栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2019-2020」

「3歳勝ち馬評価」2/17~18ぶんを更新&雑感

2018-02-28 16:01:15 | POG

小倉では2日間でうどん4杯食いましたが(^ ^;)、ここは十年ぶりの再訪
さすが老舗の美味さで出汁も麺も天ぷらも高得点、深夜もやってるのでホテルに戻る前にフラフラ立ち寄ってしまいますね





先ほど「望田潤の3歳勝ち馬評価」2/17~18ぶんを3頭更新しました
ライラックカラーは配合も脚質もナスペリオン丸出しで、藤沢和厩舎なら青葉賞3着はもらった…と書いたところで、望田さん今は青葉賞は出走権2着までですと注意されたのを思い出した(^ ^;)なかなか意欲的で面白い配合やと思います(・∀・)

◆ヘニーヒューズの砂のツボ

先週終了時点で、ヘニーヒューズの日本での初年度産駒はJRAに92頭が出走し28頭が勝ち馬、うちダートで2勝以上をあげているのは以下の7頭

ドンフォルティス:母父フジキセキ
オーヴァーライト:牝系がフレンチデピュティと同じでHold Your Peace4×4
ダンケシェーン:母Eight Thirty8×6
バイラ:母系にDeputy MinisterとIn Reality
プロミストリープ:母父フジキセキ
マニクール:牝系がCozzeneと同じPortage
レピアーウィット:母系にCozzeneとDeputy Minister

下記エントリで指摘した「ヘニーヒューズの砂のツボ」を、War RelicやEight ThirtyやGood ExampleやPortageを使ってグリグリしているのは7頭とも同じで、モーニンやアジアエクスプレスと同じ方程式で日本産の産駒も成功していると言えます
https://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/bcec2c6e21bd250180eb70f6078d45f0





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「3歳勝ち馬評価」2/10~13ぶんを更新&雑感

2018-02-27 14:22:07 | POG



3代母ライフレントゲンがシアンモア3×4とガロン4×4、母母マリリンがAvena=プリメロ4×4、母ネーハイテスコがNasrullah≒Perfume3×5
そこに強いクロスを持たない(Prince Rose5×4)のサクラトウコウがかけられて生まれたのがネーハイシーザーで、サクラトウコウの父マルゼンスキーはMenow4×4、母母スワンズウッドグローヴはMumtaz Begum≒Mahmoud3×2、セダンの母StaffaがHollebec4×3とHaversac3×4







サンデーサイレンス初年度産駒はシーザーの二つ下になりますが、代々間違いのない血を使って、代々間違いのない配合を重ねてくれば、代々間違いようがないのだ…という“サンデー以前”の名配合
マルゼンスキーもテスコボーイもパーソロンもサクラセダンも、エクスチェンジなんちゃらとかシーズオールなんちゃらとかストーミーなんちゃらとか、そんなんよりよっほど優れた血やと私は思いますけどね

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先ほど「望田潤の3歳勝ち馬評価」2/10~13ぶんを3頭更新しました
配合診断と某ムックの原稿があるんですが、今週中に2/17~18ぶんも更新したいなと

◆オルフェ牡駒の目覚め

「オルフェ産駒はどうも仕上がり遅めで晩成っぽい。特に牡駒は緩さが目立つ。それが低打率の主因だろう」と言われてきましたが、

2歳時[10-17-15-129]
3歳時[7-10-9-66]

牝2歳時[6-4-8-62]
牝3歳時[1-5-3-20]

牡2歳時[4-13-7-67]
牡3歳時[6-5-6-36]

そろそろ緩かった牡駒が目覚めつつあるようで

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2/24,25の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2018-02-26 16:37:05 | POG



小倉→博多→大阪→京都→東京と彷徨ってましたが、ようやく帰札
昨夜はもうベロンベロンなのに深夜ボーリングに連れ出され、老体にダメージを負うのだけはイヤなのでなるべく筋肉や関節を使わない投球を心がけて、Halo的な無駄のない走法をイメージしながら、とぼとぼ歩いて小さなモーションで地面にそっと置く感じで投げつづけたら2ゲームとも170ぐらい出ました…やっぱり素人はよけいなとこに力入ったり、無駄な動きをしてしまうのが一番よくない

■『望田潤のPOG好配合馬リスト(2016)』で望田潤が推奨したウインブライト(牡4歳)が日曜中山11Rの中山記念(G2・芝1800m)を勝ちました。

○ウインブライト(牡、父ステイゴールド、母サマーエタニティ)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2014100222/
ステイゴールド×アドマイヤコジーンという組み合わせは本馬の全姉ウインファビラスとペルソナリテしか出走例がなく、この2頭が阪神JFに駒を進めて2着と6着に入線したのは快挙と言うべきだ。ロイヤルサッシュとミセスマカディーの血脈構成がよく似ており、ダイナサッシュ≒アドマイヤマカディの3×3になるのがニックスの根拠。そしてロイヤルサッシュ≒ミセスマカディーのニアリークロスを持つ馬も、上記2頭以外にスノードラゴンしか見つからないのだからまた驚かされる。現時点ではスーパーニックスと言っても差し支えなく、後追いと言われようが恥も外聞もなく全弟も狙う。(望田)

■『望田潤のPOG好配合馬リスト(2017)』で望田潤が推奨したアルムフォルツァ(牡3歳)が土曜阪神4Rの未勝利戦(芝2000m)を勝ち上がりました。

◎アルムフォルツァ(牡・母タガノスティード)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015100523/
3代母ダイナフェアリーはオールカマーなど重賞5勝。ここからローゼンカバリー、ドリームシグナル、ホクトスルタンなどが出る。Chief's Crownは母系にナスペリオンのIndian Hempを引くのでハーツクライと相性が良く、この血を引く産駒はヌーヴォレコルトやベルラップなど17頭出走で10頭勝ち上がり。毎年望田や栗山がシャルマンスタイル仔やベストブート仔を狙ったりしてますが、今年はこれとオーケストラを。(望田)

■土曜小倉5R500万下 ホウロクダマ(一口・栗山)
■土曜中山8R500万下 メンデンホール(POG・望田)
■土曜阪神10RマーガレットS アンフィトリテ(一口・栗山)
■日曜阪神9RすみれS キタノコマンドール(ディープ・栗山)
■日曜小倉10R小倉城特別 レッドカイザー(一口&POG・望田)

ウインブライトが持つダイナサッシュ≒アドマイヤマカディのスーパーニアリークロスについては何度も書いてきたので過去ログを見てくださいということで







ウインブライトのデビュー戦は楽しみにしていたのにトモがあまりにもゆるゆるで衝撃を受けたのを今でもハッキリ覚えていますが、全妹ウインアイスバーグも2戦しましたがあまり見どころのないレースぶりで、見どころのない主な理由も兄貴と同じでやっぱり後ろが緩い

ウインブライトはそれが徐々にパンとして軌道に乗ってきて、でもスプリングSを勝ったときも松岡は「まだ緩い、まだ良くなる」と言いつづけていた

そして古馬になってついに完成し、つくべき肉がつききったとなると、やっぱり体型や骨格のベースがノーザンテーストやアドマイヤマカディーなのでね、1800mベストに完成しますよね

この後ろの緩さはダイナサッシュ牝系の馬やステイゴールド産駒にもよく見られるもので、新馬戦でずっこけるオルフェーヴル産駒もだいたいパドックで後ろの踏み込みが弱いです

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2/17,18の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2018-02-21 09:26:18 | 共有クラブ

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2016)』で栗山求が推奨したロードダヴィンチ(牡3歳)が土曜小倉5Rの未勝利戦(芝1800m)を勝ち上がりました。

★ロードサラブレッドオーナーズ
父ロードカナロア
母レディアーティスト(フレンチデピュティ)
牡 募集価格:3780万円
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015102383/
この兄弟は現6歳のロードクルセイダー(父フジキセキ)、現2歳のロードソリスト(父ディープインパクト)を推奨しました。母レディアーティストは血統的に評価している繁殖牝馬ではありますが、「フレンチデピュティ×Unbridled」という配合は決して柔らかさを感じさせるタイプではありません。ロードカナロア産駒はカッチリとした四角い馬体が多いので、配合を鑑みて硬さのあるタイプなのではという先入観を持っていました。ホッコータルマエの高速版といったイメージです。しかし、動画を見ると、ロードカナロア産駒にしては脚長で、後肢の踏み込みが深く、意外にも硬さは見られません。サンデーサイレンスは入らないものの、こうしたタイプなら芝でも問題はなく、ダート向きに出るということはないでしょう。2代母の父 Unbridled は母の父がフランス産のステイヤー Le Fabuleux なので、アメリカ血統にしては底力があります。スピードタイプの血統のなかにこうした重厚な血が入るのは配合上のバランスとして好ましいところで、なおかつ、父ロードカナロアは In Reality を持っているので、Unbridled が抱える Dr.Fager と In Reality のニックスを継続します。2歳戦からスピードを活かして活躍するマイラーでしょう。(栗山)

■『望田潤のPOG好配合馬リスト(2017)キングカメハメハ編』で望田潤が推奨したトーセンブレイヴ(牡3歳)が日曜京都3Rの未勝利戦(ダ1800m)を勝ち上がりました。

◎トーセンブレイヴ(牡・母ギーニョ)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015104751/
スワーヴジョージの半弟で、兄たちはいずれも上級で活躍。本馬は父がキングカメハメハなのでトゥザワールド=トゥザグローリー=トーセンビクトリー=トゥザレジェンドと同血(母が全姉妹)の関係。典型的な「3/4Northern Dancerクロス,1/4サンデーサイレンス」で、全きょうだいがみんなオープン馬という信頼度抜群の配合だ。(望田)

■『ディープインパクト好配合リスト(2017)』で栗山求が推奨したグレートウォリアー(牡3歳)が日曜小倉3Rの未勝利戦(芝2000m)を勝ち上がりました。

★グレートウォリアー(牡・母プラウドスペル)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015104975/
サンデーサラブレッドクラブで募集価格1億5000万円。母プラウドスペルは米13戦7勝。ケンタッキーオークス(米G1・ダ9f)、アラバマS(米G1・ダ10f)を制して米3歳牝馬チャンピオンに選出された。Northern Dancer=Arctic Dancer 4×4・4・5で、Danzig を経由した Northern Dancer クロスを持っているので父の成功パターンに当てはまる。ただ、Gone West を抱えたディープインパクト産駒はショウナンアデラが阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)を勝ったものの、全体的には一流の壁を突破できない小粒な産駒が目立つ。母はアメリカのチャンピオン牝馬であり、そのずば抜けた能力で大物感を補うことを期待して。(栗山)



先週は小倉で打ってたんで、生ロードダヴィンチも生グレートウォリアーも観ることができ、どちらも圧倒的な1人気やけどたぶんそれに応えるんやろなあ~と、パドックや返しを見ると素直にそう思えましたね
パドックも「横の比較」と「縦の比較」があるわけですが、横の比較でふつうに一番いい馬やなと思えました
10年ぶりの小倉競馬場は、パドックは馬に触れるんじゃないかと思うほど近いし、スタンドも小さい(適性サイズというべき)のですぐに返し馬へと移動できるし、やっぱり競馬場はこうでないとアカンなと、大きな競馬場はいろいろめんどくさいです
パドック見て、返し馬見て、馬券買って、レース観て、間にゴボ天うどんをすすって、土日ともこれを繰り返してただけですが、競馬場で競馬を観る楽しさを満喫できました

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第35回フェブラリーS回顧(途中まで)~Nureyev≒Number3×4を差し切るCourtly Dee≒No Robbery2×5

2018-02-19 13:16:46 | 血統予想

東京11R フェブラリーS
◎12.ノンコノユメ
○14.ゴールドドリーム
△16.サンライズノヴァ
ノボバカラが逃げ宣言しているのでスローはないと考えると、印の馬たちの差し競馬が濃厚か。ゴールドアリュール2騎は直線は外に出さないと伸びきれないところがあるので、この外枠はレースがしやすいはず。しかしノンコノユメは去勢後は萎んで見えた馬体がここへきて見違えるようで、距離不足かと思われた1400を力まかせに差し切ったのは完全復調、第二期全盛期とみたい。トワイニングとクリミナルタイプを通じるコートリーディー≒ノーロベリーのニアリークロスが光る配合で、この名血ニアリークロスを持つ馬は日本にたった2頭、この馬とセカンドテーブルしかいない。

小倉11R 小倉大賞典
◎16.クインズミラーグロ
○4.ストレンジクォーク
▲2.ダノンメジャー
△1.スズカデヴィアス
△8.マサハヤドリーム
×12.クラリティスカイ
×13.トリオンフ
機動力抜群のダノンメジャーを狙っていたが、京都金杯は好位で揉まれなかったのも好走の因で、ここは先行馬が多いだけに内枠で控えたら揉まれ込んでしまうかも。トリオンフは前走自信の◎だったが、これもタートルボウル産駒だけに揉まれず先行が理想で、ここは逃げ先行が多いのがどうか。ダッシングブレイズは大箱向きだと言いつづけてきた。小回り1800向きの差しということでひねるのならクインズミラーグロ。トムロルフのクロスらしく肩が立っていて掻き込む走りだから大箱では斬れないが、小回り芝1800mは[1-1-3-3]で3着3回はいずれも重賞。父も母もアウトブリードでまだ老け込むのは早いだろう。ここ2走は気合いよく行きすぎて大敗しているだけに、ここはジックリ構えてくるのでは。

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ノンコとミラーグロが頑張ってくれたので、昨夜は「磯ぎよし ひだり」さんにてクエやゴマサバなど九州の魚介を堪能できました(・∀・)何でもかんでも美味い名店でしたが、やっぱりクエは鍋の王様です



穴子の刺身は初めて食いましたが美味い!



こっちの甘いしょう油は、刺身だけでなく煮物でエエ仕事します



競馬場からの帰り、人があふれかえるモノレールのプラットホームで難儀してたら、なんとレイクヴィラの岩崎さんと遭遇

お産と種付けで多忙な時期なのでお一人で応援に来られてて、おおトリオンフおめでとうございます(・∀・)と車内で盛り上がり、ほんじゃあささやかながらクエで祝勝会しましょう…ということに

レイクヴィラ生産としては3頭目の重賞勝ちですが(サトノノブレスはメジロ生産)、コウソクストレートはメジロラモーヌ、ショウナンラグーンはメジロドーベル、そしてトリオンフはマックイーンと同じアサマユリと、みんなメジロ時代から残ってる牝系なんですよね

さてフェブラリー回顧ですが、まだゆっくりレースを見直してないので、とりあえずノンコノユメが持つCourtly Dee≒No Robberyの名ニアリークロスについて先に

TARGETによると、血統表中にトワイニングとクリミナルタイプを併せ持つ馬は、JRAに出走したのはノンコノユメとセカンドテーブルの2頭だけ







このスーパーニックスの根拠であるCourtly Dee≒No Robberyのニアリークロス、これを持つ馬を検索してみると、JRAに10頭が出走し4頭が勝ち馬、この4頭の勝ち馬は上記2頭とフサイチアソート(東スポ杯)とシンボリマーズ(JRA1勝)でした

トワイニング産駒で日本で重賞に勝った馬は、ノンコノユメとセカンドテーブルとフサイチアソートとロールオブザダイス(平安S)の4頭で、そのうち3頭はCourtly Dee≒No Robbery(Musical Chairs)のニアリークロスを持っているわけです







そしてNo Robberyを持たないロールオブザダイスはというと、上記のようにCourtly DeeとMagicというスーパー名繁殖2頭を通じるWar AdmiralとSir Gallahad=Bull DogとBimelechのクロス

トワイニングについて、これ以上語ることがありますかね

レース回顧は、また日を改めてここに追記しますが、「テイエムジンソクの妹がCourtly Dee≒No Robberyを狙いすましている」とメテオさんからのタレコミが(・∀・)

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土曜のボツ予想~7/8ドゥラメンテの長い脚

2018-02-17 09:46:17 | 血統予想

小倉入り初日は到着するなり7番線ホームの「ぷらっとぴっと」でかしわうどんをすすり、夜は創業70年「味楽」でサバとアジの鉄板ツートップをつまんで終了
私は京都人なんでね、小倉のこのフニャフニャのうどんが好きなんですよね、スーパーでも安い腰のないやつをいつも買います(・∀・)
この甘い醤油でサバやアジを食らうと「九州にやって来たなあ…」としみじみ





つばきは◎リシュブール
ドゥラメンテと7/8同血でルーラーシップと3/4同血、ずっと外回りを使うべきだと書いてきましたが前走でようやく初勝利
外回りでもミルコが早めに押し上げて追い出して、長く脚を使える長所を引き出しての勝利でした
本当に良くなるのはもっと先だろうし距離ももうちょっとほしい気もしますが、今の京都芝外回りはこの血統特有のナスペリオン的持続斬れが映える舞台



相手もあんまりひねりようがないんですが、▲ニホンピロタイドはブラックタイド×Danzig系スプリンターの渋い先行馬、前走は中団でタメて引っかかったので、内枠なら行ききってみようという発想があれば前残りが穴っぽい

「厳選予想 ウマい馬券」にはダイヤモンドSと京都牝馬Sとフリージア賞の予想を入稿済です(競馬道OnLineは今週は栗山さんの担当です)
ではこれから小倉競馬場へ…と思ったら種牡馬辞典の校正が入ってきたので出鼻をくじかれた格好ですが(^ ^;)、まあ今日は競馬場で一人で打つので、パドックや返し見ながら何か書き込むかもです

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2/6~13の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2018-02-15 01:28:47 | 共有クラブ

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2013)』で栗山求が取り上げたルールソヴァール(セン6歳)が6日佐賀10Rの佐賀記念(Jpn3・ダ2000m)を勝ちました。

★ノルマンディーオーナーズクラブ
父フレンチデピュティ
母キョウエイトルース(フジキセキ)
牡 募集価格:2200万円
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2012103624/
全兄、全姉が活躍馬である場合は基本的に選ばないのですが、この馬は配合的に評価できるのであえて選びます。全兄サウンドトゥルーは今年のユニコーンS(G3・ダ1600m)3着馬。Deputy Ministerとフジキセキのニックスが最大のポイントです。このニックスは必ずしもダート向きではありませんが、「フレンチデピュティ×フジキセキ」の場合、芝向きに出ることは稀です。両者の硬さが表現されるからでしょう。加えて本馬は、ほぼダート専用種牡馬だった2代母の父プラウドデボネアの影響もあります。プラウドデボネア産駒は判で捺したように繋ぎが立っており、父フレンチデピュティも同様の特徴があるので、その影響は本馬にも感じられます。兄と同じくダート向きとなるのは間違いありません。半兄コンフォーコ(父トワイニング)はOP、半姉ツインクルスター(父サクラバクシンオー)は準OPまで出世しており、繁殖牝馬としての母の能力は信頼できます。質の高い配合馬(サウンドトゥルー)の全弟なら、その能力の再現に期待してもいいでしょう。(栗山)

■土曜京都10R琵琶湖特別 ムーヴザワールド(ディープ・望田&栗山)
■土曜京都11R洛陽S サトノアーサー(ディープ・栗山)
■土曜小倉12R500万下 レッドウィズダム(一口・栗山)
■日曜東京12R1000万下 ランガディア(POG・望田)
■月曜東京10R雲雀S ワントゥワン(ディープ・栗山)
■月曜東京11RクイーンC2着 フィニフティ(ディープ・栗山)

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やっと種牡馬辞典の校了が見えてきました(・∀・)明後日からはメタボ博士たちと小倉入り、羽伸ばすぞ&クエとフグと関サバ食うぞ(・∀・)

フジキセキ×Deputy Ministerの砂黄金配合については今さらすぎるので省略
あとこれも何回か書いていますが、フレンチデピュティの血を引くノルマン馬は以下のように恐るべき確率で走っており、これはもう岡田牧雄さんがフレンチデピュティの特長を完全に把握しているというべきで、フレンチ牧雄、ヘニー村田、モンズン三輪とか勝手にリングネーム付けてます(・∀・)



ルールソヴァール(佐賀記念)、ブラゾンドゥリス(黒船賞)、エーデルメイシュ(3勝)、オルレアンローズ(3勝)、シュヴァリエ(3勝)、ピッツネイル(交流3勝,障害1勝)、キャラメルフレンチ(1勝)、グレイスフルワード(1勝)、シークエル(1勝)、グランティエラ(未勝利)、グロリアスヴァレー(未勝利)、ジャスパーゲラン(未勝利)

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2/13発売『サラブレ』3月号&壇ノ浦ボツ予想

2018-02-13 08:37:03 | 血統予想

本日2/13発売『サラブレ』3月号、特集は「YouTuber、ブロガーなどネットで話題の予想家たちのメソッド」


https://www.enterbrain.co.jp/product/magazine/sarabre

私は久々にMahmoudさんと「ラッ血対談」、お題は「3歳馬番付」ということで、春クラシックを賑わすであろう有力馬たちについてあれこれ語っておりますので、ぜひご一読を
ちなみにこのMahmoud番付、昨年終了時点で、つまり新馬未勝利を勝った段階で、牝馬の番付は1位アーモンドアイ、2位プリモシーン、3位テトラドラクマとなっており、3頭とも年明け早々に重賞を制覇しております









クイーンCのパドックや返しを見て、「テトラドラクマは母のSeattle Slew4×3があれこれ発現してる馬やから、リーチザクラウンみたいに大雑把に先行押し切りでええんやろね」と書いておきました
Seattle Slewってのは長手の体型でストライドで走るんですが、大きなギアだけでワンペースで走破するような血なんでね
だから変に控えたりタメたりせず、ワンペース先行でええんですよね



テレビ山梨の予想は「◎カービングパスは2000mに延ばしてシュミノーがうなりながら行かせたのがよかった。あれは岡部さんとシンコウラブリイの世界に近い。やっぱりハッピートレイルズはハミを噛んで先行して4角でうなってないとダメで、ここでムーアがどう乗るか注目」というコメント
シュミノーもムーアも、シンコウラブリイの毎日王冠なんてたぶん観てないと思うんですが、ハッピートレイルズに乗ったらハッピートレイルズのレースをちゃんとさせるのはさすがと言うしかない



「ハッピートレイルズはもっと岡部さん的に乗るべきで、北宏や柴山も頑張ってるがそこは不満」と言いづけてきた私としては、ムーアが事もなげに先行しただけでなく東京の4角からグイグイ追い出したのが圧巻やったし、それがスローで脚を余しまくってたイストワールファムの斬れ味を100%引き出すことにもなったわけですが(仏オークス馬カーリングの斬れをフレンチの鉄人が引き出したともいえる)
オグリキャップもそうですが、マジメなFair Trialに乗せたら岡部さんの右に出るものはいなかったし、あの名人芸が受け継がれてないのはオッチャンとしては寂しい

壇ノ浦は◎モザイク
タニノギムレットは母タニノクリスタル(Sicambre3×4+Grey Sovereign)譲りのフレンチな斬れを受け継ぎ、ブライアンズタイム産駒らしからぬ地を這うようなストライドでダービーを差し切りました
本馬は母がジェイドロバリー×Devil's BagでクロスがBramalea≒Gold Digger4×4(Nashua≒Nantallah5×5・6)とHail to Reason4×5、つまりRobertoの父と母をクロスしていることになり、Robertoに先祖帰りしたような配合
だから中京2000を好位から捲ってRobertoらしく勝ったのは納得で、あの楽勝ならば小倉2000でも同じケイバでいけそう





タニノギムレットとは対照的に、ファレノプシスってのはこれぞRobertoという脚捌きで走った馬で、内回りの桜花賞と秋華賞は完勝でオークスは最後甘くなり3着
○ブライトムーンはファレノプシスの孫で、体型や走法がこのお祖母ちゃんに似てて、ルーラーシップ産駒ですからお祖母ちゃんよりはちょっと動きが遅いんですが、外回りで凡走をつづけて得意の小倉2000、ここは買いのタイミングでしょう
京都記念のバルジューを「小倉2000の乗り方やん(^ ^;)」とクレバーさんは評していましたが、ここは怒らせながら捲ってしまってOKやで(・∀・)というRoberto馬券
ああそうか、ブライトムーンもブライアンズタイムにサンデーサイレンスとKingmamboやから、やってることはモザイクと同じですね

今日は競馬観ながら種牡馬辞典のラストスパート、プリサイスエンドとかカジノドライヴとかアドマイヤマックスとか、こそばゆい奴らを次々とやっつけます(・∀・)

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月曜のボツ予想~ナスペリオンなスタンダードなハーツクライ

2018-02-12 10:01:34 | 血統予想

グレイルは“後ろがデインヒル”なので坂を駆け上がるときの勢いはよかったのですが、そこからフォームが沈まず長い直線で惰性の伸びがなかったのは、以前から指摘しているように、“前がグラスワンダー”だからだろうと思います
ゴーフォザサミットがいかにもハーツクライという東京での末脚の伸ばし方だったのとは対照的で、やっぱりグレイルやタイムフライヤーはハーツクライのスタンダードとはちょっと違う馬で(マジックタイム的な方向に寄っているともいえる)、だからこそ京都内回りでワンツー決めたり中山内回りを捲り差したりという芸当ができるわけでね
そのあたりのこそばゆい話は、明日発売の「サラブレ」でMahmoudさんとやってますのでご一読いただいたいですが(3歳馬素質番付)、上がり11.8-12.0の弥生賞ならまたタイムフライヤーをねじ伏せる可能性もあると思います



という話の流れから東京4は◎トラストケンシン
ベストメンバーの甥で、母系にヌレサドとテスコボーイとBlushing Groomが入って、まさにナスペリオンなハーツクライの典型
字面の成績だけみると東京で凡走→中山で好走ですが、東京の新馬は超スローの上がり10.8-11.1、それを最後方からブラストワンピースと同じぐらいの脚色で追い込んでました
その後中山で連続3着もエンジンがかかったのは直線半ばからで、東京も距離延長もかなりプラスとみてまずはここから
ちなみにハーツクライ×エルコンドルパサーの男馬といえば東京芝2400[0-2-0-0]のストロングレヴィルがいますね



東京最終は◎メイショウボンロク
名血リアフォーモサの孫で、アグネスデジタルを肉付きよくしたようなマイラー体型、父系がA.P.Indyで母母父がNureyev、血統的にも東京マイルがベストやと思います
1600mは走ったことがないのですが、1700m[0-0-0-2]で1400m[4-2-1-8]、これは1700が長いというよりは小回りコーナー4つのレースが合わないとみるべき

小倉開催は明日に順延となりましたが、「厳選予想 ウマい馬券」ではクイーンCと雲雀Sとテレビ山梨杯を予想していますので、月曜もよろしくお願いします(「競馬道OnLine」のほうは栗山さんの担当です)

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日曜のボツ予想~フラワーパークが逃げる

2018-02-11 09:12:08 | 血統予想

松籟は日経新春杯につづいて◎ガンコ
前走はハンデと展開だけで3着といっても過言ではないのですが、ほんとにナカヤマフェスタとSingspielを足して割ったような血統表そのままの重厚な中距離馬で、ドイツの名牝系に一流の種牡馬が代々配されて代々配合も良い
フランス人がこのGANKOの血統表見たら「ナカヤマフェスタの息子? ステゴにデインヒルにサドラー? お願いだから凱旋門には来ないでくれ…」と青ざめることでしょう(・∀・)
そんなド本格欧州血統ですから今の馬場なら十二分に信用に足る、というか高速馬場だと自己条件でも3着になりそうな馬です




東京最終は◎サバイバルポケット
ジャングルポケット×ダンスインザダーク×フラワーパークで「3/4Hyperion」らしい粘着力だけの先行馬
渋った府中は合いそうだし、この牝系はセントクレスピンが入るだけに、丸田が3走前のように行ききればAureole魂全開とみました
フラワーパークの娘ではクリアンサスという逃げ馬もいましたが、フラワーパーク自身も逃げたときは[3-0-0-0]なんですね(全部条件戦ですが)





種牡馬辞典も何とか小倉遠征前に校了できそうですが、毎年タイキシャトルは私の担当、昨年の「血統チェック」では「昔から母父Caerleonの血脈構成を増幅する配合が成功する。メイショウボーラーやレッドスパーダのようにStorm Catを持ってきたり、ディアチャンスやサワノパンサーのようにマルゼンスキーを持ってくるパターンはよく走った」
○スカルバンは母父父がStorm Catで、▲エメラルスターは母母父がStorm Catと7/8同血ぐらいのSummer Squall、どちらもナスキロ柔さで走る大箱向きマイラーに出たのは順当
どちらもあれこれ注文がつくところがあるんですが、基本的に東京マイルは合ってるし、タイキシャトル産駒は道悪も巧いのでね
あとは長休明けですが、泣く子も黙るキンカメ×ダイナカールの△ランガディア
もともと古馬になってからの血統だし、ムーアがいきなりビッシビシ追ってきそう

競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」とNETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」では京都記念と共同通信杯と初音Sを予想していますので、日曜もよろしくお願いします

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