



福島テレビOPは馬券的にはあんまり興味をそそられないレースですが、◎ダノンメジャーは母がRobertoとMr.ProspectorとLt.Stevensを通じるNashua≒Nantallahの継続ニアリークロスで(Lear FanはRoberto系屈指の機動力を誇る)、そこにサンデーサイレンス系種牡馬ですからRoberto的機動力がONになりやすい配合パターン、七夕賞やラジオNIKKEIの勝ち馬と同じことをやってるわけです
しかもノーザンテースト≒Night Shiftのニアリークロス3×3でもあり、ベストは小回り1800mだとずっと書いてきたし今でもそう思ってるので、ここはベストコースでハナさえ切れれば、4角の加速では○マイネルハニーより上だと思うので押し切れるのではないかと





粟子は◎ヒドゥンパラメータ
Kingmambo3×3、ノーザンテースト4×4という強力な父母相似配合で、これはルーラーシップでも完成早めだろうとみて種牡馬辞典のPOGで取り上げた馬ですが、やっぱりルーラーシップなので徐々にレースぶりが良くなって前走の捲りはなかなか鮮やか
プライムステージ(桜花賞3着)からダイナアクトレスに辿り着く牝系で、Kingmamboを3×3でクロスしてもノーザンテースト的な体型やモデルスポートのTom Fool的俊敏脚捌きが伝わっているのはさすがで、走るスクリーンヒーロー産駒によくいるような機動力抜群のタイプ、福島芝も外捲りがきくようになっているのでここも俊敏に捲れるとみました
「父中距離×母父マイラー」のステイゴールド産駒で小回り1800mベストの先行○ゴールドスミス、前走馬体良化が目についた▲ヨシノザクラ、ドリームジャーニーの教科書的配合で捲りのきくコースでは高値安定☆マヤノピナクル、あと△キャニオンロードの去勢効果にも注目したいです





他のレースはこれから考えますが、「No.1予想」では函館2歳Sを、「厳選予想 ウマい馬券」では函館2歳Sと中京12Rを予想していますので、日曜もよろしくお願いします

追記

松前は◎オリエントワークス
「Nureyev≒Sadler's Wellsの3/4同血クロスの継続」かつ「3/4Northern Dancerクロス,1/4サンデーサイレンス」、それをSadler's Wells≒ニキーヤのニアリークロス(Northern DancerとSpecialとBold Reason≒Never Bend)で締めるというワークフォース産駒としては最高レベルの配合
母はゴールドアリュールの全妹ですが、ゴールドアリュール産駒でこのニアリークロスといえばエピカリスやクリソライトがいますね





前々走は外を回らされたぶん脚を余したような4着でしたが+22キロでハッキリ成長が見て取れたので前走の勝利は納得、典型的な欧州芝中距離本格派で男馬顔負けのパワーが武器ですから、洋芝2000mならば○バルデス相手でも狙ってみたくなります

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