栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」

土曜のボツ予想~チチカスの逃げか、アドムーンの体重増加か

2015-01-31 10:26:06 | 血統予想

詳しくはJRAのHP等をご覧いただきたいですが、本日1/31の東京競馬は、積雪により馬場整備を必要とする状況にあるため、発走時刻が変更になっております

クロッカスはまだ馬場状態が読みきれない段階ですが、差しのきく馬場で良に近い稍重ならば◎ゴールドペガサスが面白い
戦績だけ見ると1200m>1400mのスプリンター、馬をみるとたしかに短距離向きなのでしょうが、アドマイヤオーラ×ラストタイクーン×Seattle Slewの配合どおりの柔らか体質で、中山1200mよりは東京1400mが合っているイメージでもあります
2勝はいずれも4角2番手、京王杯は直線馬群の中で蛯名が追っても反応せず、あれは距離じゃなく揉まれたのが敗因じゃないかとも思われるので、ここは外目で揉まれず運べれば直線ひと脚使えるのではないかと

乙訓も5R6Rで馬場を見てから判断したいですが、ビュンビュン飛ばす馬が不在で、京都芝1200mらしい後傾ラップになりそう
となると、いかにも晩成っぽい緩い相似配合で、ハクサンムーンやウイングザムーンやルナフォンターナのように体重増加とともに軌道に乗ってきたアドムーン産駒◎プリンセスムーン、この好位差しから入りやすい
▲タガノスカイは短距離向きの体型走りをしているのでこの短縮はぜひ狙ってみたいのですが、チチカスの最内枠、ハナに行けないと動かない可能性も大(和田ならハナはありえるのでおっかないですが…)

立春と白富士はこれから考えます
「No.1予想」では梅花賞を、「馬券総合倶楽部」では梅花賞と東京7Rを予想していますので、そちらもよろしくお願いします

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梅花賞と東京7Rを予想しています

2015-01-31 00:03:58 | 血統予想

「(コパノリッキーは)父ゴールドアリュールと似たところはありましたか?」
ユタカは涼しい顔で「ずっと同じペースで走りつづけられるところですね」さすがや(・∀・)

東京6は◎レザンドゥオール
Gone West系×Seattle Slew系でボルキロのクロスというのは、ベストウォーリアを持ち出すまでもなく脚抜きのいい東京ダートが鬼の血統、ケイムホーム産駒でいうとサウンドリアーナやワンダーコロアールなんかもナスキロ柔さで走るので軽いダートがベターですね

ケイムホーム産駒は前走から延長時は単回値49複回値53、短縮時は単回値270複回値113と距離短縮が熱く、ダートは良(単回値56/連対率22%)よりも稍(221/32%)や重(283/27%)の成績が良い

種牡馬辞典のケイムホームのところを昨日書いたばかりなので、こんなもんは立て板に水ですよ(・∀・)ザザザー

○フィールザプリティもSeattle Slew経由のナスキロ継続クロスで母父ミスプロ系、いかにも東京向きのストライドで走るダート馬ですが、フィールザスマートの全妹でもう少し距離はほしいかなという印象も

土曜は雪の影響が心配で東京の芝レースは前日予想で出しにくく、「No.1予想」では梅花賞を、「馬券総合倶楽部」では梅花賞と東京7Rを予想しています

他のレースは明日早起きして考えるかな、今週もよろしくお願いします

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今週の新馬戦

2015-01-29 16:55:53 | POG

土曜東京5Rミッキージョイ(デ)、レッドグロワール(ク)
デ…「ディープインパクト好配合リスト」ク…「一口クラブ好配合ピックアップ」

特別ではセントポーリアのドゥラメンテと、梅花賞のカレンスフィーダとグランアルマダ、渋化が残るようならアルマダが面白いんじゃないかと思ってるんですが(・∀・)
しかし忙しいときに、2場2日開催だとホッとするというのが本音です

ところで2/10から台北にちょっくら出かけてきます~
単なる羽伸ばしですが、NETKEIBAの原稿なんかは通常どおりやりますので、それまでに他のお仕事をあらかた終わらせておかないと…って感じですかね
私としては小倉で競馬やりながら九州の海の幸を…という計画でいたんですが、「九州行くより台北行くほうが安いんじゃあああ!」という鶴の一声…
というわけで、台北の耳より情報もお待ちしてます(・∀・)

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短距離型牝馬の大きな尻に敷かれているキンシャサノキセキの現状

2015-01-28 10:27:26 | 配合論

モーニングコーヒーをすすりながら「地中海競馬モード」を観ていたら、1/22ゴールドジュニアでキンシャサノキセキ産駒ジュエルクイーンが単勝100円元返しの圧倒的人気に応えて快勝のシーン

この馬は交流重賞エーデルワイス賞2着もあり、今のところキンシャサノキセキ産駒のダートの出世頭といえるでしょう

配合は母プラチナローズ(OP福島2歳S勝ち)がVice Regent=ヴァイスリーガルの全兄弟クロス4×4で、自身はRibot5×5にFlower Bowl≒Your Hostsess5×6、ダートのオープン馬によく見られるクロスですな
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2012102600/

キンシャサノキセキは父も母も自身も5代アウトだから、何かを強く伝える種牡馬ではなく、相手牝馬の尻に敷かれやすく、強いクロスを持つ自己主張の強い牝馬との配合が成功するだろう…と書いてきましたが、ここまで中央で勝ち上がったキンシャサノキセキ産駒15頭のうち、12頭は母が4×4以上の濃さで何らかのクロスを持っています

全18勝の内訳は芝9勝ダ9勝、1400m以下で15勝、芝の稼ぎ頭サフィロスはローガンサファイアの3/4弟で、やっぱり相手牝馬の尻に敷かれやすく様々なタイプを出す種牡馬で、短距離の勝ち鞍が多いのはキンシャサノキセキだからということで短距離型の牝馬に配されることが多いからというのもあるだろうし、早期に勝ち上がるのはそういうタイプが多いというのもあるだろうし、1800mで勝っている産駒もいるので、まあ適性は主に母系で判断すべきやろうと私は思いますね

芝で2勝しているユキノカトレアは母がNorthern Dancer4×4にSecretariatとBold Bidderを通じるボルキロのクロス、このサラトガフラッシュの牝系はPromised Landを引くので、マーブルカテドラルやアサクサダンディなどサンデー系との配合(Promised Landのクロス)では芝馬を出すし、3/4姉(父フジキセキ)のマダムジルウェットも芝で勝ってます

ダートで連勝中のメイショウワダイコは母フミノオリヒメがダ1000mで勝った砂スプリンターで、Bramalea≒Gold Digger4×4、Raise a Native5×4、Ribot5×5の父母相似配合で、自身はHis Majestyのクロス

阪神JF5着、紅梅Sでは無念の予後不良となってしまったアルマオンディーナは、ゴールデンダリアやスカイディグニティの妹でもありました

ようするにダ短距離適性の高い母との配合が多いから、ダ短距離の成績が上がっている…というのが今のキンシャサノキセキの現状やと思うのですよ

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「3歳勝ち馬評価」先週ぶんを2頭更新&キンカメ雑感など

2015-01-27 22:07:47 | POG

先ほど「望田潤の3歳勝ち馬評価」先週ぶんを2頭更新しました~

最近はNBAを2時間ちゃんと観る時間がなかなかなくて、録画しては観ないで消しての繰り返し、だから各媒体のニュースからの受け売りですが、前半戦はスティーブ・カー率いるゴールデンステイトが好調、現在ウェスタンカンファレンスの最高勝率なのですね(いつも読んでる宮地陽子さんのNBA.comのコラムに詳しいです)
前に書いたフェニックスのジェフ・ホーナセックもそうですが、「NBAプレイヤーとしては運動能力は並以下だがそこを熟練と戦略で補って生き残ってきたガードは、ヘッドコーチとして成功する」の法則またも炸裂やん(・∀・)
名将フィル・ジャクソンも現役時は動きの鈍いディフェンダーでしたが、そういう人たちのほうが「やるべきことを誰にでも理解できる言葉で伝える能力」には優れているということでしょう
ウォリアーズのゲームが観たくなってNHK-BSのHPに行ったら、タイミングよく水曜深夜にウォリアーズv.sブルズが放送されるようで(・∀・)

先々週の雑感で「ウチパクが復調している」と書きましたが(ケイアイエレガント◎の根拠はそれもあった)、先週は[1.2.1.4]で馬券に絡んだのは9,9,7,6人気、今美味しいジョッキーの一人でしょう

モーリスはRoberto系×サドラー系ですから中山で捲って強いのはわかってましたが、ちょっと出遅れてベリーが出していったらうなりながら抜け出してこの時計、マイルは少し忙しいんじゃないかと思ってただけに恐れ入りました
こういうRoberto×サドラーとか、シンコウラブリイの牝系とか、パワーと機動力に長けた血統の馬は、道中ちょっと怒らせて走らせるぐらいのほうが(特に中山では)持ち味が出ますよね
だからカービングパスの柴山の乗り方も、直線で進路がなかっただけで間違いではなかったと、あれぐらい怒らせて走らせていいと思うんですよ
モーリスはダイナアクトレス譲りのTom Fool走法なので東京でもソコソコ走れるタイプでしょうが、ベストはやっぱり中山1800mかなと

種牡馬キングカメハメハは配合に素直なので、東京や外回りの大レースをストライドで好走するような産駒は、必ずと言っていいほどナスキロのクロスを持っている…ということはよく書いてきました
だから昨年のクラシックロードでは、内回りだとトゥザワールド(ナスキロクロスなしの機動力型)が先着し、外回りだとタガノグランパ(ナスキロクロスありのストライド型)が先着するというアトサキが繰り返されたわけですが、となるとナスキロ母さんレーヴドスカーから柔らかな体質と長い脚を受け継いだレーヴミストラルは、きさらぎ賞や毎日杯や京都新聞杯や青葉賞でダービーの切符を手に入れたい

逆にアダムスブリッジはこれぞHaloクロスの典型といえる機動力型で、若駒は出遅れてしまったので和田にしては大事に乗った感はありましたが、4角で前に取りついて馬群を割るときの勢いや反応が他とはぜんぜん違いました
内2000mベストなのはもう疑いようがないですが、母シンハリーズはSadler's Wells×High Topのニックスなのでオペラハウス的な力馬っぽさも伝える繁殖、だから平坦より急坂で、上がり11.5-11.5より11.8-12.0で、更にパフォーマンスが上がるタイプとみてます
中山内2000mは条件としてはズンドバ、あとはサドラー使いがHalo使いになれるかどうか、「仕掛ければすぐ反応してくれそうだし、狭いところも割ってこれる」とは和田のレース後のコメント

日曜にダートで一変したショウナンバローネはキングカメハメハ×ブライアンズタイムのおなじみ砂黄金配合、この黄金配合の根拠となっている「Mr.Prospector、Roberto、Nureyevの黄金のトライアングル」については最近しつこく書いてるので繰り返しませんが、これでキングカメハメハ×ブライアンズタイムは23頭が出走し13頭が勝ち馬、全44勝中36勝がダート
ただしあくまでダート向きの配合なので、母母のところにナスキロが入らない(つまりナスキロのクロスがない)ほうがダート馬として出世しやすい…という傾向もあって、この場合Caerleonが入るのはプラスではないだろう…ということでキンカメのPOG推奨には入れなかったんですが、そういう意味で軽いダートも向いていたのではないかと
ちなみにキングカメハメハ×ブライアンズタイムのダート4傑でいうと、ハタノヴァンクールとグランドシチーは母母にナスキロなし、キョウワダッフィーとシセイオウジは母母にナスキロあり
種牡馬キングカメハメハは配合に素直だからこそ、二兎や三兎を追ってはならない、キャラが明確に立つような配合のほうが成功しやすい…というのはあるでしょう

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中館さんとアンバルブライベンが貫きとおしたもの

2015-01-26 16:39:10 | 血統予想

中館さんは逃げ馬に乗ったら、逃げてくれとオーダーされたら、どんなことがあっても逃げるということを最後まで貫きとおした人で、逃げ屋として飯を食うというのは多分そういうこと

「できれば逃げたいけど、中館さんのが逃げるんだろうなあ…」と思わせる時点で中館さんの勝ちなのです

アンバルブライベンもここまでの全25戦のうち実に19戦でハナを切っていて、どんなに競っても競られても譲らず逃げづつけ、「あの馬と競っても共倒れになるだけ」という意識を植えつけてきたことが、淀短距離と京阪杯と福島民友の単騎逃げにつながったというべきでしょう

ここ3走はたしかに楽なペースで逃げられたことが大きいのですが、最近この馬のハナを叩いた馬の成績をみると、オーシャンのハクサンムーンも北九州のヤマニンパピオネも見るも無残な大敗

「あれは絶対に譲らんから、共倒れになるぐらいならなんとか共存をはかろう…」と諦めさせるぐらいのネタフリを、来る日も来る日も田中健とアンバルブライベンは撒いてきたのです

Bコースのシルクロードは淀短距離ほど逃げ馬天国ではないですが、サカジロロイヤルもアイラブリリもニザエモンも一応は共存に成功しているだけに、「なんやねん…またまたまたアンバルの単騎かいな」と呻かされるシーンもありえるんじゃないかと

スピードの違いで逃げて勝っても、すぐに差しに転じようとするような風潮が強いなかで、中館さんの引退とアンバルブライベンの躍進にはいろいろと思うところもあります

本日18時更新のNETKEIBA「重賞の見どころ」では根岸SとシルクロードSの上位人気馬の血統解説をしていますので、今週もよろしくお願いします

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1/24,25の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2015-01-26 10:40:07 | POG

■『望田潤のPOG好配合馬リスト(2014)キングカメハメハ編』で望田潤が推奨したレーヴミストラル(牡3歳)が土曜京都5Rの未勝利戦(芝1800m)を勝ちました。

★レーヴミストラル(牡・母レーヴドスカー)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2012104929/
兄姉にレーヴディソール、アプレザンレーヴ、レーヴドリアン、レーヴダムール。泣く子も黙って指名するレーヴドスカーの仔で、母はSir Gaylord4×4などナスキロ血脈が豊富だから、キンカメとの配合でも柔らかストライドで斬れる中距離馬が出るだろう。

■土曜中山12R1000万下 テスタメント(ディープ・望田&栗山)

いつも書くようにキングカメハメハは配合に素直な種牡馬ですから、ブライアンズタイム牝馬との配合では確実にダート上級を出しますが、ナスキロ母さんレーヴドスカーとの配合ではストライドで走る芝馬が出て当然

デビュー戦は4角までふつうに回ってきて、しかしペースアップしたところでの、内回り4角でのアダムスブリッジとのコーナー加速力の違いが歴然すぎて笑うしかなかったです(^ ^;)

2戦目はやっぱり内回りなのでシンドイやろな~と思ってたんですが、岩田はもう最初から外回す気満々で、「1京Aやろうがインベタやろうがストライドロスはせえへんで~」という大外捲りでかなり強い2着

そして待望の外回りの今回も、「馬群に入れることは絶対せえへんで~」と外をグルッと回ってきました

岩田ぐらいの名手でも初めて実戦で跨る馬では思うようにいかないこともあるわけですが、その敗戦を糧にして、失敗を踏まえて、じゃあ次はどう乗るか、手の内に入れていくというのはそういうことでしょう

今週のセントポーリアにはやはり配合どおりの圧巻のストライドで走るドゥラメンテが登録していますが、この2頭のストライド対決はそのうち実現するはず(・∀・)

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「黄金のトライアングル」に2頭追加

2015-01-26 09:23:33 | 血統予想

昨夜調べものをしていて気づいたんですが、ダートのオープン馬を続出させている「Mr.ProspectorとRobertoとNureyev(Special)の黄金のトライアングル」に、ナニハトモアレ(ブラックホーク×アフリート)とレディルージュ(ブライアンズタイム×Kingmambo)が漏れていたので追加しておきます(大井で9戦8勝のアピアもファスリエフ×Robertoですね)

ちなみに5代内にMr.ProspectorとRobertoとSpecialを併せ持つ馬の、「ダートの重賞オープンでのコース別成績(2010年以降)」をTARGETで検索してみると

東京[1.5.4.31]
中山[6.3.2.12]
京都[4.4.2.20]
阪神[1.0.4.20]
東京1400m[0.2.3.11]
東京1600m[1.1.1.16]
中山1800m[6.3.0.5]
京都1400m[2.1.1.4]
京都1800m[1.2.1.6]
札幌1700m[1.2.1.0]
中京1800m[1.2.0.5]

Roberto的パワーを増幅しているとも言える配合パターンなので、捲りのきくコースの成績が良いのは概ね予想どおりでしたが、この東京1600m唯一の勝利が昨年のフェブラリーのコパノリッキー、さてちょっと不利なこのデータを今年も跳ね返せるかどうか

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日曜の重賞回顧~砂黄金配合のワンツー、そのカギは「黄金のトライアングル」

2015-01-25 17:25:01 | 血統予想

中山11R AJCC
◎5.フラガラッハ
○8.ゴールドシップ
▲9.エアソミュール
△10.フェイムゲーム
×12.クリールカイザー
×14.ミトラ
注6.ディサイファ
注17.ショウナンラグーン
ゴールドシップにとってタフな馬場の中山外2200mはロンスパで押し切りやすい舞台といえるし、エアソミュールも中山向きの一族だけに折り合えばいいところだろう。フラガラッハは折り合いが難しいので前半はそっと乗って追い込むしか手がない馬で、一方で最近は年を食ってマイルは忙しくなっている。それでもオールカマーや鳴尾記念の追い込みには見どころがあったし、ハイペリオン血脈が濃厚な配合だけに明け8歳でも衰えはあまり見られない。若いころのデータとはいえ、武豊騎乗時は[2-1-1-0]、横山典はこういう癖馬を繊細なタッチで御す技術にかけては今でも日本人ナンバーワンで、ここは気楽に一発を狙える立場だけに面白い狙いでは。

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フラガラッハは繊細タッチできれいに折り合って走っててゾクゾクして見てましたが(^ ^;)、上がり1位でも間に合うレースではなかったですね~

ゴールドシップはこういう上がりの競馬では今までもよく凡走してる馬で、エアソミュールが折り合って5番手からでも届かないレースですから、あそこからでは苦しかったというしかない

田辺はコパノリッキーに乗るとちょっとスローに落としすぎて後続を引きつけすぎるきらいがあって、前走なんかはHyperionを振り絞る前にタルマエに捲られてしまいましたが、フェブラリーのようにそれで上手くいったこともあるけれど、全体としてはコパノリッキーの持ち味を最大限に引き出した騎乗ではなかったというべきで、今日のユタカは4角でもう後続を突き放しにかかってました

以下NETKEIBA「重賞の見どころ」より抜粋再掲

コパノリッキー
サンライズペガサスなどが出る牝系で、母系にMr.ProspectorとRobertoとIn Realityが入るのはオーロマイスターやランウェイワルツと同じ「ゴールドアリュール砂黄金配合」。トニービン(Hyperion5×3・5)、ティンバーカントリー(Swaps4×3)と代々Hyperionが強い種牡馬が配されてきて、4角で1~2番手にいたときは[5-2-0-0]、前で受ければとにかくしぶといのはHyperionらしい脚質といえる。武豊との新コンビでどんな逃げ先行になるのか、まずはお手並み拝見。

発走前にコパノリッキー圧勝を確認していたはずの田辺は、クリールカイザーでジワッとハナに立つとそこから13.4-13.2とガクンとペースを落とし、マイラーのラインブラッドが引っかかってくるとハナを譲って番手で我慢、まんまとミトラとの行った行ったに持ち込んだのは会心だったでしょう

田辺は田辺らしい逃げで意地を見せたというべきですが、前にも書いたようにもう乗れる人なのはみんなわかってますから、あとはたとえば逃げるにしてもその馬の長所が最も光り輝くようなラップを刻むような、そんな戦略がついてくれば大きいところをもっと勝てる乗り役さんになれるんじゃないかと、外野からはそういう高いレベルの注文をつけたいです

インカンテーションは馬体の張りがもう最高で、このデキで2キロもらってコパノに負けたらもう勝つところがないだろうとコメント欄で書きましたが、スタート後に躓いて最後方、しかもそのときに落鉄してたようです…

次フェブラリーとなると、マイルのスピード競馬への対応力はコパノより落ちるだけにちょっと雪辱は難しいように思えるし、秋のチャンピオンズで期待ですかね~

コパノリッキーの配合については金曜に「砂黄金配合頂上決戦」で書いておいたので、なぜ「ゴールドアリュール×Mr.Prospector×Roberto」が砂黄金配合なのか書いておいたのでそちらを読んでいただくとして、2着グランドシチーはこれまた砂黄金配合として知られる「キングカメハメハ×ブライアンズタイム」で、これもけっきょくMr.ProspectorとNureyevとRobertoのトライアングルですから、今の日本ダート界において最強の配合パターンのワンツー

このMr.ProspectorとNureyevとRobertoの「黄金のトライアングル」によって生み出されたダートの強豪たちを改めて列記しておきましょうか

ゴールドアリュール(母父Nureyev)×Mr.Prospector×Roberto…コパノリッキー、オーロマイスター、ランウェイワルツ
キングカメハメハ(父父KingmamboがMr.Prospector×Nureyev)×ブライアンズタイム…ハタノヴァンクール、グランドシチー、シセイオウジ、キョウワダッフィー
その他…フリオーソ(ブライアンズタイム×Mr.Prospector×Nureyev)、メイショウトウコン(マヤノトップガン×ジェイドロバリー)、トーセンブライト(ブライアンズタイム×ジェイドロバリー)、ランフォルセ(シンボリクリスエス×Mr.Prospector×Nureyev)、ナニハトモアレ(ブラックホーク×アフリート)、レディルージュ(ブライアンズタイム×Kingmambo)
※ジェイドロバリーはMr.ProspectorとNorthern DancerとSpecialなのでKingmamboと3/4同血

「フリオーソはダート種牡馬として成功するだろう」と私がよく力説しているのは、Mr.ProspectorやNureyev≒Sadler's Wellsのクロスによって、自身のパワーを容易に確実に産駒に伝えることができると考えられるからで、その根拠がこの「黄金のトライアングル」にあるのは言うまでもないです

砂黄金配合頂上決戦
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/e418aabc2dea7c92cfdfd68558c09d61
フリオーソの配合~Roberto,Mr.Prospector,Nureyev,Russ-Marieのカルテット
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/fba12d7b526138bbe183ea3b0d7228fd
Roberto的ではないシンボリクリスエスからRoberto的なランフォルセをつくる方法
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/da4601dbe7ff6719549624a46946e28e

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日曜のボツ予想~マルカコマチ的イン差しで大混戦を着地したい

2015-01-25 10:19:31 | 血統予想

東海は今度は好位差しの正攻法と言っている◎インカンテーション、A.P.Indy系らしいパワーストライドは大箱向きですが、東京マイルとなるとスピード的にちょっとシンドイので春はここで決めたいところ
○コパノリッキーはマイルG1を2勝といってもいずれもマイルG1と胸を張れるペースではなく、やっぱり本質は2000m前後で息を入れて逃げたい中距離馬で、しかし帝王賞は4角まで後続を引きつけすぎてタルマエのコーナー加速力に屈してしまいました
ここはユタカがどんなペースを刻むか、ただし目標はフェブラリー連覇でしょう
☆マイネルクロップはクロペリオンほどの長打力はないですが高確率な「クロフネ×サンデー×ミスプロ×Buckpasser」で、3歳春はクラシックロードを歩んだように芝ダ兼用、ダートなら軽い馬場のほうが食い下がれそう

石清水は前売りを見てのとおり大混戦超難解、なぜこんなに難しいかというと一つはやっぱりサンデー系が多すぎるからで、ザックリ言うとサンデー系種牡馬にマイラー牝馬を配合しても、外マイルをビシャッと差すマイラーではなく1800mをフワッと流れ込むような脚質になりがちなので、そんな馬たちが準オープンの芝マイル戦にフワフワと吹き溜まっているから難しいのです
ウリウリはパワー体質でHalo捌きなので本来は機動力型で(馬のタイプは全姉エンドレスノットとそう変わらない)、外回りでも斬れが要求されないほどのドスローでインを立ち回れた昨年のように最高に上手くいくはずがないだろうと思ってましたが、それにしても外から一瞬いい脚を使って止まってしまい、土曜の京都Aは正月競馬に匹敵するぐらいのインベタになっていた印象
しかしここは行く馬が多くて、▲マルタカシクレノンなんかは揉まれなければ少々前傾ペースでもAureole魂で踏ん張るのでオッカナイのですが、ひとまず京都牝馬2,3着のようなイン差しから入るべきレースかと
◎はブレークビーツ
母ラバンディエーラは京都牝馬Sのマルカコマチの全妹にあたり自身も4勝をあげた芝マイラー、この牝系はBold RulerとTom Foolが入るので平坦向きの軽さがあって、同時にハンターコムのマイラー体型もよく伝え、マルカコマチの孫にはミュゼスルタンが出ます
この馬も母親の影響が強く、ジャンポケにもサンデーにも似ていないマルカコマチ的ハンターコム的マイラー体型とBold Ruler+Tom Fool的軽い脚捌きで、京都の良で軽く斬れた後阪神の稍でパフォーマンスを落とし、ここは池添で一か八かのイン差し、詰まったらそれまででしょうが、でも人気馬も人気のない馬も揃いも揃って1800mフワフワ脚質揃いの難解レース、マイラーのイン差しで何とか着地したい

若潮は△モーリスは中山向きやと思いますがスクリーンヒーロー×カーネギー×モガミ、血統どおりマイラーではなく中距離馬で、1600mの多頭数はちょっと忙しいのではないかと
◎ゴッドフリートはローエングリン×サンデーでHalo4×3の機動力型マイラー、同じ配合のロゴタイプが勝った朝日杯で3着、復調なったとあればトップハンデでもここから入りたい
穴っぽいのは▲プレミアステイタスで、タニノギムレットにNureyevを合わせているのでRoberto的Nashua≒Nantallah的パワーがONになっていて明らかに中山向きのパワーマイラー

西尾はフルゲートながら前が薄く、土曜と同じ馬場バイアスだとすると◎コリーヌの好位差しから入りやすい
母が強力な相似配合(Northern DancerとRibotとTom FoolとFlower Bowl≒Your Hostess)で、主にデインヒルのパワーで走るマイラー
8/10札幌2着に13年寺泊3着など、馬券に絡んだときはだいたい1400~1600mで上がり12秒戦、前走は直線馬群の中で満足に追えずじまいでしたが、あれを除けば上がりのかかる中京芝は④④①⑥②、まだ稍重発表の渋化残りの馬場もプラスでしょう
最終レースははこれから考えます

「No.1予想」ではAJCCを、「馬券総合倶楽部」ではAJCCと京都8Rを予想していますので、日曜もよろしくお願いします

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