栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

2/22,23の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2020-02-24 09:55:15 | POG

『ディープインパクト好配合リスト(2016)』で望田潤が推奨したサウンドキアラ(牝5歳)が土曜京都11Rの京都牝馬S(G3・芝1400m)を勝ちました。

サウンドキアラ(牝・母サウンドバリアー)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015104322/
母サウンドバリアーはフィリーズレビュー勝ち。ビリーヴの近親で、Danzig≒Great Lady M.のニアリークロス(Northern Dancer≒IcecapadeとPetitionとOlympiaとFighting Foxが共通)4×3を持ち、短距離でDanzig的なスピードを発揮したのもビリーヴと同じ。全姉サウンドラブリーは案外スピードがないが、もっと走る馬が出て不思議ない配合だと思う。(望田)

木曜ドバイ3RUAEオークス3着 セラン(POG・望田)
土曜東京8Rフリージア賞 サトノフウジン(ディープ・栗山)
日曜小倉5R500万下 ダイアナブライト(一口・栗山)





推奨コメントにあるとおり、サウンドキアラの母サウンドバリアー(フィリーズレビュー)はDanzig≒Great Lady M.のニアリークロス4×3で、これはビリーヴの母グレートクリスティーヌと同じで、どちらもDanzig的なパワーとスピードを受け継ぎ仔に伝えているといえます

マイスタイルの母母レディダンジグもDanzig×Great Lady M.で、母ファーストナイナーは芝1200で2勝、ハーツクライ産駒ながらマイルで突進するのはフォーティナイナーとDanzigのイメージですよね



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土曜のボツ予想…はまたお休みで

2020-02-22 09:35:12 | 血統予想

大種牡馬A.P.Indyが31歳で大往生とのことで、私に言わせれば父系がBold Rulerとかそんなことは二の次三の次で、PrincequilloとBuckpasserの娘を経由してSecretariat≒Sir Gaylordの3/4同血クロス1×3を持つスーパー配合のスーパー名繁殖Weekend Surpriseの血が、ここから世界中に拡散したのだというね







カリフォルニアクロームについて父系も牝系も弱い点を心配する向きは多いですが、母Love the ChaseがもつDunce Number≒Polish Numbers2×2は、Numbered AccountがBusanda≒Mr.Busher2×3を持つスーパー名繁殖だけに、その弱点を一発逆転でひっくり返せるだけの魅力を秘めているともいえます(ちなみにSeattle Slewの母My CharmerはStriking=Busher3×3)

月末まで多忙がつづくので今日もボツ予想はお休みでm(_ _)m NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」ではダイヤモンドSと京都牝馬Sとつばき賞を予想していますので、今週もよろしくお願いします(競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」は栗山さんの担当です)


http://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=24&rf=umatop http://www.keibado.ne.jp/keibaguest/premiumservice/index_lp2.html

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2/15,16の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2020-02-17 11:21:06 | 共有クラブ

『一口馬主好配合馬ピックアップ(2018)』で望田潤と栗山求がダブル推奨したヴァルキュリア(牝3歳)が土曜京都6Rの新馬戦(ダ1400m)を勝ち上がりました。

★キャロットクラブ
父Tapit
母ピースアンドウォー(War Front)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2017105498/
牝 募集価格:4000万円
母ピースアンドウォーはアルシバイアディズS(米G1・ダ8.5F)勝ち馬で、Tapit×War Frontという今北米で最も熱い組み合わせ。それより本馬の配合で魅力なのは、Tap Your Heels≒Rubianoの3/4同血クロス2×4で、両者の母母Moon GlitterはRelaunchの全姉ですから、競走馬としてはもちろん繁殖としても極めて魅力的なクロスといえます。実馬もTapit産駒らしいいい歩きをするので、ラピットランよりはダートに寄っていくでしょうが、芝ダ兼用のストライドで走るマイラーという点では近いイメージです。アワブラッドに残れるぐらいの活躍は当然期待しています。(望田)
【9月5日追記】
米リーディングサイアー3回の名種牡馬Tapitは、母Tap Your HeelsがDr.FagerとIn Realityのニックスを継続した配合構成で、なおかつ3代母Moon Glitterが名種牡馬Relaunchの全姉という良血。この全姉弟クロス、またはMoon Glitterの牝馬クロスを持つTapit産駒は走っており、日本ではタールタンやタップザット、海外ではUnique Bella(米G1ラブレアSなど3つのG1を含め重賞7勝)、Mohaymen(米G2ファウンテンオブユースSなど重賞4勝)、Concord Point(米G2ウェストヴァージニアダービーなど重賞2勝)、Teen Pauline(米G2トップフライトH)など多くの活躍馬が出ています。本馬はこのクロスを一歩進めてTap Your Heels≒Rubiano2×4。現代のアメリカ血統はDr.FagerとIn Realityのニックスがひとつの軸となっています。本馬はTapitとWar Frontという、00年代にアメリカで誕生した最上級クラスの種牡馬同士を掛け合わせてこの4分の3同血クロスを実現しています。注目に値する配合といえるでしょう。母ピースアンドウォーは米G1ウィナー。ダートと芝の割合は7:3といったところですが、どちらで走ったとしてもしっかり稼いでくれそうです。将来、母としてもいい子を産むでしょう。(栗山)

『一口馬主好配合馬ピックアップ(2018)』で栗山求が推奨したセウラサーリ(牝3歳)が日曜京都5Rの未勝利戦(芝1600m)を勝ち上がりました。

★ジーワンサラブレッドクラブ
父オルフェーヴル
母サマーナイトシティ(エリシオ)
牝 募集価格:2000万円
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2017105105/
2頭のG1馬、サダムパテック(父フジキセキ/マイルCSなど重賞5勝)とジュールポレール(父ディープインパクト/ヴィクトリアマイル)を兄姉に持つ良血馬です。父オルフェーヴルは初年度産駒からエポカドーロ(皐月賞)、ラッキーライラック(阪神JFなど重賞3勝)、ロックディスタウン(札幌2歳S)と3頭の重賞勝ち馬を出しましたが、これらはいずれも母方にMr.Prospectorを持っています。オルフェーヴルは「ステイゴールド×メジロマックイーン」というスタミナ色が強い血統なので、配合相手に適しているのはスピード豊かなアメリカ血統です。本馬は2代母の父がMr.Prospectorで、他に Seattle SlewとFairy King(Sadler's Wellsと同血)を持っており、ラッキーライラックと重なる部分が多い配合構成。芝中距離でいいところがありそうです。(栗山)

『望田潤のPOG好配合馬リスト(2019)』でが推奨したエイシンバッカス(牡3歳)が日曜京都2Rの未勝利戦(ダ1200m)を勝ち上がりました。

エイシンバッカス(牡・父ヨハネスブルグ・母ホームフロムオズ)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2017105881/
北米三冠馬Justifyと同じYarn=Preachの全姉妹クロス。このクロスは筆者も注目していて、ブログで配合大喜利をやってヨハネスブルグ×ツァーリーナを提案し1歳に牝がいます。栄進牧場さんは鋭い全きょうだいクロスやニアリークロスをよく狙ってきますな。先を越されたのは悔しいが(笑)、写真を見ると馬の出来もなかなか。芝ダ兼用で早期からスピード発揮だろう。(望田)

土曜小倉8R500万下 ロードキング(ディープ・望田)
土曜京都9R宇治川特別 アフランシール(POG・望田)
日曜京都7R500万下 モンタナドライブ(一口・望田)

--------

ヴァルキュリアはパドックの馬っぷりでは一番でしたが、なんせ気性が危うくてデビュー戦もふだん調教つけてるオギトンでいくということで、現地で観てた会員さんからも「返し馬でかなり暴走気味」と報告があり、まずはちゃんと走ってくれと見守っていたら、ボコッと出てしばらくは行く気を見せず、直線追い出したときにビュンと加速





第一印象は“Danzigプリケツなタールタン”、とりあえずアワブラ入りできるぐらい走ってくれればというところで、後述エイシンバッカスの血統表もご覧いただきたいですがドレキュリアかヴァルフォンを私は期待しております(・∀・)

このTap Your Heels≒Rubianoの3/4同血クロスを持つ馬はJRAに3頭が出走し、デュードヴァン(新馬-カトレア連勝)とモズエロイコ(現役[2-2-2-7])とヴァルキュリア、3頭とも勝ち上がりました(デュードヴァンはPOGで推奨)



JBBAの中の人にもデクラタピット鉄板でっせ~という話をしているので、これから日本でもいくつか実現するといいですね(・∀・)

Yarn=Preachの全姉妹クロスを持つJRA出走馬も、今のところニシノレオニダスとエイシンバッカス2頭とも勝ち馬となっており、ツァーリーナ18の期待もますます高まるところで、クドいようですがこれ狙ったのJustifyが出る前ですからね(・∀・)



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今週もボツ予想は休みます…

2020-02-15 09:29:57 | 血統予想

今週も超多忙につきボツ予想はお休みで…m(_ _)m
洛陽はパッと見ダイワメジャー2騎が面白そうですが、メジャーの差しというのはどうも頭からは狙いにくい
競馬観ながら仕事しながら、なんか閃いたらコメント欄に書きます

NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」ではクイーンCとあすなろ賞と東京4Rを予想していますので、今週もよろしくお願いします

追記:日曜は共同通信杯と京都記念とこぶし賞を予想しています


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2/8,9の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2020-02-10 14:37:46 | POG

『一口馬主好配合馬ピックアップ(2016)』で望田潤と栗山求がダブル推奨し、『ディープインパクト好配合リスト(2017)』で望田潤と栗山求がダブル推奨したプリモシーン(牝5歳)が日曜東京11Rの東京新聞杯(G3・芝1600m)を勝ちました。

★シルクホースクラブ
父ディープインパクト
母モシーン(Fastnet Rock)
牝 募集価格:5500万円
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015105036/
母モシーンは豪18戦8勝。オーストラリアンギニーズ(豪G1・芝1600m)、ランドウィックギニーズ(豪G1・芝1600m)、VRCオークス(豪G1・芝2500m)など4つのG1を含めて重賞を6勝した名牝です。母の父Fastnet Rockは豪リーディングサイアーに2回輝いた名種牡馬で、デインヒル系ながら母方にスピード豊かなオーストラリア血統を抱えているため、産駒は日本の高速馬場にも適応しており、ブラヴィッシモやメラグラーナ(いずれも芝1400mベスト)が活躍しています。母はNorthern Dancer4・5×4で、Danzig、Nureyev、Nijinsky を経由している良形。2代母の父ストラヴィンスキーはヴィルシーナの母ハルーワスウィート、ミッキークイーンの母ミュージカルウェイと配合構成がよく似ており、父としてはもうひとつの成績だったにもかかわらず、母の父としてはTepin(米英加でG1を現在6勝している女傑)を出すなど母方に潜って優れた影響を与えています。3代母Benedictionは仏1000ギニー(G1)を勝ったディープ産駒Beauty Parlourの2代母でもあります。どこをどう切っても走る配合で、1歳上の全姉キャリコよりも生まれが早く身体もひとまわり大きいのは好材料です。芝向きのマイラー~中距離タイプとして大仕事が期待できるでしょう。(栗山)
9/23追記
母モシーンは現役時はVRCオークス(豪G1・芝2500m)やVRCオーストラリアンギニー(豪G1・芝1600m)など豪G1を4勝。香港チャンピオンマイラーのLucky Ownersとは父系(デインヒル)と母系(Miss Proprity)が同じで、その父Fastnet Rockはデインヒル系の有力種牡馬で日本ではブラヴィッシモやメラグラーナの父として知られます。母父がNorthern Dancer系のパワーマイラーで母がNorthern Dancerのクロスというのは、ディープインパクト産駒として最も成功しやすい配合形。代々の配合パターンも活力があり、これはクラシックに乗れる馬でしょう。ディープ牝駒としてはスマートレイアーが近いイメージかな。(望田)

★プリモシーン(牝・母モシーン)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015105036/
母モシーンは豪州でG1を4勝(芝1600~2500m)。その父Fastnet Rockは豪リーディングサイアーでブラヴィッシモやメラグラーナの父。オセアニアのデインヒル系らしい突進力を誇る血だ。母はNorthern Dancer4・5×4。全姉キャリコはかなりガッカリな内容だが、“女ミッキーアイル”が生まれても不思議ない配合だからもうひと推し。(望田)
シルクホースクラブで募集価格5500万円。母はオーストラリアンギニーズ(豪G1・芝1600m)、VRCオークス(豪G1・芝2500m)など4つのG1を含めて重賞を6勝した名牝。母の父は豪リーディングサイアーに2回輝いた名種牡馬で、メラグラーナ(オーシャンS)を出すなどデインヒル系のなかでは日本適性の高い種牡馬。母はNorthern Dancer4・5×4で、Danzig、Nureyev、Nijinskyを経由している良形。2代母の父ストラヴィンスキーは「Nureyev×Blushing Groom×Mr.Prospector」で、ヴィルシーナの母ハルーワスウィート、ミッキークイーンの母ミュージカルウェイと配合構成がよく似ている。全姉キャリコは現在3戦して勝ち星を挙げていないが、配合レベルは高いと思われるので妹に期待してみたい。(栗山)

『ディープインパクト好配合リスト(2019)』で望田潤と栗山求がダブル推奨したスパングルドスター(牝3歳)が土曜東京5Rの未勝利戦(芝1800m)を勝上がりちました。

★スパングルドスター(牝、母スタセリタ)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2017104787/
シェーングランツの全妹でソウルスターリングの半妹。母スタセリタは仏オークスやヴェルメイユ賞など芝中距離の大レースを勝ちまくった。母父Monsunはドイツの名種牡馬でヴェロックスやシュヴァルツリーゼの母父。ディープ×Monsunにはウムブルフなどがいる。シェーングランツは中距離馬としての奥深さを垣間見せているが、桜花賞の時点でもまだまだ完成度は低めなのでこの評価。母のポテンシャルは当然高いが。(望田)

スパングルドスター(牝・母スタセリタ)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2017104787/
社台レースホースで募集価格1億円。アルテミスSを勝ったシェーングランツの全妹、オークスと阪神ジュベナイルフィリーズを勝ったソウルスターリングの半妹。母スタセリタは仏オークス(G1・芝2100m)など仏米で6つのG1を制した名牝。母の「Monsun×Dashing Blade」という組み合わせは、アメリカでニューヨークH(G2・芝10f)など4つの芝重賞を制したノーブルステラと同じで、同馬はその後日本に輸入され、ディープインパクトと交配してノーブルコロネット(フィリーズレビュー-4着)を産んだ。同じく「ディープインパクト×Monsun×Dashing Blade」の全姉シェーングランツは重賞を勝っており、馬の出来次第ではチャンピオンクラスの大物となってもおかしくない。(栗山)

『ディープインパクト好配合リスト(2019)』で望田潤が推奨したハナビマンカイ(牡3歳)が日曜東京5Rの未勝利戦(芝2200m)を勝上がりちました。

★ハナビマンカイ(牡、母メジロツボネ)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2017104623/
グローリーヴェイズの全弟で、3代母メジロラモーヌは牝馬三冠。母メジロツボネはJRA4勝で、Ambehaving≒クリアアンバーのニアリークロス4×4を持ち、産駒にも独特の柔らかさをよく伝えている。そこにディープが配されて、グローリーもデビュー当時は柔らかすぎるぐらいだったし、本馬は5月生となると完成遅めのイメージしかない。とはいえ、兄2頭いずれも2歳時に新馬勝ちしている。

土曜京都8R500万下 サトノソロモン(ディープ・栗山)
土曜東京11R節分S ウーリリ(ディープ・望田&栗山)
日曜京都9R橿原S レッドルゼル(一口・望田&栗山)
日曜小倉11R関門橋S カウディーリョ(一口・望田)
日曜京都11Rきさらぎ賞2着 ストーンリッジ(ディープ・望田)

--------

プリモシーンはフルゲートの最内枠でしかもスローで馬群が密集しそうだと、外に出せないままAureole魂逆噴射で終了じゃないかとみて▲にとどめたんですが、46.3-46.7と思ったより流れたのと、外に張り付いてた石橋脩ケイデンスコールが直線早々と脚がなくなったので、そこで外が開いたらグイグイ伸びてヴィクトリアマイル2着の性能を見せつけました

育成やってる人なんかとよく言うのは、こういう馬群を嫌うAureole魂って頑固で実戦経験を積んでもなかなか解消できないんですが、でもレースを投げずに辛抱できる、ズルズル下がらずに馬群の中で我慢させるようにはできると、そこが調教や育成でカバーできることだろうと

馬群を割るのは苦手でも、周りに馬がいると怖くても、ポジションキープして直線まで我慢できれば、昨日のプリモちゃんみたいにいつか外に出せるチャンスもあるのだというね



スペシャルウィークも母系にセントクレスピンの血が入るだけにそういう気性をよく伝える種牡馬で、シーザリオの仔がだいたいややこしい性格なのは根本的に臆病やからやと思うんですよね

シーザリオの娘ファーストフォリオが4角で捲られてかぶせられたら急に手応えが悪くなって失速し、エピファネイアの娘デアリングタクトが後方から大外に持ち出してうなりをあげて差し切り、エルフィンSはそういう気性的な明暗も分かれたレースだったかと

・エピファネイアは種牡馬として成功するだろう
・特にキングカメハメハ肌との配合で成功するだろう
・サンデーサイレンスのクロスの最初の大物はエピファ産駒から出るだろう

このように予測してきましたが、この先デアリングタクトやスカイグルーヴがそれを体現するかどうかはともかく、初年度からこんな馬が出てくるんじゃないかとは思ってましたよ

エピファネイア×キングカメハメハ×サンデーサイレンス一覧


と言いつつ私も栗山さんもくりがしらさんも、それから年明けから東京に転勤してしまったちけさんも、POGではファートゥアを指名してるんですけどね…(一口ピックではスカイグルーヴとレッドブロンクスをピック)



主戦の福永祐一がラインクラフトに乗るので、シーザリオの鞍上には東海の名手吉田稔が代打で指名された第65回桜花賞

旧コースの内1600で行われていたころの桜花賞は、毎年スタート直後に外から先行馬が斜めにドッと切れ込んでくるので、中距離馬のシーザリオはややダッシュが甘くて前に入られたときにポジションがズルッと下がってしまい、直線猛然と追い上げたものの抜け出したラインクラフトにアタマ差届かずの2着でした
https://www.youtube.com/watch?v=jnHmEdUkSsM

あそこで下がらなければ不敗で引退やったかもしれないですが、ミルコのデアリングハート(9番)は母父Danzigらしい小脚のきくマイラーなのでシーザリオ(7番)よりスタートダッシュが速く、「ミルコ!ミルコ!ミルコ~!と叫んだのに前に入ってきやがった…」と稔は悔やんでいたと言います

あの桜花賞でシーザリオの前に切れ込んできたのは、デアリングタクトのお祖母ちゃんやったというね

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『世界のG1馬父系図1776-2019』『重賞・いらすと日記 2019年7月~12月編』

2020-02-10 09:24:01 | お知らせ
新刊の案内を二つ
一つは平出貴昭さんの電子書籍『世界のG1馬父系図1776-2019』
先日発売された『日本のG1馬父系図1932-2019』の姉妹版です
http://miesque.com/c00064.html





1776年の英セントレジャーから、2019年の世界各国の大レース69レースの勝ち馬延べ7000頭を父系図にまとめた労作で、父系図や勝ち馬一覧表の資料性はもちろんのこと、馬名をクリックすると5代血統表に飛ぶのがいいですね(・∀・)詳細は下記の栗山ブログにて

『世界のG1馬父系図1776-2019』~栗山求の血統BLOG
http://kuriyama.miesque.com/?eid=2695

もう一つ、くりがしらさんの血統同人誌の新刊『重賞・いらすと日記 2019年7月~12月編』が発売になっています(紙書籍版と電子書籍版)





2019年の7月~12月に施行された重賞勝ち馬をイラストを交えて振り返り、血統的なポイントを解説した作品で、今回はAmazonではなく通販サイト「配合パズル工房」での販売
これも詳細は下記を参照してください

新刊発売『重賞・いらすと日記 2019年7月~12月編』~やれなかった・やらなかった・どっちだろう
http://sfreak.blog24.fc2.com/blog-entry-1889.html
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土日のボツ予想~超多忙のため…

2020-02-07 22:20:37 | 血統予想

配合大喜利のお題にさせていただいた新冠橋本牧場のマコトサンパギータですが、昨日ディスクリートキャットの牡を無事出産
「産まれたばかりですが、胴伸びあって骨太で、見るからにダート馬という感じです(笑)」
まあひとまず狙いどおりということで(・∀・)





種付けシーズン到来で配合診断の依頼が重なるところへ種牡馬辞典の原稿もあるこの時期は毎年バタバタなんですが、それにしても今年は社会人になって最も忙しいんじゃないかと、カレンダーのスケジュール見ても27日までたぶん休みなしという状況で(^ ^;)、申し訳ないですが今週はボツ予想はお休みということでm(_ _)m

NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」と競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」では節分SとエルフィンSと春菜賞を予想していますので、今週もよろしくお願いします


http://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=24&rf=umatop http://www.keibado.ne.jp/keibaguest/premiumservice/index_lp2.html

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2/1,2の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2020-02-03 14:33:57 | POG

『望田潤のPOG好配合馬リスト(2018)』で望田潤が推奨したアウィルアウェイ(牝4歳)が日曜京都11RのシルクロードS(G3・芝1200m)を勝ちました。

アウィルアウェイ(牝・父ジャスタウェイ・母ウィルパワー)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2016104721/
新種牡馬ジャスタウェイからも一頭。本馬はインディチャンプの弟で、ネオリアリズムやリアルインパクトやアイルラヴァゲインやレアリスタの姪で、アンフィトリテのイトコ。名繁殖トキオリアリティーを1/4異系に、残りの3/4をNorthern Dancer≒Icecapadeとナスペリオンのクロスでまとめた。体型は短距離で4勝をあげた母が強い。(望田)

土曜京都9R梅花賞 ブルーミングスカイ(ディープ・望田&栗山)
土曜東京10RクロッカスS ラウダシオン(一口・栗山)
土曜小倉11R海の中道特別 トーホウアルテミス(POG・望田)
土曜東京12R500万下 ドナアトラエンテ(ディープ・望田&栗山)
日曜小倉8R500万下 バンクショット(POG・望田)
日曜京都8R500万下 ショウナンアンビル(POG・望田)
日曜京都11RシルクロードS2着 エイティーンガール(POG・望田)



インディチャンプ、リアルインパクト、ネオリアリズム、トキオリアリティー牝系の古馬になっての成長力については何度も書いてきました
トキオリアリティーはNorthern DancerもTurn-toもNasrullahも、もっと言えばNearcoすら持たない超アウトサイダー血脈で、だからそこにサンデー系でもキンカメ系でも何を配してもアウトブリードになってしまうというのが驚異の成長力につながっているのではないかと



ジャスタウェイもHyperionベースの配合のハーツクライ産駒ですから自身も産駒も成長曲線は遅めで、アウィルアウェイが古馬になってスプリンターとしてもう一皮むけてきたのは血統的にはあまりにも順当といえます
ロードマイウェイなんか母父ジャングルポケットでトニービン4×3(Hyperionは8代目までで6・7・7・8×6・7・8・8・8・8・8・8)ですからね、3歳夏から目覚めて5連勝で重賞制覇なんて開花が早すぎるぐらいですよね(・∀・)

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日曜のボツ予想~コントレイルな黄金配合

2020-02-02 09:59:23 | 血統予想

1人気になってるのでボツ予想に回しましたが、セントポーリアは◎サトノフウジン
母コンテスティッドはテストS(米G1・ダ7F)やエイコーンS(米G1・ダ8F)の勝ち馬で、ディープとの配合だとアルアインみたいにある程度締まって機動力型になってほしいんですが、柔くてしなやかでヌメッとした動きをするところは全兄ギベオンと似てて、間違いなくいい馬なんですが大物に完成するのかどうか
とはいえ、前走の直線外からヌメヌメッと差し切るときの身のこなしはオープン級と思わせるもので、ここは素質に◎でいいと思います





▲フォースオブウィルはナスキロとナスペリとWordenのクロスでナタ斬れするローエン産駒で(イストワールファムみたいなイメージ?)、東京で更に斬れそうなイメージがあるので、馬券的オッズ的にはこれが絡んでほしいなあ…という買い方に

東京最終は◎ショウナンバビアナ
ディープ×Unbridled's Song×Storm Catですからコントレイルやビアンフェやレッドベルジュールやラウダシオンなど3歳世代で大ブレイクしている黄金配合(私はダノンケンリュウやサラドリームからこれ狙ってきたんですが…)
この血統で前走の勝ちっぷりならここでも人気になって不思議ないのに、なぜか7人気なので喜んで狙います(・∀・)



他のレースはこれから考えますが、NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」では根岸SとシルクロードSと早春Sを予想していますので、日曜もよろしくお願いします(競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」は栗山さんの担当です)


http://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=24&rf=umatop http://www.keibado.ne.jp/keibaguest/premiumservice/index_lp2.html

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土曜のボツ予想~オイシンなのに美味しい

2020-02-01 09:19:27 | 血統予想

博多ではクエと水炊きでしたが、小倉で食った主なものはこんな感じ…タコ刺しをゴマ油+塩で食わすのも美味かった





あ、資さんうどんも行きましたよ、あそこ通し営業なんで、競馬場行く前に朝からゴボ天&鶏おにぎりを(・∀・)

白富士は○ゴーフォザサミット▲フランツ☆ダイワキャグニー△アイスストーム△ドミナートゥスと「東京2000のオープン特別なら」というメンバーが揃いました



◎インビジブルレイズはハーツクライ×ユタカオーですからナスペリオンな配合で、母はノーザンテースト3×3、このテーストの影響が強い体型なのでマイルを中心に使われてきましたが、前走は阪神内2000で向正で好位に押し上げてジワジワ差し切り
ナスペリオンでHyperionな配合のハーツ産駒が、5歳の暮にこれまでにないようなレースぶりで快勝してついにオープン入り、東京芝は1戦1勝、鞍上はスワーヴリチャードでJC制覇のオイシン・マーフィー、今んとこ9人気ならここから入ってみたいです



くすのきは◎イバル、3文字濁点一つ馬名でおなじみチームガンコですね
パイロ産駒は良→稍→重→不とダートは馬場が悪くなるほど連対率が上がるし、この馬はMr.Prospector≒My Darling One4×3とBoldnesian6×6ですからなおさら軽い馬場向きで小回りもきく走り、小倉1700不良ならばHyperion的にズブい○メイショウダジンより威張れるだろうと

NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」ではクロッカスSと梅花賞と花見小路特別を予想していますので、今週もよろしくお願いします(競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」は栗山さんの担当です)


http://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=24&rf=umatop http://www.keibado.ne.jp/keibaguest/premiumservice/index_lp2.html

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