栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

やっぱりきたあああっ!

2010-10-31 21:03:29 | 血統予想

東京11R 天皇賞・秋
◎7.ペルーサ
○2.ブエナビスタ
△10.シンゲン
×3.ジャガーメイル
注6.スマイルジャック
仮にペルーサが名馬ならば、この前売りの単勝オッズ950円は美味しい馬券だ。もちろん名馬かどうかはまだわからないし、おそらくその答えは今回出るだろう。いずれにしてもダービーも毎日王冠も力を出し切って負けたわけではないだけに、まだ名馬の可能性は残されていると思っているし、デビュー戦を見たときから名馬かもしれないとずっと言い続けてきた筆者が、ここでこの950円を買わないわけにはいかない。ブエナもデビュー戦から名馬だと言い続けてきたし、直線長いコースではずっと◎にしてきた。相手もこれしかないだろう。

東京7R 3歳上500万下
◎5.カールファターレ
○3.エーブチェアマン
▲6.バウンシングライト
△2.ヒカルアカツキ
△13.ガンズオブナバロン
×7.レイナソフィア
×9.クリノメダリスト
注4.ユメノトキメキ
注10.マサノウイズキッド
父キンカメ、母母ダイナカールだからルーラーシップやアドマイヤセプターとかなり近い関係になる。この配合はホーンビーム≒パロクサイドのニアリークロスになるので、東京向きのナタの斬れがより表現されやすい。直線長いコースならもう二クラス上には行ける馬だ。

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馬券はペルーサの単と馬連1点と◎○1,2着の3連単ですから大して儲からずで、レースについてもいろいろ言いたいことはあるのですが、「こりゃあ毎日王冠の二の舞か…」と覚悟したのにグイグイ伸びてくる姿を目にしたとき、「きたっ!やっぱりきたあああっ!」と思わず声が出てしまったあのとき、ペルーサが名馬だと証明されたあの瞬間、私はとても幸せでした

何が楽しくて競馬やってるかって、突き詰めれば「やっぱりきたあああっ!」と叫びたいからなんですよね~

「やっぱりきたあああっ!」と叫べたから、今日という日はいい日でした

ペルーサに感謝です

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日曜のボツ予想~今のところはイン伸び馬場

2010-10-31 11:08:02 | 血統予想

東京芝は予想されたことですが、今のところ思いっきりイン伸び馬場ですな(^ ^;)
これがメインまでにどう変化するのかしないのか、レース毎に確認しながら馬券買うしかないでしょう

くるみ賞は抜けた馬がいない低レベル混戦…
ゴシックがまあ減点材料は最も少ないですが、ツクババレーもあんなに負ける馬ではないはずで、どうも揉まれ弱いところがあるようで、この頭数なら未勝利勝ち時のような大外一気でも間に合うかも…と思うんですが、大外一気でいける馬場にはならんのかなあ…と

紅葉Sはまともならマイルでは底を見せないフラガラッハでもう一丁ですが、午前中の芝レースを見た感じでは、枠から外を回したら…と考えると、直前の馬場を確認するまで安心の◎とはとても言えないです(^ ^;)

しかし今夜もお仕事かと思うと、ぜんぜん日曜気分じゃないですなあ…

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ジタバタしない秋天前夜

2010-10-30 22:29:30 | 血統予想

京都11R スワンS
◎12.マルカフェニックス
○6.エーシンフォワード
▲4.ジョーカプチーノ
△11.プレミアムボックス
△14.ファリダット
×5.マイネルレーニア
×7.ヘッドライナー
注2.ショウナンアルバ
注8.アーバニティ
ダンス産駒は米血スピードをもってくるとジョリーダンスやザレマやダノンヨーヨーのようなマイラーも出るが、◎はミスワキの血を増幅した配合でミスワキのスピードが前面に出た。芝1400mは(1.1.3.1)とベストだし、ミスワキが強いのなら道悪も巧いほうだろう。先行馬も多いので差しやすいとみてここから。▲も京都外1400mがピッタリのイメージだがブランクが長いし、一度道悪で凡走しているだけに狙いきれなかった。

京都9R 萩S
◎8.ベルシャザール
○4.サトノパンサー
▲3.ショウナンマイティ
△2.アルティシムス
△9.モスカートローザ
×7.メイショウオオゾラ
注1.ノヴァグロリア
外1800mの道悪となるとキンカメ産駒から入りやすい。◎は超スローの上がりの競馬を一気に差し切り。負かした相手も弱くなくここなら連勝を狙えるだろう。○も内1600mで勝ったが血統・体型・走法から外1800mがベターなのは間違いない。デビュー戦も超スローで差し切れなかったがゴール前の脚色は一番だった。

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ジョーカプチーノは母系の柔らかNasrullahの影響が強いグニャグニャ走法で、以前からベストは平坦芝1400mではないかと思っていたので休み明けでも重い印を入れたんですが(NZT3着も平坦なら勝っていたかもしれないという止まり方)、一方でショウナンアルバはスプリンターとしては現役最強ぐらいに評価していて(もちろんセントウルでも◎)、メタボ博士にも「スプリンターズSでも◎にしようかな」と言っていたぐらいで、だから1400mでは却って重い印を回しにくくなってしまったんですよね~(^ ^;)

秋天はもう、歴戦の古馬の頂上決戦ですから、ブエナビスタやペルーサはもちろん、ジャガーメイルもキャプテントゥーレもシンゲンも、どの馬についてももう散々語り尽くした感があって、今さら特に付け加えることもないし、もう一度前走を見て追い切りを見て、そうだなよなあ~やっぱりこういう馬だよなあ~という再確認をしたにすぎないですね~

まあ結果はともかく、あんまりジタバタすることもなく前夜を迎えたという感じです

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また内から乾く

2010-10-30 11:20:38 | 血統予想

けっきょく東京は土曜開催が月曜に順延ですが、3日開催だと翌週の仕事の流れが全て一日前倒しになってしまうし、しかも来週はイレギュラーの原稿が二つほどあるし、しかも京都に居ると遊びに誘われることが多いし、う~む来週はいろいろ厳しいなあと…

いずれにしても日曜は台風一過で晴れるようで、となると毎日王冠と同じで、芝は内から乾いてくることはまあ間違いないでしょう

土曜の京都と福島はそんなに降らないみたいだし、さっき京都3Rを見た感じでは馬場は悪くもないですね~

福島はちょっと降ってきたようですが…

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東京の直線でしなるか

2010-10-29 16:32:33 | 血統予想

錦市場「井上佃煮店」の名物チョコレートコロッケ
…ほんまにチョコレートがビッシリ入ってます(^ ^;)
味は「コンビニのチョコまんをコロッケにした感じ」だそうです



私は普通のコロッケと、ぐじ(甘鯛)の天ぷらを食しました~
ちょっとしょっぱいけどまあまあいけます
佃煮や総菜も普通に美味そうでした

--------

台風の上陸は多少早まったようで、どうやら土曜がピークになりそうな…

土曜東京1Rは、前に「東京で買いたい」と取り上げたシナルが出てきますね~

キンカメ×トニービンでHornbeamのクロスはルーラーシップ、ミッキードリーム、ソウルフルヴォイス、ジャコスキー、ハウオリなどと同じで、キンカメ産駒だけに馬場が渋っても心配なしとなれば、ここは頭から狙えるんじゃないかと…
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008105447/

台風情報を気に留めつつも、ボチボチ土曜の予想を煮詰めていきますか~

札幌5R観戦記~モノが違うんだよん♪
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/747c7b5cded30586c45857a20568ec62

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非凡な種牡馬には違いない(3)

2010-10-27 17:38:51 | POG

実家ではこんな感じで、居間のテレビを占領して仕事してます(^ ^;)

NETKEIBA「プレミアサービス」「競馬総合チャンネル」では、「POGレース分析」と題して新馬未勝利戦勝ち馬の血統解説と評価をしています
今週(明日木曜公開)の一部を抜粋します

--------

●リアルインパクト(牡)
父ディープインパクト、母トキオリアリティー(その父Meadowlake)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008103244/
10/24東京・新馬(芝1400m良)1分24秒8(3馬身)
 アイルラヴァゲインの半弟。母トキオリアリティーはNearcoを全く持たない米アウトサイダー血統で、こういうパワーで凝り固まった牝馬との配合でも驚くほど柔らかな馬を出してくるディープインパクトはやはり非凡な種牡馬です。わりと父似で柔らかく強く、いや~走る馬だなあとしか言いようがないですね。距離ももっと延びたほうがいいと思います。
A:芝ダ1600~2000

非凡な種牡馬には違いない(2)
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/ed6c696f84c2549e501bde5c2a213420

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「スポッチャ」でリフレッシュやん

2010-10-27 13:40:45 | グルメ

週サイクルでいうと火曜か水曜が私にとっては「完全な休日」で、できればこの日だけは競馬のことを忘れてリフレッシュしてリセットしたいんですよね~

昨日はラウンドワン京都伏見店の「スポッチャ」で、野球・バスケ・スカッシュ・ビリヤード・ダーツなどなど、3時間ビッシリ動いてきました(・∀・)

久々にバスケやったら、当然脚は動かないし跳べるわけもないですが、意外にシュート力は衰えていなかったので子供のようにはしゃいでしまいました(^ ^;)

昼飯はいかにも老舗って感じのうどん屋で(しっぽくとカレー)

典型的な京うどんで、かつお出汁がきいたアッサリ系で、麺はブチブチ切れそうなほど柔らかで

最近は腰のある讃岐うどん系が人気ですが、やっぱりこういうフニャフニャが京うどんなんやと、うちのオカンなんかはそう言いますな~

さてこれからバリバリ仕事するので、コメントの返事はそれが終わってからまとめてしますね~

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非凡な種牡馬には違いない(2)

2010-10-25 12:41:39 | POG

先週はディープインパクト産駒が4勝の固め打ち

今リアルインパクトの血統表を見ていて思ったんですが、Meadowlakeって父Hold Your Peaceの母Blue MoonがEight Thirty×Blue Larkspur×Sir Gallahadで、3代母がHail to Reasonの母でもあるNothirdchanceですから、そこにさらにHail to Reasonを重ねると米パワーをONにする効果がかなりありそうやなあ…と
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008103244/

┌Eight Thirty
││┌High Time
│└Dinner Time
│ │┌Man o'War
│ └Seaplane
Blue Moon
│┌Blue Larkspur
└Blue Grail
 │┌Sir Gallahad
 └Ample

 ┌Blue Larkspur
┌Blue Swords
││┌Man o'War
│└Flaming Swords
│ │┌High Time
│ └Exalted
Nothirdchance
│┌Sir Gallahad
└Galla Colors
 └Rouge et Noir
  │┌Man o'War
  └Baton Rouge

で、トキオリアリティーの産駒をみると、アイルラヴァゲインもプレシャスワンもアドマイヤフッキーも父がHail to Reason持ちなんですね~

まあいずれにしても、先週も書きましたが、トキオリアリティーやケイティーズファストやアンチョといった、能力は確かですが間違えると力馬やダート馬方面に傾きそうなアクの強いパワー型牝馬との配合で、驚くほど柔らかな動きをする仔を立て続けに出してくるというのは、やっぱり並の種牡馬ではできない芸当だと私は思います

非凡な種牡馬には違いない
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/b657f52908a3175c0d9aab47e1bb2703

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これじゃ母ちゃんと同じやん…

2010-10-25 10:51:56 | 血統予想

ローズキングダムは配合自体はデビュー当時から評価してきて、それは「サンデー×Lyphard×ハイインロー」「サンデー×ミスプロ×War Admiral×La Troienne」という二つの成功形を持っているからです

特に“ハイインローの女王”MiesqueからNureyevとGraustarkを通じて立派なハイインロー(HyperionとSon-in-Law)的スタミナが注入されたことにより、「サンデー×Lyphardの組み合わせなのに前受けで勝負できない」というバラ一族について回った悲劇・バラ一族が抱えていた矛盾を、この配合ならば乗り越えられるかもしれない…ということをよく書いてきました

そして神戸新聞では馬体に幅が出たというより伸びやかさが出て、ダービー馬より半歩速く抜け出してその半歩差を最後まで死守し続けたレースぶりをみて、前受けで頑張りを発揮するという血統の長所を100%活かした脚質にいよいよ完成してきたのかとも思いました

だからエイシンフラッシュの回避が決まったとき、1800~2000mベストと言ってきたこの馬を気安く◎に繰り上げていいものかどうか小30分ほど悩みましたが、馬体の成長と、中距離馬としての能力の傑出度(エアシャカール並に)、そしてユタカがちゃんと前受けで勝たせた神戸新聞のレース内容、この三つを拠り所に大丈夫だろうという結論で◎をスライドさせて入稿しました

ユタカが昔のユタカと違うということは、重心が高くなった騎乗フォームや、後方で控えても馬を抑えきれなくなっているシーンを度々みることで感じている人は多いでしょうし、もちろんそれは本人が一番実感しているはずです

前哨戦で前受けで理想的に勝ったのに、なぜ今回ああいう競馬になったのか、それがもし「引っかかるのが怖いからあのポジションになった」のだとしたら、それはもう、同世代で神のような折り合いと追い込みを数え切れないほど見てきた筆者としては、それ以上は考えたくないという気持ちになってしまいます…

「勝ち馬にうまく乗られた。うちのもうまく乗っているけどね。ゴール前はよく詰め寄ってくれた。中団の後ろに位置したのは想定通り」(橋口師)

「これじゃ母ちゃんと同じやん…」(筆者のメタボ博士へのメール)

「ハーツクライみたいな負け方でしたね~」(博士のレス)

サンデー×Lyphardにみる“ハイインロー”の偉大さ(12)~ローズキングダムとシンゲンのリベンジ
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/db4a4fb4670c8396639a56e1747f6759
サンデー×Lyphardにみる「ハイインロー」の偉大さ(4)
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/d7e12980a473b4546c3d173d3b0fd436
今年もハイレベルには違いない
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/9b68d69c0a29c1b329b7c318f51a410d

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ビッグウィークとオウケンサクラって

2010-10-25 10:45:25 | 血統予想

京都11R 菊花賞
◎10ローズキングダム
○13ゲシュタルト
▲15トウカイメロディ
△1ヒルノダムール
△14コスモラピュタ
×2レーヴドリアン
注3クォークスター
注7ミキノバンジョー
ローズキングダムが神戸新聞を使う前、橋口師は「もう少し大きくなって帰ってきて欲しかった」というようなコメントを出していた。しかし当日の馬体重はなんと+22キロ。春の馬体写真と見比べてみると、たしかに今のほうがほっそりとは映る。これは体型に伸びが出たぶん、体重は増えたがほっそり見えるようになったのだろう。そしてそれは、ミルリーフ5×4がここへきて発現してきたからではないかと解釈したい。もちろんステイヤーではなく中距離馬だが、ミルリーフ的な細身でしなやかな体型と柔らかな斬れ味がより発現してきた今ならば、3000mでも中距離馬の絶対能力で勝ちきれるだろうという結論で。○は母父がエンドスウィープなのでマンカフェ産駒にしては柔らかい。この柔らかさにステイヤーとしての資質を感じる。▲もロベルト的なステイヤーだが、ちょっとロベルト的すぎてトウカイトリックのように急坂小回り向きの感はある。

京都8R かえで賞
◎10マスターグレイマン
○6スカラブレイ
△1ジンクアッシュ
△11スギノエンデバー
×3サンライズポパイ
×7エーティーランボー
注4ワイズリー
注9ビットスターダム
傑出馬不在。○の前走内容を信用する手もあるが、◎はノーザンダンサーやサーゲイロードをクロスする相似配合で、わりと父の持ち味が素直に伝わったタイプで、典型的なスプリンターではなく1400mぐらいがベストにみえる。サーゲイロードのクロスらしい柔らかさもあるので急坂中山より平坦京都がベターな感もあり、前走よりもう一押しきくのではないかとみてここから入った。

京都9R 北野特別
◎3メイショウウズシオ
○7エナージバイオ
▲10センノカゼ
△2ナイスミーチュー
△5サンマルエミネム
×1ブレイクアセオリー
×6アマファソン
注8スイートブレナム
注9マルカボルト
◎はオペラハウス×ブライアンズタイムだからテイエムアンコールやタニノディキディキと同じで、典型的な「内回り血統」。中京でブレイクアセオリーを小脚で差しきっているようにここはベスト条件だし、先行馬も揃ったので好位差しが信用できる。サーゲイロードのクロスらしい後肢の甘さがある▲は平坦の2000mで先行流れ込みが好走パターン。ハナでなくとも揉まれなければ京都で激変がある。

東京12R 3歳上1000万下
狙8サングレアズール
前々走の時計は同日さくらんぼ特別と互角で、これだけでも現級を勝てるだけの裏付けはある。距離もむしろ1400mのほうがよさそうだし、揉まれなければマヤノマヤの番手でも力は出せるはず。

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昨日はアクセス数が下半期最多で、やっぱり菊花賞は血統なんやなあ~と実感

ビッグウィークとオウケンサクラにはわりと配合的な共通点が多く、それは前に「ディープインパクトとバゴって」で指摘しておきました

バゴは「HyperionとFair Trial」の粘り強さと同時に硬い体質を伝えすぎる感があるので、ビッグもオウケンも父のFair Trialには全く触らず(母にFair Trialが皆無)、ビッグはHalo≒Red God4・5×3、オウケンはHalo≒Red God≒Boldnesian4・5×6と、バゴ産駒の代ではあまりONになっていないRed God≒Haloのニアリークロスを継続しています

またビッグの母はサンデー×ノーザンディクテイター、オウケンの母はリアルシャダイ×スルーザドラゴンと、血統表の3/4は米血で固められている点にも注目できます(バゴはNashwan×Nureyevですから3/4は欧血で固められている)

競馬場からの帰り、満員の京阪電車に揺られながら同級生のオッサンと話してたんですが、「ノーザンディクテイターを菊花賞で買うのは、俺らの世代は抵抗あるわな~」

ビッグウィークを買えなかった理由は、あの頭の高い走りで京都外回りを押し切れるとは思えなかったのと(頑張ってもアドマイヤメインのイメージ)、何より母母父ノーザンディクテイターが嫌で、それこそ母父ノーザンディクテイターの大物ってあのウメノファイバーぐらいしか名前が出てこないですね~

しかしノーザンディクテイターとかスルーザドラゴンとか、こういう影響力が強すぎて大物が出なかった米血スピードを抱えている牝馬から中長距離のオープン馬が出ているという事実は、バゴが伝えるスタミナや底力が並ではないということでしょう

とはいえスタミナや底力と同時に硬さや鈍重さも確実に伝えていて、たとえばサンデー系牝馬との配合でも他にこれといった活躍馬は出ておらず、空振りも多いが当たればホームラン…という種牡馬であることはたしかでしょうね~

ディープインパクトとバゴって
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/1bf468efe7030c141e61624a24432ba3

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