栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」

日曜のレース回顧~オチはやっぱりペルーサで

2012-01-30 21:50:17 | 血統予想

京都11R 京都牝馬S
◎15.メルヴェイユドール
○4.ショウリュウムーン
▲14.エーシンリターンズ
△11.アスカトップレディ
×10.ビッグスマイル
×16.スプリングサンダー
注3.ドナウブルー
注5.コスモネモシ
◎はステイゴールドやレクレドールの3/4妹で、サッカーボーイの姪で、ドリームパスポートやタマモホットプレイとも3/4同血の関係になる名血名配合。小柄な牝馬だがワイルドリスクの4×6を持つだけにストライドは大きく、前走も小回り小倉で直線外に持ち出して斬れ味だけでズバッと差しきってしまった。4走前新潟戦の勝ち方をみてもこの斬れは外マイル向きだと思うし、土曜の京都芝はBコースになって外差しも届いていたから、ここは良血の本格化に一票。

東京7R 3歳500万下
◎7.ブリッジクライム
○6.スピルバーグ
平場とは思えない好メンバーが揃ったが、そのなかでも◎○の素質が抜けている。◎は3/4兄のカリバーンよりもモノは上で、柔らかみのあるフォームはいかにも走るゼンノロブロイ産駒という感じでオークスが楽しみ。○は全兄トーセンラーよりも長手で重厚なストライドで、鋭さでは見劣るがスケールや持続力では上かもしれない。この1点だけ買ってレースを見守りたい。

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ドナウブルーは金杯3,4着馬を完封しての横綱相撲で、全妹ジェンティルドンナに続く京都外マイル重賞V、内回り向き姉妹と書いてきた望田はひれ伏すしかないです…(^ ^;)

母ドナブリーニはチェヴァリーパークS(英G1・芝6F)勝ちのスプリンターでそこへディープですからスタミナ×スピードの配合形になり、クロスがLyphard4×4にDanzigも入るので、つまるところ姉も妹もガイジン騎手が先行させて前受けさせたら2連勝して重賞まで勝ってしまいましたとさ…

けっきょくこの姉妹は回りの大きさ云々よりも前受けで粘る形に持ち込んでナンボというところがポイントで、“Halo風味のマグナーテン”というイメージでとらえるべき馬でしたね~

ケイバを覚えさせているところですとかまだ教育の段階でございますとか、猫も杓子も押さえ込んで差し追い込みにしてしまう風潮のなか、まず目前のレースを勝つことに徹するガイジン騎手たちが、最も勝ちやすいレース運びをしてくるのは当然であり必然なのでしょう

日曜の松籟なんかもドリームノクターンがあの型にハマればしぶといのはわかっているし、和田ならばその型にハメてくるかもしれないという想像もつくだろうに、型にハマったかのところで捕まえに動いたのはルメールとデム弟だった…というのは一年前のきさらぎ賞を思い起こしたりも

ここでペルーサの名前を出すと話がいっそうややこしくなるのでそれはひとまずおいといて(^ ^;)、ま~しかしいつもいうように「サンデー×Lyphard×ハイインロー」的な粘りで走る馬は、少々オーバーペース気味でもミッキーパンプキンコロンバスサークルみたいに乗ってもらったほうが概ね納得…というところは私はありますね~

そりゃレースは生き物ですから、何が何でもいつもいつも逃げろ先行しろとは言いませんが、ロードオブザリングプランスデトワールの血統的な粘り強さに期待して◎を打った人間としては、有力と目される馬を後ろから差そうとしても、ま~いろいろ事情はあると思いますがそれはちょっと違うんじゃないだろうか…と少しボヤきたくなります

東京7Rは配合的にもナカヤマフェスタ的雰囲気があるフェノーメノと、全兄よりスケールが大きそうなスピルバーグと、3/4兄よりモノが上にみえるブリッジクライムが器では3強で、ベストディールが勝ったハイレベル新馬で好内容3着だったストローハットも重賞通用の実力でこれは格好のモノサシになるなと、まともならこの4頭がオープン級の叩き合いで、他にも500万下の特別なら勝ち負けになる馬が何頭も出てきたというハイレベル平場戦

そしてホープフルで◎にしたフェノーメノはデインヒル的な体型走法だから、東京ならば勝つのはスピルかブリッジだろう…という結論だったのですが、ブリッジクライムがアレっという伸びなさで、ちょっと脚元に不安発症か?という話もあるのが気がかり…

フェノーメノはこの相手にこの勝ちっぷりならば、もともと中山向きの脚質でもあるし(ホープフルは直線不利)弥生賞でもベストディールと五分の評価でいいと思いますが、G1級の中距離戦で◎を打てるかとなると、またぞろSing Sing問題が一年ぶりに再燃か?(^ ^;)

スピルバーグは今日も器の大きさはかいま見せましたが、それにしても藤澤センセとこのLyphardも(バブルガムフェローという先鞭があるというのに)前受けしないことしないこと…と、最後はやっぱりペルーサがオチになるのです(^ ^;)

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日曜のボツ予想~Pulpit×Broad Brush

2012-01-29 10:40:09 | 血統予想

立春は難しいですが3着までの軸…ということなら1400mベストで行っても差してもOKの◎サクラゴスペル

節分はもいっちょ◎プランスデトワール
前走は競馬になってないし、ラジオNIKKEI賞の逸走以来不完全燃焼の競馬が続きますが、前々走は直線前さえ開けばこれそうな手応えだったし、Lyphard4×2で前受け脚質のマイラーとみているので、フルゲートなのにスロー必至のこのメンバー、クウィリーが3番手あたりにつけられれば待望の来日初勝利もあるか…

根岸は○ダノンカモン▲セイクリムズンヒラボクワイルドなどなど、1400mのここはぜひとも勝ちたいという馬が揃いました
Tapit産駒はこれまで中央に7頭が出走して全て勝ち上がっていますが、その距離別成績は1200m[3.3.2.9]1300m[2.0.0.2]1400m[4.3.1.8]1600m[2.2.0.8]1700m[0.2.2.4]1800m[1.0.1.11]で、1800m以上で勝ったのは◎テスタマッタだけ
ダ1400m以下は2戦2勝で、マハーバリプラム(オープン)とエーシンビートロン(準オープン)を相手に、ブロードアピールの再来かというようなケタ違いの追い込みで勝っています
ブロードアピールの父Broad Brushはテスタマッタの母父Concernの父でもあり、ノボトゥルーやクリアーザゴーストやトーセンクロスの父でフレンチカクタスやグランドラッチやセレスダイナミックやダイワキングコンの母父でもあり、ダート短距離の一発追い込みに定評がある血
岩田が乗っても四位が乗っても引っかかってしょうがない馬で、中距離の大レースを引っかかりながらも能力の高さで好走していますが、順調に使われての叩き3走目、58キロでも1400mなら鬼脚復活に一票投じてみる手はあるのでは…と

春日はもいっちょ◎レッドセインツ
前走は突き抜けるかの脚色でしたがゴール前で差し返され、イン伸び馬場に泣かされた2着でしたが、あの馬場で着差ならばおそらくタムロスカイより2馬身は強く、タムロスカイより2馬身強ければ1000万は必ず勝てます
時計一つかかる外差しOK馬場になったので、△テキーラと△アフォリズムはヒモ穴に入れたいです

松籟は母がサンデー×マルゼンのスペシャルウィーク配合でそこにホワイトマズルで、京都外回りは①③⑤②①①①(⑤はG2京都記念)の◎ロードオブザリング、相手はシンボリクリスエス×サンデー×Nijinskyのイメージ通りの長手体型緩慢で東京+外2400mは⑦①②②①⑦①の○マナクーラ、テイエムの番手でも和田なら下りスパートで惰性をつけてきそうな○ドリームノクターン

馬券総合倶楽部には京都牝馬と東京7Rを出しましたが、東京7Rは平場とは思えない好素材揃いで必見でしょう

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土曜のレース回顧~京都Bコースがいい感じ♪

2012-01-28 16:06:48 | 血統予想

名古屋人GKさんオススメの「寿がきや 八丁味噌煮込みうどん」お取り寄せしました~
今日の夜食は決まり(・∀・)

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東京10R クロッカスS
◎4.オメガホームラン
○9.ニンジャ
▲11.タツストロング
△1.ハクサンムーン
△10.マウントビスティー
×6.セイクレットレーヴ
注3.ビウイッチアス
注5.シゲルアセロラ
前走◎で狙ったマウントビスティーやミスプロ×バクシンオーで1400m向きの柔らかさがあるハクサンムーンにも食指が伸びるが、ここは単調な逃げ先行が揃った。開幕週でも差しが間に合うとみて◎から入りたい。母にサーゲイロード4×5などナスキロ血脈が豊富で、トーセンベニザクラのように東京でも斬れる脚が使えるダイワメジャーだ。

京都9R 梅花賞
◎2.ミルドリーム
○6.ショウナンタケル
◎は父がシンボリクリスエスで母がフジキセキの全妹だから、シンボリクリスエス×フジキセキのアリゼオとか、タニノギムレット×フジキセキのセイクリッドバレーなどと近いイメージで、デビュー戦でエネアドと叩き合ったように外回り向きの斬れタイプ。スローなら2400mも守備範囲だし、内回りの福寿草特別の凡走は無視してここで狙うのが妙味だろう。エタンデールやナリタポセイドンは内回り向きの脚質だから、アグネスレディー=ヤングサリー3×3でタキオン産駒にしては中距離の持続力や粘りに富む○を相手にとりたい。

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前開催の京都Aコースは4角でどの馬が内にいるかを予想するだけでしたが、今開催からBコースでちょっと時計や上がりもがかかって外差しも届くいい感じの馬場になって、これなら予想やる気もわいてきます(^ ^;)

ペルーサはこんな競馬になるんだろうなあ~とは思ってましたが、(Candy Stripesの半弟バブルガムフェローのように)直線先頭で前受けできる日はやってくるのでしょうか…(^ ^;)

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土曜のボツ予想~タイキシャトル×サンデー牝馬のHaloクロス的機動力

2012-01-28 12:13:15 | 血統予想

12:10追記
小倉芝は
3R16→17→15
4R14→15→16
5R11→16→15
外枠しかきてません(^ ^;)

オープン特別で確実に賞金加算…とは大きく出たのか小さく出たのかよくわかりませんが(^ ^;)、ゼンノロブロイ+バブルガムフェローのイメージから2400mは少し長く、まだ少しトモが非力で加速に時間がかかる◎ペルーサは現状東京2000mがベストには違いなく、ま~ここでみっともない競馬をするようでは夢も希望もありません
大人気ですからどう買うかですが、☆セイクリッドバレーは外1800mがベストのナスキロ斬れでスローなら2000mもOKでこれのイン差しは有力なのですが、○コロンバスサークルはホワイトマズル×サンデーらしい前受け脚質で、オールカマー(2-2-2-2)4着、メトロポリタン(2-2-2-2)4着、レインボー(4-3-3-3)1着、精進湖(3-3-3)3着、500万下(4-3-3-3)1着、未勝利(5-4-3)1着と4角3番手内では高値安定堅実無比、Hペースのマイル戦を使った後の開幕週の東京2000m内枠ですから、相談役でも4角3番手の可能性は十分とみてこれを相手本線に

京都7Rはサンライズマヌーが人気でしょうがシンボリクリスエスにラストタイクーンとSir Ivorでいかにも外回り向きのストライドの中距離馬で(ハイレベル面子に楽勝したデビュー戦は高パフォーマンス)、たしかに走る馬ですが更に距離短縮で内1400mというのはさすがにちょっと…
◎はタイセイシュバリエ
昇級後は外マイルでちょっと甘い内容が続いていますが、体型にあまり伸びがないし、母がスプリンターだったのでベストはこの1400mではないかと
シンザンも千両もそんなに負けてないし、Bコースで捲りがきくと読めば狙いは立つので、○シゲルスダチと▲ケイアイユニコーンと☆ナイスヘイロー本線に抜け目狙い

シルクロードは◎ロードカナロアはスプリンターというより1400mがベストにみえるんですが、ま~ここは相手探しということで、Aコースより時計が少しかかり外差しもきくBコース…と読むと○グランプリエンゼルがまたまた2着でも意外に美味しい

日田特別は前走◎のラブフールは距離短縮がプラスではないので、◎はショウナンマハ
タイキシャトル×アグネスタキオンでHalo3×4、タイキシャトル×サンデー系牝馬のHaloクロスにはウイングレット,マジックボンバー,ノボリデューク,カレンナホホエミ,マヤノマヤ,アサクサゼットキ,トウカイポプリ,ロスペトリュス,レオウィザードと機動力抜群なメンツが揃います
だから前走の勝ち方は配合通りのイメージで、昇級でも小回り1800mなら通用間違いなし

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先週のザックリ回顧・京都編~外回りでハイレベルな叩き合い

2012-01-25 19:03:44 | 血統予想

土曜5Rはレッドブレイゾンアドマイヤバラードのレベルの高い叩き合いになりましたが、レッドブレイゾンは前走が内回りの4角で手が動いてモタモタというディープスカイやヒカルアマランサス的な負け方で、今日は外回りでハナを切って伸び伸び走れました
タッチザピークやタッチミーノットの3/4弟で、タッチフォーゴールドにサンデー系種牡馬を配すると「サンデー×ミスプロ×Buckpasser」のA級配合形になります
血統屋の「アグネスタキオン好配合馬リスト」では私も栗山さんも桑原さんも推奨していた馬ですが、おそらくタッチミーノットと似たタイプでベストは東京と外回りの2000mだと思われるので、brokkenさんの愛馬ですがもう一つ勝ってダービートライアルへ…という青写真で頑張ってもらいたいです

6Rで新馬勝ちしたカレンブラックヒルは母がSir Gaylord≒Secretariat4×4ですからダイワメジャーにナスキロの成功パターンの配合で、ダイワメジャー産駒は芝良の連対率が24%で稍が31%、そして重不良は[3.7.3.17]で33%と、予想通り芝道悪は巧いですね~

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先週のザックリ回顧・中山編~晩成の道悪巧者が多いロージズインメイ

2012-01-25 15:32:50 | 血統予想

急にプロフィール写真なるものが必要になり、家のなかを引っかき回しても証明写真的なやつ、パスポートとか免許証とかあんなのしか出てこないので、この際お仕事用にちゃんとしたのを一枚撮っとくべきかなあ…と人づてにいろいろ聞いて、ジャケット羽織って近所の某写真館に出向いてきました

案内されてスタジオに入ると、芸能人やモデルやスポーツ選手のスナップ写真がいっぱい貼ってあって、「お待たせしました~」と佐藤洋一郎さん似のオッサン登場

「あ、あの~、ネットや書籍なんかで使うプロフィール用の写真なんですが、正面向いた上半身だけの、ごくふつ~のやつでいいんで…」「じゃ~まあ適当に、20枚ほど撮ってみますか」

で、20枚ほど撮ったあと「だいたい普通のは撮れたんで、せっかくだからちょっと遊んでみましょう」(…え?)

そこからは背景をあれこれ変えたりいろんなポーズとらされたり、「いやいや、別にこんな写真いらんのですけど…」と切り出すタイミングも失い、オッサンのバカ話に苦笑しながらっけっきょく50枚以上も撮影

「いや~だんだん表情良くなってきましたね~、じゃあ52枚で4200円、格安にしときましたから」とディスクを渡され腑に落ちないまま帰宅、帰って一枚一枚確認してみると、「考える人」みたいなポーズをとらされ、斜めに振り返りながらニタッと笑ってる中年太りの45歳に我ながら大爆笑

こんな不気味な写真どこで使うねん…(^ ^;)でも写真の出来は予想以上で、洋一郎は腕はたしかでしたよ

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土曜5Rは初戦ブリッジクライムの2着だったソルレヴァンテが楽々と逃げ切り
キンカメ×トニービンですからHornbeamのクロスになりますが、他にもNijinsky≒Storm BirdやSpecialやナスキロをクロスした好配合で、東京向きの持続力を感じさせる中距離馬ですね

菜の花のパララサルーは息の長い捲りで抜け出したという勝ち方で、母がLyphard5×5にCaerleonとSadler's Wellsで、チョイ体質硬めのトーセンラーってイメージで、1800~2000mで前受けがベストって感じの馬です

日曜は不良の中山芝でコスモソーンパークミッキーレモンと4歳のロージズインメイ産駒が2勝しましたが、産駒の年齢別成績と芝馬場状態別成績を調べてみると
2歳[37.34.35.411]連対率13.7%
3歳[64.68.74.646]15.5%
4歳[19.22.21.166]18.0%
芝良[52.50.48.549]14.6%
芝稍[9.14.7.65]24.2%
重不[5.6.3.44]19.0%
よく指摘してきたことですが、アウトサイダー血脈が豊富なアウトブリードのロージズインメイは(特にスピード面で)あまり強く自己主張する種牡馬ではなく、そのぶん開花が遅めというか、3歳夏~古馬になってジワジワ強くなってくるような成長力はありますね~

若竹を逃げ切ったバンザイはやはり1800mがベストという内容で、タイキシャトルはCaerleonをいじくった配合が成功するだけにメイショウボーラーやレッドスパーダやツルマルオトメなどStorm Catをもってくるのはと成功しやすいのですが、この馬の場合は母系に重々しいKey to the Mintが入るのでメイショウやレッドよりも走りに重厚感があるというか、マイラーというより1800m型というイメージがありました
Chief's Crownはアグネスデジタルやディープスカイやチーフベアハートのイメージで、Danzig系のパワーよりもSecretariatのナスキロ的斬れを伝える血だと思っていますが、ハイクラウンの斬れ方も中山より東京向きじゃないかと以前から思っています

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雑感二つ

2012-01-25 10:46:26 | その他

小島貞師の急死についてはお悔やみ申し上げますとしかいえませんが、私が競馬にどっぷりハマりはじめた頃は、戸山厩舎といえば吉田牧場自慢のワカクモ~オキワカとかへいはた牧場自慢のダイゴハマイサミ~ドンナリディアとか、リマンドやらチャイナロックやらカバーラップ二世やらハイインロー的スタミナを蓄えた牝系に、マグニテュードやコントライトやマイスワローなんかがかけられて、ま~当時としてもスタミナ自慢の血統が多く、そういう馬をスパルタで鍛え上げ、小島貞や小谷内がスタミナを信じて逃げまくる…というシーンを毎週のように目にしていました

競走馬としての天性のスピードや瞬発力がズバ抜けていなくても、乗り役としての技量や才覚がズバ抜けていなくても、スタミナを信じて後続に脚を使わせるレースをすれば道は開けるんだという、今でいうとサトテツ+佐々晶コンビがやっているようなことを、厩舎ぐるみファミリーぐるみでやっていたという印象です

ご存じのようにミホノブルボンの唯一の敗戦は菊花賞で、最も苦戦したのは朝日杯ですが、どちらもスローの上がりの競馬だったということを指摘する人はあまりいないんじゃないかと

あの菊花賞は道中13秒台が5回もある超中だるみラップで、上がり3Fは11.6-11.8-11.6、ミホノブルボンはキョウエイボーガンと競ってスタミナを失ったわけではなく、ハナを叩かれたことでスタミナで振り落とすいつもの競馬に持ち込めなかったのが敗因だったんじゃないかと、それは今でも思いますね~

だからジョッキー小島貞というと、私はやっぱり東京2400mでも4角先頭の横綱相撲で、ミホノブルボンとチョウカイキャロルのAureole魂に火をつけ、ハイインロー的スタミナを最後の一滴まで振り絞る姿がまず浮かびます…合掌

残念なことがもう一つ、後楽園の山下書店が29日で閉店ということで、私も競馬通信社時代は見本誌持って営業に行ったこともありましたが、まさに競馬と格闘技のメッカというべきお店でした…お疲れさまでしたm(_ _)m

遊びのある女
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/174ae171e1a480910d07f2574c371fb6

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日曜のレース回顧~距離ロスはしても、ストライドロスはしない

2012-01-23 11:56:21 | 血統予想

中山11R AJCC
◎3.ルーラーシップ
○8.リッツィースター
△2.ネヴァブション
△9.ゲシュタルト
×4.ナカヤマナイト
×6.トーセンレーヴ
◎はホーンビーム≒パロクサイドのニアリークロス6×4・4で両親のナタの斬れを受け継いで、デビュー当時から東京や外回り向きだと書いてきたし、だから毎日杯もプリンシパルも鳴尾記念も日経新春杯も◎を打ってきた。だから中山のここは他にひねりたくなるのだが、柔らかすぎるストライドのトーセンは姉妹同様のストレッチランナーだし、ナカヤマは母父がアリダー系でイシノサンデーのように中山を捲る脚があるがどうも1800mベストの気がする。となると、たとえばブエナビスタが東京では超一流だが中山でも一流なのと同じ扱いで、東京ほどのパフォーマンスは出せなくとも有馬4着や宝塚5着ぐらい走れば勝ってしまうのではないか、この頭数と渋って外差しのきく馬場ならば何とかなるのではないか…という結論でいきたい。○はアドマイヤコジーンを思わせる好配合形で、アル共勝ち馬と菊4着馬を負かしての連勝だから軽くは扱えない。

中山10R 若潮賞
◎1.ジャズピアノ
○2.カグニザント
▲12.サバース
△11.コスモソーンパーク
△14.マイヨール
×15.ニーマルオトメ
注4.シャイニンアーサー
◎はマンカフェ×ブラッシンググルームの黄金配合で、この世代のマンカフェ産駒のPOGではサンディエゴシチーをさしおいてイチオシした馬。土曜の菜の花Sで3/4弟のダイワカリエンテが11人気4着と健闘したが、このソロリサイタルの仔はわりとパワー型に出やすく、この馬も前捌きが少し硬くて掻き込む走りはダートや道悪向きのイメージで、だから渋れば前走4着からもう一歩前進があるのではないか…というところを狙ってみたい。小回り向きの小脚使い(裏を返せば長い直線では脚が長続きしない)で、中山マイルは09年12月だが現級でコンマ1秒差の3着がある▲が穴っぽい。

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さっき栗にメールしてるときにふと気づいたんですが、これ栗がベルモントS見に行ったときの土産で、1994年ですからタバスコキャットですか、未だに家鍵にずっと付けてます(^ ^;)
今ちょっと栗山さんと大がかりな共同作業中で、そのお仕事に年末から追われてるんですが、商品が店頭に並んだらここでも宣伝します(^ ^;)

ルーラーシップはノリの言葉を借りれば「アクションが無駄に大きい」ので回りが大きく直線が長いコースがベターなのは言うまでもないのですが、もっと重要なことはトップスピードに乗るまでに時間がかかることで、だから東京や外回りでも馬群のなかに入れてしまうとダービーや毎日杯のように抜け出すまでにモタモタしてしまうのです

ユタカの言葉を借りれば、何よりもまず「ストライドロスのない乗り方」をしなければならない馬で、ようするに中山や内回りであっても3角から外に出してアクセルを踏んで一度もブレーキを踏まずにゴールまで走り抜けることができれば、今日や金鯱賞のように「距離ロスがあっても勝てる相手関係」で「大外を回っても致命傷にならない馬場バイアス」ならば勝てるわけです

宝塚や有馬だと3角から一番外を回って勝てるほど甘い相手ではないので、昨年がそうでしたが善戦止まりに終わってしまう…と

それとドバイで折り合いを欠いて沈んだように前に馬がいないと引っかかる面もあるので、外に出すタイミングも難しいところはあるのでしょう

ベストパフォーマンスは日経新春杯で、あのパフォーマンスは間違いなくG1レベルです

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日曜のボツ予想~脚抜きいいダートをシャカシャカ走るSaint Ballado

2012-01-22 10:15:39 | 血統予想

若竹は◎エネアド
ブレイクランアウトの下で直線長い1800mがベストだと書いてきましたが、今の中山なら外捲りでもOKだし、折り合いに難しさがあるだけに陣営は「極端な競馬をさせる」というコメントで、俊敏さもある馬ですからこの鞍上なら最後方から一気に捲り上げる競馬かな
東スポ杯で引っかかってたぐらいですから道悪は下手ではないでしょう(^ ^;)
相手もま~人気どころになっちゃいますが、○バンザイはタイキシャトル×アフリートといかにも逃がしたらうるさそうな血統で、ここもハナ切れそうだし距離もむしろ1800mのほうがいいんじゃないですかね~

睦月は母系のSicambre譲りのドロっとした斬れ方(いわばネオユニヴァース的斬れ方)をするトウカイパラダイスが稍と重で勝っているだけにイン差しが怖いなあ~と思ってたらエライ人気ですな(^ ^;)

伏見は△キング△シャイニー△ブラーニーあたりは準オープンを勝てる脚があるのはたしかですが、それでも外を回したらアウトなのが今の京都芝
となると、前々走池添で好位イン差しを決めた○タガノラヴキセキ軸で入りやすいところで、穴は▲アイアムマリリンの最内突っ込みではないかと誰もが一度は考えることでしょうが、秋山が何番手につけて直線で前が開くのかどうか一晩シミュレーションしても結論は出そうになく(^ ^;)、ならばハナを切るのは間違いない◎メモリアルイヤーで白黒ハッキリつけたりましょか(^ ^;)
スタートダッシュの速さは現役屈指で、△ツルマルは休み明けと渋馬場で少しトーンダウン気味だし、これとアスターが番手でカベになればけっこう楽に行けるんじゃないかと
コスモバルクのスプリンター版みたいな配合で、Princely Giftが多すぎるようにみえてHyperion的硬さとのバランスがちゃんととれています

平安はあんまり考えてないんですが、不良馬場ということでとりあえずタガノロックオンを絡めて買いたいですね~
母父Saint Balladoの影響が強いHalo的無駄のない脚捌き(父系のDanzig的ガシャガシャ捌きとは対照的)で走る馬で、母タガノチャーリーズもダ重不[2.0.0.0]、上のタガノクリスエスやタガノジンガロも脚抜きのいいダートでパフォーマンスが上がるタイプ
Saint Balladoのシャカシャカ走るダート馬といえばカイトヒルウインドなんかを思い出しますが、あとアイアムルビーとかプラテアードとか、あのへんもSaint Balladoの軽いスピードのイメージですな~
ちなみにSaint Balladoを父や祖父に持つ馬のダート成績を調べてみると、ダ良[47.42.37.261]連対率23%、稍[14.9.11.47]28%、重不[11.7.6.48]25%、と思ったほど道悪でデータは良化しないですが(^ ^;)、ま~渋るのはプラスには違いないだろうと

関門橋はRoberto的脚捌きで中距離の捲り脚質で内2000mを使いなさいと言い続けてきたリフトザウイングスが小倉でデム弟ならガツーンと◎打ったるんですが、デム兄でガツーンと◎打った修学院が道悪で全く動けなかっただけに、これからの雨量と馬場の渋化具合が気になるところ…

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土曜のレース回顧~“半分Manduro”賞金加算できず

2012-01-21 15:16:04 | 血統予想

中山9R 菜の花賞
◎12.チェレンコフ
○5.トランドネージュ
▲3.ダイワカリエンテ
△7.コリーヌ
△15.メイショウスザンナ
×6.パララサルー
×10.ミヤコマンハッタン
注4.ハッピーシャワー
注16.クイーンアルタミラ
アグネスタキオン×ホワイトマズルは何種類ものニアリークロスができる妙味ある組み合わせで、これまでこの配合は中央に3頭が出走し、シュガーヴァイン(3勝)、ハッピーダイアリー(3勝)、エミーズスマイル(アネモネS,エミーズパラダイスの母)とハズレなし。またこの配合は芝稍重[2.0.0.0]重不[1.0.0.0]と渋った馬場が巧い点も特筆されるが、中山は金曜から雨みぞれ予報。◎はそのエミーズスマイルの全妹で、姉同様道営デビューで認定競走を勝ってここへ駒を進めてきた。母のホワイトマズル×トニービンという配合もフェアトライアルが多く、メリッサやヤマニンエマイユやクーデグレイスなど東京より中山向きの機動力ある脚質になりがちだ。どこから切っても中山マイルがベストの血統配合で現実に全姉はアネモネSを勝っていて、しかもこれだけ人気がないとなると、一度芝での走りを見てから…なんて悠長なことは言ってられない。

京都10R 花見小路特別
◎11.ミヤジエムジェイ
○1.タマモコントラバス
▲7.エーティーランボー
△6.エーシンウェズン
△10.ティアップゴールド
×5.マイネルカリバーン
×12.シゲルモトナリ
注2.ロードロックスター
注3.アルーリングムーン
◎の母は芝短距離で3勝した活躍馬で、キングカメハメハとの配合もラストタイクーン≒マルゼンスキー3×2、キングマンボ≒クラウンドプリンス2×3となり面白い。体型や走法やスピードの乗りから“ジリなスプリングサンダー”というイメージの馬で、1200mでも好走するがベストは少し時計や上がりがかかる1400mか。陣営は乗り込んで仕上がりはいいし馬体も良くなったとコメントしている。京都芝は金曜正午で重発表で、土曜の予報は曇りでパンパンの良までは乾かないとすると、強いところとやってきた春の実績が黙っていないのでは。

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パララサルーは人気になってたしマイルは少し忙しい感じがしたのであえて評価を下げてみたんですが、いやいやモノが上ですやん…という差しきり

中山は外差しOKですが、京都は雨が降っても相も変わらずインベタ馬場で、ゼロスはパドックの歩様をみてもトモがフラフラしていて頼りないんですが、だからこそ京都の下りで引き離して流れ込む競馬で開眼したわけで、その呼吸を川田がすっかりつかんでいて、11.7-10.7-11.5で上がられては後ろは苦しい…

ワールドエースは前にも書いたように“半分Manduro”というか母系のHyperion的粘りがかなり表現された馬で、粘りと機動力はあるけれど斬れはズバ抜けているというわけではなく、内回りならもうちょっと捲っていくような意識でいかないと、あんまり大事に大事に乗っているとなかなか賞金加算できないかも…という危惧を少し持ちました
これで次に外回りに出てきたら「外回りなら届くだろう」とまた大人気になるんでしょうが、この馬は父ほど体質は柔くないので長い直線でもそんなにストライドは伸びないですよ
持続戦になっても11.8-11.8-11.8で同じストライドで走りつづけられるのがこの馬の最大の長所なのだ…ということは言い続けたいです

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