栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」

NETKEIBAにて「日本ダービー血統診断」を書いてます

2018-05-22 17:10:51 | 血統予想

NETKEIBA「G1ドキュメント」にて、「日本ダービー血統診断」と題して、出走予定18頭の血統解説を書いていますので、ご一読いただければ幸いです
http://news.netkeiba.com/?pid=column_view&cid=40524

今年産まれたツァーリーナ18の近影が上野さんから届きました
二冠馬Justifyと同じYarn=Preachの全姉妹クロスです(・∀・)



今日は朝イチの飛行機で帰札、その足でトレーニングセールに顔出してきましたが、知り合いが配合を考えた馬で、「望田潤のPOG好配合リスト」でも取り上げたメジロアリエル16が1000万円で落札されたのでよかったよかった(・∀・)
見てのとおりヤマニンパラダイス≒Green Desertの3/4同血クロス2×3、実馬は配合のイメージどおりで、これぞラトロ肩というゴツゴツした歩様でパドックを周回していましたが、ダートや洋芝向きのスプリンターでしょう
これに併せ馬で楽々先着したプルピットレディ16の動きも目につきましたよ



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5/19,20日の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2018-05-21 14:50:32 | 共有クラブ

『一口馬主好配合馬ピックアップ(2016)』で栗山求が推奨したシングシングシング(牝3歳)が日曜東京1Rの未勝利戦(ダート1400m)を勝ち上がりました。

★グリーンファーム愛馬会
父ヨハネスブルグ
母シンギングセンセーション(コロナドズクエスト)
牝 募集価格:1000万円
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015109077/
半兄アースゼウス(父 Officer)は兵庫ジュニアグランプリ(Jpn2)4着馬。ダート短距離で4勝を挙げて準オープンに在籍しています。2代母 Court Reception は Weekend Surprise≒コニーノーズ2×2で、本馬はそれを継続する形で Narrate≒Court Reception 4×3です。さらに、Myth≒コロナドズクエスト2×2ですから、かなり野心的な父母相似配合です。サンデーサイレンスが入らないヨハネスブルグ産駒はスプリンターやダート馬に出がちですが、アースゼウスの下ですからおそらくそのようなタイプになるでしょう。5月生まれの牝馬ということで価格は1000万円。安めの設定ながらコツコツ稼いでくれそうな魅力があり、一発の可能性も感じます。(栗山)



『一口馬主好配合馬ピックアップ(2016)』で望田潤が推奨したジャスパーゲラン (牡3歳)が火曜金沢9Rの未勝利戦(ダート1500m)を勝ち上がりました。

★ノルマンディーオーナーズクラブ
父フレンチデピュティ
母レーヴドゲラン(リアルシャダイ)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/000a0136ca/
牡 募集価格:1120万円
ハクサンムーンのイトコ。フレンチデピュティ×リアルシャダイはアドマイヤジュピタと同じ。本馬はNorthern Dancer4×6・7、Bold Ruler4×6、Eight Thirty≒Good Example≒War Relic5・6×7・7、Blue Moon≒Nothirdchance4×5などをクロスする父母相似配合になっていて、募集コメントにあるように父フレンチデピュティによく似た体型体質をしているのがポイント。ダートや道悪や洋芝に向いた長めマイラーで稼ぎ場所に困らないタイプで、いかにもこのクラブらしい実用的な馬と言えるでしょう。ちなみにノルマンディーの募集馬でフレンチデピュティの血を引く馬は
ブラゾンドゥリス(5勝現役)
ルールソヴァール(4勝現役)
オルレアンローズ(3勝現役)
シュヴァリエ(3勝)
キャラメルフレンチ(1勝現役)
エーデルメイシュ(1勝現役)
グレイスフルワード(1勝)
ピッツネイル(交流3勝,障害1勝)
グロリアスヴァレー(未勝利)
と、実によく走っています。ルールソヴァールは3年前に栗山さんがピックした馬でもありますが、その全兄はダート王のサウンドトゥルー。ともに岡田スタッドの生産馬です。(望田)



土曜京都9RメルボルンT ドレーク(一口・望田)
土曜東京12R1000万下 キョウワゼノビア(POG・望田)
日曜新潟12湯沢特別 シュエットヌーベル(一口・望田)

シングシングシングが勝ち上がったので「母系にA.P.Indyが入るヨハネスブルグ産駒は出走3頭中2頭が勝ち馬」というツァーリーナ18追い風データを上野さんに送っておいたんですが、これ栗のピックやったんですね(^ ^;)

ジャスパーゲランもドレークもシュエットヌーベルも知り合いが何人も持ってるのでよかったですが、ここで「フレンチデピュティを持つノルマン馬」の最新データを(絶不調と言われる3歳世代でも3頭出走で2頭が勝ち馬)
石塚さんはジャスパーもシュエットも持ってるので、今夜のナスキロ会は祝勝会でもあります(・∀・)

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第79回優駿牝馬回顧~天才少女、眩しすぎる

2018-05-21 09:59:19 | 血統予想

東京11R オークス
◎13.アーモンドアイ
○2.ラッキーライラック
▲6.オールフォーラヴ
△3.マウレア
アーモンドアイは桜花賞の頃よりマイラーっぽい肉付きになってきたようにも見えるし、総合的にみて1800mぐらいがベストだと思うが、折り合いはつく馬だから少なくともハープスターぐらいは斬れるだろう。天才少女が意外に苦しみながら勝つところを観たい。
ラッキーライラックはオルフェ産駒としてはベストに近い配合だとほめてきた。母系にシアトルスルーが入ってオルフェ産駒にしてはストライドで走るほうだから、東京2400でもこれまでと同じレースで同じぐらいのパフォーマンスは出せるはず。
忘れな草のオールフォーラヴはややデキ落ちに見えたが、それだけに厳しい流れを勝ちにいって勝ちきったのは評価できる。奥のある素材なのはたしかだし、和田とも手が合うタイプだけに一角崩しの期待。
マウレアは全姉アユサンほどマイラーっぽい体つきや加速ではないので、クイーンSでHペースを追いかけたら苦しくなってしまった。オークス向きだと言いつづけてきたのでここは馬券にしたい。
サトノワルキューレも奥の深さは感じるが、斬れ味や瞬発力よりも持続力粘着力に長けた血統で、それで出遅れて最後方から差し切りということは、フローラSはちょっと相手が軽かったという見立てもできる。リリーノーブルは牝系が大レースと縁がないので、桜花賞以上がのぞめるかどうか。

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終わってみれば桜花賞上位馬が掲示板を独占し、ここもロードカナロアとルーラーシップとオルフェーヴルの娘が1~3着

今月はダービーやオークスに関する原稿依頼をいくつかいただいたんですが、「新進種牡馬のロードカナロア、オルフェーヴル、ルーラーシップについて、産駒が東京2400でどうなのかを中心に書いてください」というような、同じようなオーダーが多かった

そして原稿を書いてみると、アーモンドアイもラッキーライラックもリリーノーブルも1800~2000mあたりがベストで、レーヌミノルやレッツゴードンキやアユサンのようなプリプリのマイラーではないので、2400mに延びるのはプラスはないがこなせるでしょう、というような、距離適性に関してはつまらない書き方しかできませんでしたね

離して逃げたサヤカチャン以外はいつものスローのオークスで、桜花賞上位馬が1800mのレースをつくって桜花賞を再現したというオークスになりましたが、能力が高くストライドで走れる1800型が上位を形成する年は、桜花賞とオークスは最も直結しやすいでしょうね

アーモンドアイは内の桜花賞2,3着馬を見ながら、出たなりで自然とこのポジションになったという感じで、まあカナロア産駒は気性が穏やかなのもあるんですが、少なくともアーモンドアイとステルヴィオに関していえば1600mより1800mのほうがペース的に追走が楽に見えます(ただどちらも、3歳になってだんだんマイラー側に寄ってきたのかなという肉付きにはなってきている)

直線はアーモンドアイだけが別次元の弾け方をしたのも桜花賞と同じで、しかしこの馬は、あれやっぱりロードカナロアのマイラーかいなというウサギのようなフォームでビュンとトップスピードに乗り、スピードに乗ってからはなるほどNureyevやナスペリオンやというストライドでそれを持続する

アーモンドアイの口取りに外れたネコマチさんたちと競馬場で落ち合い、パドックをかぶりつきで見ながら話した感想は
「リリーはマイラーではないね」「ラッキー仕上げ満点」「マウレアはたしかに淋しく見えるけど、こんな馬やから姉ちゃんより距離はもつ」「オールフォーラヴとレッドサクヤ、あのゴトゴトした前がRibot肩です」「トーホウアルテミスの後ろ、これが未完成ハーツの典型」「ワルキューレの後ろの可動が凄い」「アーモンドは適度に前がラトロで、体質はやっぱり一番」「ロサグラウカは思った以上にバラ一族」

距離適性で甲乙がつけられないのならば牝系でつけるしかないので、未だ重賞未勝利のバプティスタ牝系のリリーノーブルは、ここもラッキーライラックを逆転するのは難しいのではないか、というのが予想のキモでしたが、そういう意味では桜花賞組は強かったというより、リリーノーブルは私が思ったより強かった

Kingmambo父系(ルーラーシップ、キングカメハメハ、エルコンドルパサー)×バプティスタ牝系の組み合わせは100%に近い確率でオープン級が出るニックスで、その根拠は何度か書いてきたので過去エントリを掘ってください

ラッキーライラックは桜花賞で出していって勝ちにいったのは正しい乗り方やと私は書きましたが、あれで勝ったのならともかく負けた後だけに、石橋脩としてはここはリリーノーブルの直後が取れればそれでいいか…という頭だったのだろうし、それで悪くないレースができたと思います

でも姉のラルクや近親のミッキーアイルやテイエムジンソクの勝ったとき負けたときのレースと重ね合わせてみても、フォーティナイナーの父系でステラマドリッドの牝系に属するライラックスアンドレースの仔は、行儀よく好位差しするよりは、パワーとスピードでアメリカンにゴリ押ししたほうが勝ち味がある、とは言えるんじゃないかと

これからもトップクラスで走りつづけるであろうラッキーライラックの競走生活において、この敗戦をどう受け止めどう糧にするか、というオークスだったんじゃないかと思います

マウレアとサトノワルキューレはアーモンドの直後という狙ってたポジションで狙ってた競馬、それでウサギになった瞬間にアッという間に置いていかれた

パドックを見るとアーモンド以外で一番目についたのはワルキューレで、あんなふうに歩ける馬はなかなかいないと思うし、血統的にもまだまだ奥があるはずで先々が楽しみだとレースが終わってからもそう思います

でもやっぱりビュンと一瞬の速い脚で差すタイプではないし、本当にトップクラスに完成するのはもっと前で受けて持続力を活かせるようになったときやと思うし、そんなワルキューレが最後方一気でまとめて差しきってしまったということは、このオークスの結果を見てもフローラSはメンバーが一枚落ちだったというべきかと

オークス後は栗山さんたちと府中で痛飲したんですが、くたびれたオッサン4人が昭和の昔話でひとしきり盛り上がった後、「石塚さんや佐藤ワタルさんみたいな、あれぐらいの世代の若い人は凄い人が多いねえ…」と7杯目のトマトサワーを片手にしみじみ

快晴の競馬場のスタンドから観た2018年オークスは、天才少女がウサギになってNureyevになって弾けて斬れるさまは、くたびれたオッサンにはあまりにも眩しすぎて、思わず目をそらしたら隣でネコマチさんが立ち上がって絶叫してました

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日曜のボツ予想~気温とともにジワジワ上昇ノヴェリスト

2018-05-20 09:06:34 | 血統予想

オペラハウスはサドラー直仔のキングジョージ勝ち馬ですからスタミナとパワーは保証付き、しかし母父が体質の硬さを伝えるHigh Topで(シェリール産駒やジェドゥーザムール一族のような硬さね)、動きが重くて体が硬い産駒も多く出しました
TARGETによるとJRAでの勝ち馬率は30%に満たず、ようするにアベレージより飛距離の種馬やったんですが、この硬肉をNasrullahで柔らかく煮込んであげると、テイエムオペラオーやメイショウサムソンのようにしなやかに全身運動できてスタミナとパワーにも富む大ホームランが出たのです



オペラオーの場合は母母NouraがKey to the KingdomとSir Gaylordを通じるナスキロクロスですでに柔いんですが、和田が追って追って全身がしなる美しいフォームは明らかにBlushing Groom譲りで、行っても差しても、良でも雨でも、府中でも中山でも、いつどこでもどんなときでも全身をしならせストライドを伸ばしてくる名馬でした
しkしBlushing Groomの血を引く馬はなぜか、オペラオーもヤマニンゼファーもサクラローレルもマヤノトップガンも、ラムタラもバゴもファンタスティックライトもバイアモンもクロコルージュも、そしてBlushing Groomの近親アグネスデジタルも、種牡馬としては今一つスピードを伝えにくい傾向があるのが残念ですね

高田城は◎アルパーシャン
キングカメハメハ×サンデーサイレンス×トニービン×ノーザンテーストまでドゥラメンテと同じで、当然のごとくナスペリオン的重厚ストライドが武器
戦歴を見てのとおり、大箱1600~1800でタフな馬場で上がりがかかったときにベストパフォを発揮しています
前走は1200を5回使った後だけに終始かかり気味、しかも直線では狭くなったし、そもそもレース上がりが10.5-11.8では出番なし
新潟芝もかなりタフになってきているので、ここは狙いが立つかと





もう一頭穴で狙いたいのが▲グリトニル、母がAureole5×5・6だけに馬群に入るとアウトな性格で、ここは大外を引いたので手を出してみたくなる
昨年9月の札幌でも大外枠というだけで◎にしてみたんですが、あのときは外から捲りきられて戦意喪失してましたからね



上のように、ノヴェリスト初年度産駒は5月に入りベタ買いプラスにまで成績を上げてきていており(おそらく夏の洋芝はもっと熱い)、土曜も京都でワンツー決めてましたが、京都4は◎ダノンパンサーが面白い
10月京都の新馬でグレイルやストーミーバローズやレイエスプランドルの5着と脚を見せたあと、1~2月はともに5秒以上離される大敗、ここまでの戦歴はノヴェリスト産駒の典型といえるもの
ちなみにノヴェリスト牝駒は全7勝中5勝が1600m以下で、中でも[3-6-0-23]の1400mが最も成績が良く、体型的にもこれぐらいの距離が合いそうなだけに激変があるか



NETKEIBA「ウマい馬券」と競馬道OnLine「BLOOD穴ライズ!」ではオークスと下鴨Sと調布特別を予想していますので、日曜もよろしくお願いします
今日はオークスを観に府中へ、夜は栗山さんたちと一杯やるので回顧は月曜になります

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土曜のボツ予想は一つ

2018-05-19 09:55:46 | 血統予想

22日のトレーニングセールに顔出すので、今年はオークス観て帰札する日程になりましたが、東京入りの前に名古屋に立ち寄り、フィールドシート一番前でドラゴンズvsカープを観戦(・∀・)
吉見の力投を真横から見てると、ほんとにブレずにずっと同じフォームで、エイヤッと投げつづけるんですよね、やっぱり大したもんやなあ~と





鳥勢のコーチンは相変わらずグンバツで、特にレア焼きのハツは最高です(・∀・)
酒席の話題はオークス、ダービー、セレクト、40口、そしてPOG
馬主さんもPOGでは目の色変えてプ○ウ○ス○ルとか争奪するんやなあ…と高見の見物(・∀・)
東京入りの前はいつも新幹線ホームの「住よし」へ、昨日はクソ暑かったので冷やしにしました



カーネーションは現在6人気ならば◎エフティアテナから
ルーラーシップ×フジキセキはMill Reef≒Millicentの3/4同血クロスになるのでドミナートゥスやウラヌスチャームのようなストライドに出がちな配合だし、中山で負かしたメンツはハーレムライン、クリッパー、パイオニアバイオですからゴージャスランチより骨っぽい



メルボルンは稍重ならドレークで何とか差せるんじゃないかと期待してますが、まあ馬場を見てからですかね

まだまだ仕事が残ってるのでボツ予想はこんなもんで…NETKEIBA「ウマい馬券」と競馬道OnLine「BLOOD穴ライズ!」では平安SとメイSとオーストラリアTを予想していますので、今週もよろしくお願いします

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