栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2019-2020」

今年も一年間ありがとうございました

2018-12-30 14:22:26 | 血統予想

当ブログはたぶん今年最後の更新になるかな、一年間ありがとうございましたm(_ _)m
NETKEIBAと競馬道OnLineと当ブログにおいて、発走前にこの馬から買うと公言したものはTARGETの馬柱に◎入れてます(年寄りなので、前走どんな印入れたか忘れちゃうんでね…)
総ざらいしてみると、今年JRAのレースで◎を打ったのは638頭806回で以下のような成績でした



●騎手(騎乗数5以上)
雅かわいいよ…ユタカは単94複108、戸崎は単58複89でした




●種牡馬(出走5以上)
相性が悪かったのはノヴェリスト[1-2-0-18]とヴィクトワールピサ[1-1-1-14]
夏洋芝リスト狙いがなかなかハマらなかった…



●年齢・クラス
2歳新馬未勝利とG1は良いが、古馬500万が悪いとは思ってましたが悪い…




●人気
やっぱり人気薄は回収率上がります



●芝コース別
中山イマイチ、あと地元札幌が悪い…



単勝最高配当は11/4エントシャイデン7380円、複勝最高配当は2/18クインズミラーグロ1660円

あとNETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」では土日3Rずつ毎週予想して、年間回収率137%とホンマかいなというぐらい好成績でした(・∀・)


https://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_ranking

まあ前にも書きましたが、当たるに越したことはないんですけど、トータルプラスの予想が大正義とは全く思ってないのでね

それよりも一人でも多くの人に競馬を好きになってもらって、サラブレッドの血統に興味を持ってもらって、競馬に楽しくお金を使ってもらう、この循環に微力ながらでも貢献できれば…と思って血統屋やってます

来年もNETKEIBAは直前予想と重賞出走馬血統解説(東西金杯とシンザン記念をアップ)で頑張りますので、競馬道OnLineの直前予想ともどもよろしくお願いいたしますm(_ _)m


https://news.netkeiba.com/?pid=column_view&cid=42124


http://www.keibado.ne.jp/keibaguest/premiumservice/index_lp2.html

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12/27,28の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2018-12-30 12:48:12 | 共有クラブ

『一口馬主好配合馬ピックアップ(2017)』で栗山求が推奨し、『望田潤のPOG好配合馬リスト2018』で望田潤が推奨したサートゥルナーリア(牡2歳)が金曜中山11RのホープフルS(G1・芝2000m)を勝ちました。

★キャロットクラブ
父ロードカナロア
母シーザリオ(スペシャルウィーク)
牡 募集価格:1億4000万円
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2016104505/
エピファネイア(ジャパンC、菊花賞)の半弟、リオンディーズ(朝日杯フューチュリティS)の4分の3弟。母シーザリオはオークス(G1)やアメリカンオークス(米G1)などを制した名牝。父ロードカナロアは産駒がデビューしてまだ日が浅いものの、NureyevやFairy Kingなど、母方に Special牝系の流れを汲むNorthern Dancer系種牡馬を抱えた活躍馬が目立ちます。母シーザリオは「サンデーサイレンス+Sadler's Wells」という構成なので配合的に注文をつけるところはありません。シーザリオが抱えるSadler's Wellsには鈍重さはなく、大レース向きの底力を与えるのでリスクは小さいでしょう。あとは1億4000万円という価格と、必ずしも丈夫とはいえない部分が見え隠れする母方の血をどう評価するかでしょう。何事もなければG1を狙えるはずです。(栗山)

サートゥルナーリア(牡・父ロードカナロア・母シーザリオ)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2016104505/
エピファネイアの半弟でリオンディーズの3/4弟。母シーザリオはオークス馬。Nureyev≒Sadler's Wells5×3を軸とした父母相似配合になるのはリオンディーズと同じ。カナロア産駒でSecretariat≒Sir Gaylordのクロスは柔い方向に振れがちだが、本馬は馬格に恵まれ非力な印象はない。まあ走ると思います。(望田)

『一口馬主好配合馬ピックアップ(2014)』と『望田潤のPOG好配合馬リスト(2015)』で望田潤が推奨したウインムート(牡5歳)が木曜園田の兵庫ゴールドドロフィー(Jpn3・ダ1400m)を勝ちました。

★ウインレーシングクラブ
父ロージズインメイ
母コスモヴァレンチ(マイネルラヴ)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013101442/
牡 募集価格:3800万円
ドリームバレンチノ、マイネショコラーデの全弟で、母コスモヴァレンチは小倉2歳S勝ち馬。ロージズインメイはアウトサイダー血脈が豊富なアウトブリードであまり自己主張が強くなく、だから強いクロスを持つ自己主張の強い牝馬との配合に向いており、たとえばコスモオオゾラの母はNorthern Dancer4×4、Raise a Native4×4です。コスモヴァレンチはNasrullah6・6×4・5(血量にして4×4)のクロスを持つので、この組み合わせは大抵の場合は母のスプリンター資質がONになりやすい配合。体型や体質も母の長所をよく受け継でいるように見えるので、オープン級のスプリンターの期待をかけていいのではないでしょうか。(望田)

ウインムート(牡、ロージズインメイ×コスモヴァレンチ)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013101442/
ドリームバレンチノの全弟。母コスモヴァレンチは小倉2歳S勝ちでNasrullah6・6×4・5を持ち、他の産駒もみんな短距離で勝ち上がっているように自己主張の強い繁殖牝馬だ。父ロージズインメイはアウトサイダー血脈が強いアウトブリードで相手牝馬の尻に敷かれるタイプだから、全兄同様母や母父のスプリント能力が素直に伝わるはず。夏の洋芝短距離向きの速攻系。(望田)

金曜阪神6R500万下 サトノルークス(ディープ・望田)
金曜中山10R立志S アンデスクイーン(一口・栗山)
金曜中山12RベストウイッシュC レジーナドーロ(一口・栗山)

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ロージズインメイの輸入が発表されたときかな、笠シショーと
「総帥が種馬買ったみたいすよ、Haloの父系の」
「これすごいね、Prince JohnにDouble JayにRoyal Gem…母系何にもないね(笑)」

ロージズインメイは父も母も自身も強いクロスを持たず、母系には代々傍系のアウトサイダー血脈がかけられてきて、古馬になってドバイワールドCで初G1制覇

父系がHaloで母系がアウトサイダーというのはサンデーサイレンスと似たアウトラインですが、Halo(Sun Princess≒Mahmoud5×3、Pharos≒Pharamond5・5×3、Blue Larkspur4×4)→Devil's Bag(Mahmoud≒Mumtaz Begum≒Mirza4・6×4・5)→Devil His Due(Royal Charger≒Nasrullah5×5)→ロージズインメイ(Nasrullah血脈についてはクロスなし)と、配合的にみて代を経るごとにHaloのスピードが失われていったのがロージズインメイ



いっぽうで産駒の成績をみると、4歳時の成績が最も良くて6歳ぐらいまであまり下降せず、ドリームバレンチノもサミットストーンもマイネルバイカもサンマルデュークも、代表産駒はみんな6歳や7歳で全盛時を迎えて高齢まで衰えず走りつづけており、丈夫で緩やかに成長しつづけるという長所もアウトブリードの賜物やと思いますね

だからコスモオオゾラ(母Northern Dancer4×4)やマイネルバイカ(母Nashua≒Nantallah4×3、Nasrullah5・5×4)などクロスの強い繁殖牝馬との配合で成功したのも当然で、Nasrullah6・6×4・5で新馬-小倉2歳Sを連勝したコスモヴァレンチと配合されつづけたのはロージズにとっては幸運でした

タートルボウルも父も母も自身も強いクロスを持たないのであまり自己主張の強い種馬ではなく、海外での代表産駒French Fifteen(英2000ギニー2着,母はHabitat4×3)とLucayan(仏2000ギニー,母Northern Dancer4×4・5)、日本での代表産駒トリオンフ(母Northern Dancer4×4)とアンデスクイーン(母Northern Dancer5・5・7×4)、いずれも母が血量4×4以上の強いクロスを持っています



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第35回ホープフルS回顧~短距離王×オークス馬が2000mを切り裂く

2018-12-29 14:24:35 | 血統予想

中山11R ホープフルS
◎11.ヴァンドギャルド
○1.ニシノデイジー
▲5.サートゥルナーリア
△2.ブレイキングドーン
×3.キングリスティア
×4.ヒルノダカール
器を言うならサートゥル一択だろう。ただしエピファネイア(1人気4着)もリオンディーズ(1人気2着)も弥生賞では人気ほど走ってないし、グローブシアターは16年ホープフルで2人気3着、17年弥生賞で4人気8着だった。シーザリオが伝わる伸びのある体型と大箱向きのストライドは、東京や外回りと比較すると中山内回りだと多少なりともパフォーマンスを落とすとみるべきだろう。
ルメールは有馬記念後に「ハービンジャー向きの馬場だった」とコメントしていたが、スローの上がりのケイバになったノエル賞はディープ産駒が1~3着を占めた。このホープフルSにしても、スローで上がり2Fともに11秒台だった年は、15年(11.5-11.7)ハートレー、14年(11.6-11.8)シャイニングレイとディープ産駒が勝っている。
ヴァンドギャルドはダノンプレミアムやサトノアレス同様、母系にデインヒルが入るので2歳の早期から後駆が強靭なディープ産駒。ロンスパ戦になった東スポ杯ではゴール前でニシノデイジーに競り負けてしまったが、キングの単騎で前半スロー、そして内が荒れてきた馬場を想定すれば、クリスチャンが外を一気に捲り上げての連覇の可能性も見えてきた。スローで決め打つならこれの頭で。

1~3着馬についてはNETKEIBAの全頭血統解説より再掲します

サートゥルナーリア
リオンディーズ(父キングカメハメハ)の3/4弟でエピファネイアの半弟。母シーザリオはオークス馬。父がキンカメからカナロアに替ったぶん、リオンディーズを更にしなやかにしたような体質で優雅なストライドで走る。京都の下りでのスピードの乗りはエピファネイアと重なるところもあり、大箱の1800~2000mがベストコースか。ここは中山内回りが課題だろうが性能の高さで。ロベルトの血は引かない。(距離○スピード◎底力◎コース△)



アドマイヤジャスタ
アドマイヤラクティ(父ハーツクライ)の3/4弟で、母母ヒードはニジャナS(米G3・芝8.5F)勝ち馬。父ジャスタウェイを脚長にしたような体型と走りで、鋭く斬れるというよりは長くいい脚を使う中距離馬だ。紫菊賞は少頭数でレース運びが楽だったが、どちらかというと大箱向きの脚質なので、中山内回りの多頭数だとちょっと不器用な面をのぞかせてしまうかもしれない。ロベルトの血は引かない。(距離◎スピード○底力◎コース△)



ニシノデイジー
ニシノマナムスメやニシノデューの近親で、牝祖ニシノフラワーは桜花賞とスプリンターズSに勝った名牝。そこにハービンジャーで、デインヒルとニシノフラワーを通じるダンジグとリボーとフラワーボウル≒ユアホステスのクロス。ハービンジャー産駒らしいナスペリオン的斬れに加え、小回りを立ち回る機動力も兼備しており、なかなか弱点が少ない中距離馬だ。ここも崩れは考えにくい。ロベルトの血は薄いが引いている。(距離◎スピード○底力◎コース○)



サートゥルナーリアがポンと好発からハナに立つ勢い、それをコスモカレンドゥラが予定調和のごとく交わし、前半62.5-後半59.1の後傾戦でとなりましたが、上がり3F特化というより後半5F脚を使うレースに

アドマイヤジャスタのルメールはジワジワとポジションを上げて、大跳びの大本命馬を内に閉じ込めにかかったのはさすがに抜け目なく、福永ブレイキングドーンももちろんこれに呼応

だから直線は抜け出せるスペースはなかったんですが、そこを無理やりこじ開け、ブレイキングを押しやって抜け出してしまってはみんな白旗をあげるしかない(そのアオリでヴァンドギャルドは不利を受けミルコは過怠金とられてます)

ああやって押しやってこじ開けて抜け出せるのは、馬が大きくてしかも体幹やバランスが確りしているからですが、スローをイン番手で我慢し、直線スペースがなくても動じず、同時期の兄たちと比べても気性面も非常に大人ですよね

シーザリオの仔はデビュー戦から才気爆発なんですが、実戦でエキサイトしすぎるのが厄介で、エピファネイアとリオンディーズが3歳春のクラシックを獲れなかったのはそこが大きなネックやったと思ってます

去年の今頃かな、『サラブレ』でクラシック展望の対談をやったときに(Mahmoud番付は当時からアーモンドアイ最強)、「スピードが卓越しているのに、ワーッと引っかかって行ってしまう馬がほとんどいないし、新馬戦をスピードの違いで逃げ切ってしまうシーンも見ない。この温厚で従順な性格が種牡馬カナロアの長所の一つで、初G1制覇は案外オークスかもしれない」という話をしていたんですよね(ちなみに今TARGETを走らせてみたら、カナロア産駒の新馬勝ちは計38、うち逃げ切り勝ちは5だけ)

サートゥルナーリアは明らかに大箱向きの体型体質ストライドで、しかもアーモンドアイのように2400もこなせそうな性格、むしろ今日のケイバだと皐月賞のほうが危なっかしいんじゃないかとも…ああドゥラメンテでコーナーを斜めに横切ってぶっこ抜いたイタリア人がいたか(^ ^;)

アーモンドアイはトライマイベスト≒ロッタレースの3/4同血クロス5×2
ステルヴィオはNureyev≒Fairy Kingの3/4同血クロス5×3
サートゥルナーリアはNureyev≒Sadler's Wellsの3/4同血クロス5×3

┌Northern Dancer
Nureyev
└Special

┌Northern Dancer
Sadler's Wells
└△
 └Special

「全きょうだいクロスや3/4同血クロスを、ふつうのクロスより重視する」というのが配合史的アプローチの根幹ですから、この3頭がロードカナロアの代表産駒なのは全くもって順当といえます

サートゥルナーリアはアーモンドアイやステルヴィオと違い、父も母もNorthern Dancerの強いクロスを持つ「4/4Northern Dancer」ですが、「Northern DancerのクロスをNureyev≒Sadler's WellsやNijinskyに累進した父母相似配合で、しかも父も母も優秀な競走馬であるケースに限っては、4/4Northern Dancerでも成功の確率が高い」ということも何度か書いてます(キングカメハメハ産駒でリオンディーズとレッツゴードンキが「4/4Northern Dancer」で走ったのと理屈は同じ)

ロードカナロアはここまで2世代の産駒で6頭の重賞勝ち馬を出していますが、その母父はサンデーサイレンス(アーモンドアイ)、ファルブラヴ(ステルヴィオ)、スペシャルウィーク(サートゥルナーリア)、ディープインパクト(ファンタジスト)、ハーツクライ(ケイデンスコール)、ハードスパン(ダノンスマッシュ)

母父ハードスパンのダノンスマッシュは1200mの京阪杯に勝ってますが、芝1600m以上の重賞を勝った4頭の母父は、いずれも中距離の大レース勝ち馬です

また先週の朝日杯の回顧でも書きましたが、ダイワメジャーの大物産駒の母父も、オペラハウス、トニービン、Grindstone、Mediceanと中距離大レース勝ち馬が多いですよね

ダ短専科の名種牡馬サウスヴィグラスにしても、代表産駒級はグランドさんとこの母父アサティスとかブライアンズタイムとか、そんな配合がよく走ってるんですよね

これは種牡馬ディープインパクトが、Storm CatやBertoliniやMachiavellianやOrpenやフレンチデピュティやロックオブジブラルタルなどなど、母父マイラーとの配合で専ら成功しているのとは対照的です

2000mにおける絶対的でオールラウンドなスピード、これが馬産における根幹なのだと笠シショーは言いますが、サラブレッドの配合は体型や骨格や体質の揺り戻しの繰り返しですから、「マイラー×中距離馬」「中距離×スプリント」「スピード×スタミナ」「スタミナ×スピード」で中距離のチャンピオンをつくり、2000mの絶対的なスピードを生み出すという考えが根幹とも言える

だから世界の短距離王ロードカナロアが、サンデーサイレンスのエリザベス女王杯馬から代表牝駒を出し、スペシャルウィークのオークス馬から代表牡駒を出したというのも、配合論の根幹において順当というべきでしょう

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金曜のボツ予想~強力相似配合のパワーマイラー

2018-12-28 10:26:53 | 血統予想

ベストウィッシュCは◎トーセンリラでオーラス一発
Mr.Prospector4×4、Hail to Reason4×4、Nijinsky5×4、Graustark4×6、Hasty Road≒Seven Cornersの3/4同血5×6
強力な父母相似配合で、見た目にRoberto~ブライアンズタイムが強いパワーマイラーで、中山マイルの好位差しがピッタリだしハンデ52
オメガラヴィサンはいかにも大箱向きのしなやかカナロアなので、母譲りのパワーがある○レジーナドーロと中山マイル向きの機動力ある▲アイスフィヨルドを相手本線とします



阪神の特別はこれから考えて追記しますが、NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」と競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」ではホープフルSと阪神3Rと阪神6Rを予想していますので、中央開催オーラスもよろしくお願いします


http://www.keibado.ne.jp/keibaguest/premiumservice/index_lp2.html


http://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=24&rf=umatop

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競馬道OnLine「BLOOD穴ライズ!」、NETKEIBA「ウマい馬券」12/28

2018-12-27 17:40:52 | 血統予想

3月に発売された『パーフェクト種牡馬辞典 2018-2019』(自由国民社)の関連企画として、同書の編集を担当した競馬道OnLineのサイトにて、「栗山求、望田潤 今週のBLOOD穴ライズ!」という新コーナーがスタートしています
12/28は望田潤の担当。よろしければご覧ください(前夜18時公開です)


http://www.keibado.ne.jp/keibaguest/premiumservice/index_lp2.html

NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」も通常どおり、1日3Rアップします


http://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=24&rf=umatop

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NETKEIBA「重賞レース血統診断」ホープフルS

2018-12-25 19:07:05 | 血統予想

NETKEIBAさんにて「重賞レース血統診断」と題して、基本的にはG1は全出走予定馬、G2G3は上位人気が予想される5頭の血統解説を書いています(毎週日曜夜更新)

今週はホープフルSの全頭解説を書いていますので、よろしければご一読ください


https://news.netkeiba.com/?pid=column_view&cid=42063

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12/22,23の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2018-12-25 15:50:35 | 共有クラブ

『一口馬主好配合馬ピックアップ(2017)』で望田潤と栗山求がダブル推奨したブランノワール(牝2歳)が土曜阪神3Rの未勝利戦(芝1600m)を勝ち上がりました。

★シルクホースクラブ
父ロードカナロア
母プチノワール(Singspiel)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2016104839/
牝 募集価格:3500万円
プチノワールは安田記念馬アサクサデンエンと同血(父が同じで母が全姉妹)で、Much Too Riskyを1/4異系としHalo3×4のクロスでまとめた満点の配合。当クラブのローブティサージュをいきなりピックしたように繁殖としても高く評価しています。ロードカナロアとの配合はMr.Prospector4×4とNureyev≒Sadler's Wells5×4のクロス。ここまでJRAで勝ち上がったロードカナロア産駒5頭のうち4頭はSpecial血脈のクロスを持ち、4頭は母にNorthern Dancerのクロスがないか薄いです。本馬はヌレサドのクロスに加え母が非Northern Dancerクロスなのもよく、カナロア産駒としては柔らかすぎずしかもHalo的な手先の軽さも感じられ、ズバリ好マイラーの評価でいいでしょう。大人気のようですがピックせざるをえません。(望田)

【7月28日追記】
阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)を勝ったローブティサージュの半妹。母プチノワールはアサクサデンエン(安田記念、京王杯SC)と同血(父が同じで母同士が全姉妹)で、Glorious SongとMachiavellianを通じたHaloクロスを持ち、Sadler's Wells(≒Nureyev)がサポートするという配合構成なので、ヴィルシーナ(ヴィクトリアマイル2回)とヴィブロス(ドバイターフ、秋華賞)を産んだ名牝ハルーワスウィートと酷似しています。もっと単純化すれば、HaloクロスとMr.Prospectorを併せ持つ繁殖牝馬は成功する確率が高いといえます。コンスタントにスピードを伝えられるからでしょう。本馬の父ロードカナロアは、半姉ローブティサージュの父ウォーエンブレムと同じくMr.Prospector系。サンデーサイレンスは入らないものの母が Halo3×4で、柔らかすぎず硬すぎずちょうどいい、という感触です。いまのところFairy Kingが入ったロードカナロア産駒の活躍が目立つので、その全兄Sadler's Wellsが入る本馬も悪くないでしょう。G1ホースを出した母のポテンシャルを考えれば楽しみな素材です。(栗山)

土曜中山10R中山大障害2着 タイセイドリーム(ディープ・栗山)
土曜中山10R中山大障害3着 マイネルプロンプト(一口・望田&栗山)
土曜中山12Rノエル賞 オハナ(ディープ・望田)
日曜阪神10Rクリスマスキャロル賞 ペルソナリテ(一口・栗山)



アフター有馬はちけぞう亭で忘年会、次々と美味いツマミが出てきましたが、MVPは実家直送のししゃもかなあ…道東のししゃも美味いです(・∀・)

ブランノワールは新馬戦を見たときに「思ったより脚長でストライド型なので外回りのほうがいい」と書いておきましたが、やはり外回りで先行すれば楽でした
たぶんラストタイクーンとIn the Wingsを通じるMill Reefのクロスの影響でしょうが、パルマリアもMill Reefのクロスでタイプとしては近いものがあるかと
非サンデーで父カナロアで母母父Machiavellianで、もうサンデー系の何つけても走る仔を産みそうな牝馬です



「ここ3年の大障害は、オジュウチョウサン(母父シンボリクリスエス)、アップトゥデイト(父クロフネ)、ルペールノエル(母父Lear Fan)、エイコーンパス(父タイムパラドックス)、サナシオン(父シンボリクリスエス)とRoberto持ちしか馬券に絡んでいない」「今年は昨年の2着3着とタイセイドリーム、トーセンメリッサ、ニホンピロバロンがRoberto持ち」と書いておいたんですが、結果はRoberto持ちのワンツーも、圧倒的1人気のクロフネ産駒が落馬してしまいましたね…

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第63回有馬記念回顧~ここもシルク!ここもハービン黄金配合!ここもSex Appealのクロス!

2018-12-24 11:13:21 | 血統予想

中山11R 有馬記念
◎15.シュヴァルグラン
○12.レイデオロ
▲1.オジュウチョウサン
△2.クリンチャー
オジュウチョウサンはハードルで鍛え上げた屈強な後駆を誇りスタートは抜群に速い。ここもポンと出てしばらくはハナ、ジワッとくるキセキを行かせてイン番手か。「一番の長所はスタミナ」というユタカが持ち味を出しきるならば、ロベルトの影響が強い走法は中山内回り向きだから、前2走より更にパフォーマンスを上げる可能性は高い。
クリンチャーはスタートがあまり速くないが、それだけにチョウサンの隣は絶好枠で、労せず直後のインが取れるだろう。ダンジグとグロースタークのクロスで母父がロベルト系だから血脈構成はグラスワンダー的だ。
レイデオロはトムフール的機動力でラブリーデイのように立ち回るから、中山内回りは割り引きにならない。ローテは万全、距離は少し長いか。サトノダイヤモンドとマカヒキは今ならスローが希望。大きなストライドで走るキセキは東京のように伸び伸びとは逃げられないだろう。ブラストも大跳びで不器用なタイプだけに馬群をどう捌くか。
シュヴァルグランはヘイローの継続クロスだからハーツクライ産駒にしては内回りでも捲れる馬で、昨年も直線ぶつけられて立て直しての3着は内容的にはかなり強い。外枠というだけで人気急落ならむしろ馬券にしたい。ボックス的な買い方で。

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まずはいつものごとくNETKEIBAの全頭血統解説から、導入部レース解説と1~3着馬の血統解説を

過去5年の有馬記念(13~17年)において、上がり3Fとも11秒台だったのが14年。2Fが11秒台だったのが17年と15年。1Fだけ11秒台だったのが16年と13年。17年(1人気-8人気-3人気で決着)、15年(8人気-5人気-4人気)、14年(5人気-人9気-1人気)が波乱となったのに対し、16年(1人気-2人気-3人気)、13年(1人気-4人気-2人気)は堅い決着で、スローの上がりのケイバになると波乱の目、流れて持続戦になると力どおりの決着になりやすい。またキセキが緩みないペースで逃げるとすると、今年は大きな波乱はないかも。

ブラストワンピース
菊花賞2着アルナスラインが出る牝系で、母ツルマルワンピースはトライマイベスト=エルグランセニョールの全きょうだいクロス4×3。自身はデインヒル≒エラティスのニアリークロス3×3。ハービンジャー×キングカメハメハはモズカッチャンと同じ。大きな体躯から繰り出すナスペリオン的なナタの斬れが武器で、戦績どおり大箱向きの中距離馬。あまりコーナリングがいいほうではないので、ここは内回りへの対応がポイントに。(距離○スピード○底力◎コース△)



レイデオロ
レイエンダの全兄でゴルトブリッツの甥。牝祖ウインドインハーヘアはディープインパクトなどを産んだ名繁殖。代々トムフールのニアリークロスを重ねた配合で機動力に富み、“ナスキロ柔いラブリーデイ”というイメージの馬だ。母レディブロンドは1200mで5勝。母ラドラーダは芝1600mで3勝。本馬は2000mがベストか。中山内回りを器用に立ち回る脚もあるが、2500mだとスローの注文がつくかも。(距離○スピード○底力◎コース◎)



シュヴァルグラン
母ハルーワスウィートはヴィブロス、ヴィルシーナ、本馬を産んだ名繁殖。母父マキャベリアンは母系に入って優秀な血で、グロリアスソングにさかのぼる牝系も名門だ。ハーツの大物牡駒らしく古馬になって本格化。春天ではボウマンが完ぺきに運んだもののハーツクライらしい惜敗で、連覇の期待がかかったJCは時計が速すぎて4着止まり。昨年の有馬記念は強い3着だったが、ヘイロー3×4・5なので内回り向きの機動力も兼備している。(距離◎スピード○底力◎コース○)



今年はキセキがJCや秋天につづいてロンスパ戦に持ち込んだので、レース上がり3Fは11.8-12.2-12.9

3連系は中波乱という配当でしたが、3人気と1人気とJC勝ち馬と宝塚勝ち馬と2人気で掲示板ですから、力のある馬が上位を占めたといえる結果ではないかと

オジュウチョウサンは真っ向勝負でキセキやミッキーロケットにコンマ2~3秒しか負けておらず、晩成ステイヤー血統がハードル競走で鍛え上げられ叩き上げられれば、有馬記念の大舞台でもスタミナで勝負になるのだということを証明してくれたと思うし、今年の中央競馬を盛り上げた功労者にまず拍手を送りたい

今年の中央競馬といえば、女傑アーモンドアイを筆頭にシルクホースクラブの馬たちが大活躍の一年で、その3歳牡の大将格がブラストワンピース

しかしダービーは2人気5着、菊は1人気4着、どちらも不器用な面を露呈しての敗戦で、馬券を買った人も一口持ってる人も、もちろん乗り役も関係者も歯がゆかったことでしょう

今日は雨でパワーの要る馬場になったのがよかったし、好位かつ外に馬がいない状態で追走できたのも、不器用に外から差すしかないこの馬にとってはよかった

ワグネリアンでついにダービージョッキーとなった福永祐一が、そのレース回顧をするたびに「ブラストワンピースをずっと内に閉じ込めておきたかった」と語っており、ライバルたちが恐れるその不器用かつ強靭な末脚を、今日は余すことなく爆発させることができました

有馬でついに差し届いたシルクジャスティスをほうふつさせる勝利でもありましたが、ブラストが世代最強なのだと言いつづけ、いろいろな思いを内に秘めてコンビを組みつづけた池添にとっても格別な勝利だったでしょう

レイデオロはTom Fool的な自在脚質ですから、東京でも中山でも行っても差しても何でもできるのが最大の長所で、今日も前崩れの流れをほぼ思惑どおりのレース運びで差してきましたが、ベストは2000mと思われるだけに、今日の馬場で今日のペースだとちょっと距離は長かったのかもしれないですね

有馬記念は外枠不利が明白で、2000年以降のデータでいうと15番[0-0-0-12]16番[0-0-0-11]、シュヴァルグランは有馬で不振の6歳ということもあって人気急落でした

まあでも昨年の3着だって終始外々を回って8枠みたいなレースだったし、直線では玉突きに巻き込まれていったん立て直してますから、内容的にはキタサンブラックの次に強い3着といえました

晩成ハーツクライの典型みたいな馬ですから6歳も気にならないし、阪神大賞典ではサトノダイヤモンド相手に一気に捲り上げたほどでHalo3×4・5らしい機動力も兼備していて、今日はボウマンが外を回さず馬群を割ったことで3着に間に合った感はありましたが、ハーツ産駒ながら中山内回りでああいう差し方ができる馬ではあります

ブラストワンピースはダービーで◎にしたように配合は高く評価してきて、母系にNureyevとNijinskyが入るのはペルシアンナイト、ディアドラ、モズカッチャンと同じで(キングカメハメハの母系にNijinskyが入る)、ようするにハービンジャーのG1馬はみな同じ黄金配合



なぜこの配合が成功するのかは何度も書いてきたのでここでは詳しく書かないですが、簡単にいうとDansiliの母Hasili(5頭のG1馬を産んだスーパー名繁殖)の血を増幅することになるんですね

母ツルマルワンピースはトライマイベスト=El Gran Senorの全きょうだいクロス4×3を持ち、その母Sex AppealはBuckpasserの娘でBusanda≒Mr.Busherの3/4同血クロス2×3を持つ名繁殖ですから、JRA3勝の活躍馬ですが母としては更に可能性を秘めた配合といえます(ちなみにアーモンドアイはトライマイベスト≒ロッタレースの3/4同血クロス5×2)





「スペシャルウィークが母父として優秀なのはマルゼンスキーが母父として優秀だからであり、マルゼンスキーが母の父として優秀なのはBuckpasserが母父として優秀だから」(望田bot)

Princequilloを米血のカテゴリに入れないとすると、Sir Gallahad=Bull Dog、War Admiral、Blue Larkspur、この三つが母系に入って優秀な三大米血といえるでしょう

Tom Foolは母父Bull Dog、Buckpasserは母父War Admiral、Haloは母父Cosmic Bomb(その母父Blue Larkspur)、Sir Ivorは母父Mr.Trouble(その母父Sir Gallahad)、Hoist the Flagは母父War Admiral、Nashuaは母父Johnstown(その母父Sir Gallahad)

これらはフィリーサイアーとか名BMSとか母系に入って良いと言われる血で、いずれも直系の父系は伸びてないですが、今でも多くの有力血脈の母系にその名を見ることができます

そういうことを踏まえて血統表を見ていただければ、なぜレディブロンドが母や母母として優秀なのか、Machiavellianが母父や母母父として優秀なのか理解していただけるのではないかと





だから種牡馬サトノダイヤモンドはBonita Francita≒Coup de Folieの3/4クロスで成功するだろうし、種牡馬レイデオロは当然ウインドインハーヘアのクロスで成功するでしょう

「ライバルの血との配合が成功する」という鉄則がここでも当てはまるならば、ディープ後継の本命というべきサトノダイヤモンドの引退レースを介錯して種牡馬に送り出すのは、ウインドインハー牝系のレイデオロとMachiavellianの孫シュヴァルグランであってほしい

そんな血統屋のポエムを打ち砕いたのが、ブラストワンピースで本当によかった

ゴールインの瞬間にそう思えたし、いい有馬記念でした

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日曜のボツ予想~内回りを捲るロベリンジャー(2)

2018-12-23 10:41:36 | 血統予想

サンタクロースは◎カフジバンガード
能勢特別でも◎でしたが、当時のコメントをそのままコピペ

「ハービンジャー産駒はペルシアンナイトやディアドラやモズカッチャンやブラストワンピースのように、NureyevとNijinskyをもってきてスーパー名繁殖Hasili(Dansiliの母)の血を増幅するのが黄金配合、ということは何度も書いてます
いっぽうでRobertoの血をクロスしたり増幅したりすると、ノームコア(Roberto6×6、紫苑)、プロフェット(Roberto6×4、京成杯)、ケイティクレバー(Roberto4×5、若駒)と、見事に内回りの先行捲り脚質になるので面白いですよね





カフジバンガードはRobertoのクロスはないですが、牝祖Spring SunshineがRobertoの母Bramaleaとニアリーで、母父サンデーサイレンスですからHail to Reasonのクロスもあり、ようはRobertoの父と母をクロスした配合ですから、なるほどRobertoっぽい捌きで走るし、これはたぶん阪神中山の内回りがベストコースやろなと」(日曜のボツ予想~内回りを捲るロベリンジャー)

ここは先行馬が多いので、その直後から四位らしい捲りでいけるでしょう

他のレースはこれから中継観ながら考えますが、NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」では有馬記念と千両賞とクリスマスキャロル賞を予想していますので、日曜もよろしくお願いします


http://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=24&rf=umatop

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土曜のボツ予想~Danzigで内回りをグルグル

2018-12-22 09:58:59 | 血統予想

グレイトフルは◎ケンホファヴァルト
母がトニービン×Danzigで、このFair Trialらしさで走るので、戦績どおり阪神中山の内回りがベストコース
コーナーをグルグル回りながら逃げて味がある中距離馬で、有馬もスローになるとジェンティルドンナ、ゴールドアクター、クイーンズリングとDanzigが穴になります



ノエルは▲ダノングレースは東京より中山のほうが差しやすいタイプで有力やと思いますが、母系にVaguely Nobleが入って馬群が苦手っぽいレースぶりなので、ここは多頭数の内枠がちょっと引っかかる
トーホウアイレス、ブリガアルタ、スマートルビーなんかは内1800でこそ狙いたい馬で、まあパドックを見てからですがここらで振り回す手はあるかと

NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」では阪神CとクリスマスローズSと江坂特別を予想していますので、今週もよろしくお願いします(江坂は入稿後にスーパーフェザー取り消しましたが他の買い目2点で)


http://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=24&rf=umatop

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